Burning Pavilion Part3

日常のもろもろ

訃報

2009-12-25 22:47:33 | 音楽
先程、浮かれてブログを更新しましたが、ユニコーン、ジョンとヨーコにゆかりのあるアーティストがまた一人去っていきました。

フジファブリックによるジョン・レノンのLoveのカバーは他のどんなバージョンより素晴らしいと思う。もちろんオリジナル曲も素晴らしい。
これからの日本のロックを牽引して行くであろう才能ある若いアーティストが若くして亡くなってしまい非常に辛い。
今年はなんて年なんだろう。


人気ロックバンド・フジファブリックのボーカル&ギターの志村正彦さんが24日、29歳の若さで急逝した。バンドの公式サイトで25日付で発表されたもので「検査の結果は病名不詳」、所属レーベルも「現時点ではサイトに載っているものが全ての情報です」としている。葬儀は近親者のみで執り行う予定。

 突然の訃報で今後の活動は未定だが、残ったメンバー3名(金澤ダイスケ・加藤愼一・山内総一郎)は音楽活動を継続する。今後予定されていた29日(火)のイベント『RADIO CRAZY』(インテックス大阪)及び30日(水)の『COUNT DOWN JAPAN 09/10』(千葉・幕張メッセ)の出演は見合わせる。

 志村さんが最後に更新したブログは今月10日付。「1ツアーに1回は必ず風邪をひいていた過去のフジファブリックですが、最近全然ひきません。体調もかなり良好です。どこも痛くも痒くもない。インフルエンザが流行っているみたいですが、僕らは大丈夫です。ここまで健康だとなんか…年末にこう…風邪が来そうで怖いのです。まあ、ひいている暇など微塵も無いのですが」と綴っていた。

 フジファブリックは2000年に志村さんを中心に結成され、2004年にメジャーデビュー。詞・曲ともに楽曲のほとんどを志村さんが手掛け、これまでにシングル11枚とアルバム4枚を発売。オリコン初登場8位を記録した4thアルバム『CHRONICLE』(5月20日発売)が遺作となった。



今年もあと6日part2 ~ユニコーンとジョンとヨーコと一人バンド

2009-12-25 21:55:09 | 音楽
ミュージックステーションの特番にユニコーンが出演。
4時間の長丁場のため、いつ出てくるかわからず、ほかの番組といったり来たりでしたが、テレビの前に張り付いてました。ぁ~中学生に戻った気分ですが。
ユニコーンはTVでもカラオケを使わず生でライブをやるので見逃せないんですよね。

で、WAO!をやりました。
まさに順当だと思います。28日のCOWNTDOWN JAPAN 09/10でやるであろうあの年末ソングはライブで特別にやるんでしょうな。

WAO!はまさしく今年のユニコーンを象徴する曲でしょう。
激しく盛り上がる曲だし。今年はCDで、ライブで、DVDで何度聴いて見たことか。そして自分たちのライブでは欠かさずやった曲でもあり、挙げ句の果てに後輩の結婚式の余興でも歌詞を変えたりして歌ったからな。。。
そんなことやその他今年1年の諸々を、TV見ながら思い出しました。
いや~よかった。


そして、9時からは金スマでオノ・ヨーコ特番が入ってますね。
2時間に渡ってヨーコをゲストに招き、再現VTRを交えつつ、ジョンとの思い出を聞く。これは快挙では。
目の前で最愛の夫を殺されたという、想像を絶する悲劇。これを再び公衆の面前で見せるのは酷だとは思うが。
共にこの出来事を思い、理解すること、これもヨーコの作品と思いたい。

ここ1,2年、若い男性タレントと一緒にいるヨーコが嬉しそうなので、どんどんスマスマとかこういう番組に出て元気でいてもらいたい(笑)。



ということで、今年最後の一人バンド。これがほんとの最後の残りっ屁です。

ユニコーン R&R Is No Dead
ビートルズ Golden Slumbers ~ Carry That Weight ~ The End


以上は先日既に公開している分ですが、さらに完成させた分↓。

トッド・ラングレン Love Of A Common Man
先日ライブ画像を紹介した1曲。新緑の時期とその儚さを思い浮かべる曲です。76年の作品。

細野晴臣 薔薇と野獣
73年の作品。73年の日本でこのような曲が生まれていたこと。知らないだけだったけど、初めて聴いた時は衝撃でした。ベースは何度もコピーしてましたが、ようやく雰囲気を少しだけ表現できるようになった気がします。
他の曲はオリジナル盤を聴きながら録ってますが、この曲は記憶のみでやってます。再現不能なところは無視(笑)。


