写真って、いいなぁ

「あなたが２００６年１０月うんぬんあたりにアップした写真です」
と、数枚のサムネイルが表示されていた。

あぁ・・・・こんなの、撮ったなぁ。
一生懸命、構成を考えてカメラを回したり自分の立ち位置を考えたりして。

懐かしく、その頃のことがぶわ～っと脳裏を駆けめぐり、思わず涙がにじんだ。

あのときは、まだたくさんの子ども達に囲まれていて。
母も生きていて。
家族でわいわい、美術館に行ったり映画を観たりキャンプをしたり。
当然のように「秋を探しに」出かけたり。
ランプの宿、あっちの山、こっちの渓谷。

そういえば。
水害の後始末に追われて、くたびれて眠った今朝の明け方に、ねぼけて考えてたっけ。

あれ？おじいさん、どこだ？どこに居る？？

母さん、この忙しいのに、どうして居ないの？？


携帯の目覚ましが鳴って、そのまま携帯を止めて、あれ？と気付く。
そっか、二人とも、もう（本当に）居ないんだった。
いくら忙しくても、あたしは一人で頑張らなくちゃいけないんだ。

なんとなく鬱の気分で覗いたｇｏｏの、その「自分がアップした写真」で
だんだん、元気と勇気が湧いてきた。
あたしは「そういう生活」を、確かに送っていたんだ。そうだ。そうだよ。

早く元の生活に戻して、大工さんにも催促して。
もう、修理は依頼してあるのだが、なにしろ「辺り一面水没状態」なので
催促した家から取りかかっている？らしいから。

ｇｏｏさんの思いとは違った受け取り方をしたのかもしれないけど。
ｇｏｏさん、思い出させてくださって、ありがとう。
すごく励まされました。
嬉しかったので、一言、言いたかった。
どこに言えば良いのか分からなかったので、ここに書きます。