間違えるもんなのか？

パパさんが、熱心に言う。
最近の飲み物は、デザインがなかなか凝っている、と。

ジュースなんだか、化粧品なんだか、パッと見だけでは判らないものが多くなった。
色合いも、半端な感じで。

　はぁ、そうですか？

そうなんだよ、本当に、間違えるんだよ。
というか、間違えたんだよ。

そう言って、あたしに差し出したのは、つい最近あたしが購入した乳液。
全体が、淡いアイボリーがかったひよこ色。
　　美麗肌やわらかクリーム　　豆乳

ちっこい文字で「角質層にみるみる浸透　スベスベ・サラサラの肌に」と書いてある。
そして（ここが重要）中身が半分になっている！未使用なのに。

あなた（あたし）が、こんなデザインのものを買ってくるから、わたし（パパさん）は
間違えて飲んでしまうところだったじゃないか。
気をつけてくれたまえ。
　　
　　（えっ？そう来るの？）

言われたことを要約すると、美味しそうなものが流しにあったから
コップに汲んで、飲もうとしたらヘンな味がした、というのだ。

それに返答した、あたしのひとこと。

・・・・みつれない（別名、ほいとたかり＝でも、ニュアンスが違う）・・・。

意味が分からなくても、雰囲気、ってことで。
ぴったりの言葉が、標準語にあるかどうか。
意地汚い、とも違うし、みっともない、とも違うし、ケチってのも・・・違うなぁ。
うーん、説明不能。

いや、気の毒だとは思うんだよ。
思うけど、他人のものを勝手に飲もうとした時点で、ごめんなさい、だろうがよー。
ジュースの何十倍も高額なのに、せめて「ごめんね」と、言ってくれぇぇ( Ｔ△Ｔ)
と、内心思ったのです。

かくいうあたくしも、なんとも「みつれない」ことです。
まぁ、痛み分け、ってことで　(^▽^;)>゛ てへへ