考えてみたら

今の今までよく今回のコロナウイルスみたいなものに、苛まれずに過ごしてこられたものだ、と思うほうが正しいような気がしてきました。運よく、どなたも死なずにこられただけのことで、今後こんなことはしょっちゅう起こるのかもしれない。

市中が静かになってる風景も「今だけ」って思いたがるものだけれど、きっと違うね。これからは「時々こうなる」さなかでもで持ちこたえる経済様式と、それに追従する雇用形態でなくちゃ、「再び連鎖倒産の危機」が毎回やってくることになっちゃうわ。

「滅多にないことだから」と思いたがっちゃうけれど、地震だって水害だって、近年のこの頻発振りは「想定外」とかいってらんなくなってる。

自然現象に謙虚に向き合って、手抜かず正対して生きる姿勢が、全世界的に求められるようになるね。「サスティナビリティ」なんていう難解な着想でなく、「自然に対して検挙に」でいいと思う。洋風な「自然は征服するもの」ではたぶん負け越す。今回も負けたしね。