続・床屋の穴掘り。

王様の秘密を知ってしまった床屋のように、時には穴を掘って思いっきり言いたいこともある。そんな日記。

風邪で欠勤。

2011-01-10 06:59:08 | 働く人々。
先日、風邪が原因で職場で発熱し早退したのであるが
熱は下がったものの胃腸に来ているようで具合が悪い。
胃が気持ち悪いし、腹の調子も芳しくない。

本日は出勤予定であったが、シフトを見たらてんこ盛りの出勤具合。
私に仕事が回ってくるのだろうか?と思われる人数だったので
休ませてもらう事にした。

そこで部署へ連絡を入れたのだが、留守電が解除されておらず
始業時間ギリギリまでかけ続けても繋がらない。
始業後すぐに朝礼とミーティングがあり、部署から人がいなくなるので
終わった頃にまたかけてみるか。。。と思っていたら、
始業時間ジャストに携帯に連絡がきた。
どうやら今日は朝礼その他は省略、もしくはすぐに終わったらしい。

出てみると、私と同年代の女上司からである。
挨拶もそこそこに、何回も連絡したが留守電で。。。と事情を説明したが、
始業時間を一秒でも過ぎた事に対して上司はキレており、
「はあ?他の内線にかければいいの知らないの?」
と取り付く島も無い。


いや、知らないッス。
入って間もないから欠勤連絡したの初めてだし、
始業時間までに留守電解除されてないって事自体も今まで無かったし、
毎回席が変わるので全席の内線番号も覚えてないし、
情報管理が厳しいので、もちろん内線表なんて持ち帰れませんしー。



と少々カチーンと来た。
しかし、当日欠勤する事については全面的に私が悪いので
とりあえず連絡が遅れた事を詫びると、今度は
「で、お腹の調子が悪いって何なの?下痢?下痢って事?」
と大声+あからさまな表現でイライラと聞いてきた。


あのー、
恐らく自席からの連絡(フロアは携帯持ち込み不可)だろうから
周囲に人いますよね?
この年になれば、部署のみんなに腹具合悪いのがバレた所で
ダメージでかいとか羞恥プレイ!なんて思わないけれど、
若い女性だったら可哀想だぞ?
っていうか、若くないからってそりゃねえだろう。
周囲の人達も、何が悲しくて「今日の私の腹具合」を強制的に
知らされなくちゃならないのだ。
生理痛とか他の理由で腹が痛いなら、ちゃんとそう言うわい。
せっかく人が気を使って婉曲な表現してるんだから気づけYO!



と、またもやカチーンである。
この女上司は、普段はわざとらしいレベルで人当たりと愛想がいいのだが
(宗教の勧誘の人や、保険外交員のような発声と話し方なのである)
ちょっとでも自分の思うようにいかない事があると、瞬時にキレる。

例えば、ある古株スタッフが数時間遅刻した事があった。
そのスタッフは
「午前中だけ」「朝からのフルタイム」「昼からのフルタイム」「夜だけ」「通し」
と全ての時間帯が織り交ぜられたシフトで動いており、
うっかりシフトを一日ずれて見てしまい出勤時間を勘違いしてしまったのだ。

普段から勤怠良好で仕事にも責任感がある人なので、
他のスタッフはみんな「何か事情があるか、勘違いしてしまったのだろう」
と思い、また仕事もかなりヒマで困る事も無かった為に
のんびり構えていたのだが、女上司は違った。
傍から見て明らかにわかる程イライラピリピリしており、
何度もその人の携帯へ電話をかけていたので
「ああ、事故に遭ったのではないかと心配しているのだな」
と最初は好意的に見ていた。

結局、その人自身が
「すみません、午後からの出勤と勘違いしてしまって」
と連絡を寄越して一同はホッとしたのであるが、
その連絡を聞いた瞬間、女上司がチッと舌打ちをし
「。。。二度とシフト入れねえぞ」
と小声ですごんだのを私は聞いてしまった。
その調子がいかにも「私をコケにしやがって」的なものだったので、
表面上はいくら優しそうに振舞っていても、
腹の底はわからないものだとその時思ったのであった。フリーザ様かYO!

。。。というような事を思い浮かべつつ、キレているのを受け流し
一応社会人の嗜みとして声音だけ申し訳無さそうにしていたら
つい最近三人立て続けに辞めた事を思い出したのだろうか、
急に
「うん、いいのいいの♪
 きっと留守電になってたからだろうな~って思ってたし♪」
と高い猫撫で声で言い出したので、その豹変ぶりの方が怖かった事である。
そして、よっぽど先日早退する際に別の上司(女上司の上司に当たる)に
「無理してきて早退するよりは、朝連絡して休んでください。
 構いませんから」
と言われた事を伝えてやろうかと思ったが、後々面倒そうなのでやめた。

この上司に好感が持てない所は、スタッフに厳しくしようとする所ではなく
「私に管理されなさい。私と私が決めた事に逆らうのは許さない」
という態度なんだな、と今日は実感した。
先日早退した時や抜歯した時等に、マメに見舞いのメールをくれるので
「親身になってくれる上司」なのかと思いきや、
どちらかと言えば「何でも把握してスタッフの事を管理したい」
タイプなのかなあと思えてくるのが残念である。

女性の上司はやりづらい、日によって気分が違うからやりにくい等と
聞くたびに「そんな人ばかりではあるまい」と個人的に思うのだが、
私の上司のような人々が管理職で頑張る女性の評判を落としているのか
と無責任な感想を抱いてしまったりもするのである。

そして、少し前に職場を賑わした話題である
「三人連続の面談当日退職」
の原因の一端が垣間見えた気もしなくもない一件であった。
ああ、そういやまだ面談もしてないわ。何だかやりにくいなあ。




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