pacyの危ない天使(矢沢永吉ブログ・クレイジーケンバンドブログ・グルメブログ)

2005年4月3日~自由・気ままに好き勝手な事を綴っております(笑)

今年で何年目だぁ???

蓮池透著「拉致 左右の垣根を超えた闘いへ」

2013年05月02日 | アホな北朝鮮
北朝鮮による拉致被害者・蓮池薫さんのお兄さんである
蓮池透さんが書いた本である。

これはね、1月だったか2月だったか毎月新潟へ
介護の手伝いに行っていた時、帰りの新幹線内で
読もうと思って買った豚の料理人藤本氏の
本の横に陳列されてて、
文庫本のように薄く、価格も安かったので一緒に購入。

その間に何回か読み直して、このブログにも
アップしようと思っていたんだけど、機会を逃し

現在、拉致被害者家族連絡会を退会して、距離を置いている
との事で。

お兄さんの主張は「北朝鮮に対する圧力だけでは
この問題は解決しないのでは」との主張。

読み終わって・・・・

「なるほどなぁ・・・確かに圧力だけではダメかもなぁ」と。

それは何故か?

この本の中にも出てくるが、金ヒョンヒ死刑囚の言葉、
「北朝鮮の自尊心を傷つけないように、その心を動かす
 方法を考えるべきだ」との意見。

その通りなんだよねぇ・・・あの半島の人(南も一緒)は
世界一自尊心・プライドが高い民族なんだし

あと、印象的だったのが、蓮池さんのお母さんが
自分の息子さんが北朝鮮から帰ってきて、例えば街中で
笑顔で歩いていると、「めぐみさん達の問題がまだ
解決していないのに」と言われ、逆にしょぼくれた顔を
していると「嬉しくないのか」と言われ、「自分はどういった
顔をして街中を歩いたら良いのか判らない」とこの
アンバランスな状況に苦しんでいるとの綴り。

今の自分の考えは、お兄さんの意見と同じかな・・・

安倍政権が掲げている「対話と圧力」、この問題解決に向けて
今現在も水面下で進行していると願いたいけど、
核や問題で止まっている印象だし

この本で、これだけは反対だなぁと思ったのは
横田めぐみさんのご両親は孫のヘギョンちゃんに会うのに
北朝鮮へ行っても良いのではないかとの意見。
それがもし実現するのなら、お兄さん自身も同行する覚悟だと。

自分の意見としては、これは危ないと思う。

あの国はそんな状況になったら、何をしてくるかわからない。
ヘタをすると、昔アメリカの女性国務長官(オルブライトさんでしたっけ?)が
北朝鮮を訪問した時、競技場全体を動員された人民による
絵文字で歓迎していたけど、そんな同じ状況をやらかし兼ねないのでは。
動員された人民も何故やらされているのか、判らんだろうし・・・



早くこういった場面がまた実現して欲しいよね・・・・

お兄さんが以前に書かれた本「奪還」の中で
「弟がどういった人間になっているのか、自分が注意深く観察
 しなくてはならなかった」との綴りがあったけど、の中でも
そういった表情が読み取れる・・・・


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2 コメント

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Unknown (バーテル)
2013-05-02 11:39:40
約束を平気で破るたちの悪い民族なので難しいですねぇ
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バーテル様 (pacy)
2013-05-03 09:38:01
それプラス、なんでも自分達の都合の良いように物事を解釈するご民族ですわな

まぁ一度は韓国は行きたいとは思っていますが
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