朋友(ほうゆう)ママの心の動きを知るblog

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【心身症】について

2021-11-03 15:53:06 | 心理スタディ

2021年11月3日

こんにちは。今日は文化の日だと言われているが、正直ピンとこない朋友ママです。

明治天皇の誕生日だという事は聞いていて、この日は「晴れ」の日が多いという事だけは豆知識として入っているくらいで・・・。

今日は祝日だけど、娘たちは仕事で朝から出勤しているので、感覚としては普段通りである。

 

昨日告知していた【心身症】について綴っていこうかと思う。

日常生活において、仕事や対人関係などで心理社会的ストレスに無頓着や無自覚な場合に発症・悪化することが多く、

症状としては、身体の痛み(頭痛・腹痛・腰痛など)・吐き気・だるさなどが目立つ。

心療内科で着目するのは、生活習慣や行動、そして性格や考え方などを聞き出し、

本人はストレスによって身体に影響を及ぼしているとは思っていない人が多くいるので、先ずはそこに気付いて貰うことから始まる。

サスペンス劇場で有名であった夏樹静子さん(すでに他界している)は、長期間腰痛に悩まされていた。

本人は、心因からきているとは思っていなかった。

小説で『心療内科を尋ねて』という本があるので興味がある人は読んで貰うと理解できるかと思うが、

【心因的疼痛(とうつう)】であったことが判明した。

【心因的疼痛】は、長期間悩まされてきた人に「脳」が痛み癖を学習して、原因が無くても痛みを感じることがあるという。

なので、先ずはストレスによって身体症状が出るという事は自然現象であることを受け入れて(認めて)

『今、腰が痛いんだよね。一寸仕事のしすぎかな?それに気付くために「痛み」という反応を起こして知らせてくれたのかな?有難う』という風に捉えて仕事をセーブしたりすると痛みが軽減することもある。

【心因的疼痛】を患う人は、頑張りすぎる人物事に対してのこだわりがあったり融通が利かず頑固であったりするので、今の症状を素直に受け入れられずに『これは気のせいだ。もっと頑張らなくてはならない』と言い聞かせて負荷をかける心の癖があると思う。

夏樹静子さんの小説にも『一番大切なものは健康な生命』だと綴られている。

こだわりを捨てて覚悟を決めると、周りの状況が変化して、自分の見る目も変わり、

自己主張を大切にして、自分の心と向き合うことで精神力を鍛える訓練になるとおっしゃっている。

『なるほどなぁ~』と思いつつ、なかなか実行に移せていないことを感じる私だが、

もし、思い当たる人がいるならば、たまには「頑張り」や「こだわり」を手放して充電して欲しいなぁ~と思う。

スマホの充電が切れる感覚と同じだからね。

充電がたくさんあるとサクサクと行動できる時間が長くなり、切れそうになったらたくさん充電するように心がけるだけで【心身症】から脱出しやすいきっかけになれば嬉しい。

誰のためでも無く、自分のために行動して欲しいと願う。

自分を幸せにするのも不幸せにするのも自分次第だからね。

人生一度きりだもの、自分を幸せにして『生きてて良かった~』と言えるようになって欲しい。

 

『今日も、必要な方にこのメッセージが届きますように・・・』

 

明日は、【セロトニン】について綴っていこうかと思っている。

神経伝達物質として必要なものだけど、不足すると日々の生活にも支障が出るものなので、上手に分泌できるような簡単な行動を伝授したいと思っている。

【セロトニン】も、ストレスに関わる大事な事柄なので良かったら読んで欲しいと思う。