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昨晩テレビでやってました
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。冒頭シーンから涙目になる。主人公が大学の自己紹介シーンを終えたらセーターを腰に巻いてる訳を今更意味が分かる。私はそういう風に映画を見てなかったんだなって思う。サークルの気力の抜けた感じとかうまく映ってるなあ。自分も他人もお互いに知らない町で、本屋に通って、無下にあしらわれる感じ、覚えがあるなあ。でもそれを撮ってる監督の着眼点も素敵。見栄はって、自分の見え方なんてものまで気にしちゃってた時代。自分の位置が全然決まってない時代。居場所がはっきりしない時代。なにかになりたくて、なんにもなんにもなっていない時代。
「言ってない」ところに、「気持ち」が「態度」で「返事」になってる映画。
田辺誠一こと山崎先輩がバックヤード開けるシーンとか、心臓が痛いわー。痛いよー。昔のエッセイに書いたのはなんとエッセイナンバー17。今と全然環境が違ってる時に見てた映画。仲間も家族の量も。なのに映画は一緒。なのに見え方が違う。
「このカバーかけたの誰だか分かりますか?」
「どんな人ー?」
「素敵な人。」
楡野卯月はそういいました。事件っぽい事件は起こってないけれど、心臓が爆発しそうにバクンバクン鳴っちゃう映画。ああああ、もう、映画って。映画って、もう!もう!
http://www.pandaking.ne.jp/pt/e17.html