上記2曲はこちらから。


ライブ告知です。いよいよあさってです!!。
今年もあともうすぐ終わりますが、良いものお見せしますんで是非盛り上がりましょう!。

CANNONBALL JAPAN 09/10

・2009年12月27日(日)Vinnies Bar(札幌市東区北1条東12丁目オリンピアボウル地下1階)
 開場 18:30 開演 19:00 CANNONBALL出演時間 20:20~20:50(他2バンド出演)
 入場料 \1,500-(1ドリンク付、+1,500で飲み放題)
 会場HP: http://vinnies.info/




今年もあと6日 ~ポールのNYライブ盤と微妙にクリスマスネタ

2009-12-25 00:47:57 | 日常
もう明後日ライブとは…あっという間。
順調に場数を踏んでいるような気がするものの、今年は実は集中的に4回やったくらい。それでも多いっていう方もいると思う。
去年は順調じゃなかったように見えて、実は2バンドで7回もやっていた。
その違いは各回、前ダメだったところを直さなきゃと、力みがあった去年と、緊張感がありながら練習の積み重ねからきた安定感に自信を持った今年、というところか。変な慣れが出てきたところで、今回まで間が空いたからなかなか緊張感があるけど、なにより久々のライブにワクワク感がある。ライブが出来ることが単純に嬉しい。


ところで、書きたかったもののしばらく書けなかったポール・マッカートニーの最新ライブ盤の感想。
「Good Evening Newyork City」というタイトルのライブ盤。日付や場所などのデータは敢えて書きませんが、確かに特別なライブだからとはいえ、わざわざニューヨークという場所でやったライブを盤として残すのはやはり特別な場所だからなんだろうか。やはりどこかでジョン・レノンを意識しているからじゃないかと思うんだけど。

そんな見方もありますが、単純に内容が良い。
2002年から不動のメンバー。7年も一緒にやってきたメンバーだから演奏が悪いはずもない。だが、いくらなんでも似たり寄ったりのセットリストにいい加減飽きが来ないんだろうか?と思いきや、2002年のライブ盤から半分くらいは入れ替わっているようです。
ビートルズばっかりと、マニアには不評なセットリストですが、disc1なんか、意外なことにほとんどソロかウイングス時代の曲。ビートルズ曲もウイングスのライブで取り上げられた数少ない曲も含まれているためさらにその度合いは上がります。
問題のdisc2は残念なことに1曲を除き全てビートルズ曲(「平和を我らに」は、なんかセットリスト云々を超越してるのでカウント無し)。ほとんど代わり映えしないと思いきや、アイム・ダウン、デイ・トリッパー、ア・デイ・イン・ザ・ライフまで収録されている。ペイパーバック・ライターも93年の円熟し過ぎたものよりロックしていてカッコイイ。

なにより、ポールのボーカルでしょう。
2002年も驚きの還暦と言えるボーカルですが、今回のは驚きの67歳。じじいのライブ盤とは言わせません。
合間合間に出ていたDVDも含めて、2000年代のライブ盤では一番カッコイイです。ロック色が強く、シャウトが多いからなんだと思う。
2001年の本格ライブ活動復帰前夜の作、コンサート・フォー・ニューヨークシティの(この時、既にニューヨーク作品登場)アイム・ダウン、レット・イット・ビーの枯れ果てた感じとは雲泥の差です。


とはいえ、ヘビロテとはならないのは、89年以降に演奏された曲ばっかりだからなんだろうか・・・。
海賊版もだいぶ見たけど、この7年の入れ替わりは、全然少ない。
ま、でも相当良い演奏なんだから、この年末年始にゆっくり堪能します。

先日のヨーロッパツアーでもちょこちょこ入れ替えがあったけど、これはヒット。
新曲と、オブラディ・オブラダ、後半にはワンダフル・クリスマスタイムまで投入。
オブラディ・オブラダはいつやってもおかしくないと思っていたし、いつになったらやるんだろう(ゲッティング・ベターやユー・ウォント・シー・ミーをやってこれがないのは不可解)と思っていたらついにやった。
あと残ってる大物ビートルズナンバーはオー・ダーリンぐらいか。ユー・ネバー・ギブ・ミー・ユア・マネーもそろそろ正常なアレンジでやってほしい。
あと、ヒア・ゼア・アンド・エブリホエアをアコースティックでさらにファルセットなしで歌うのどうにかならんかな…。あのアコーディオンが違和感ありあり。ミッシェルも同様。
バック・イン・ザ・USSRももういいな。Disc2入れたらすぐ出てくるのこれかエリナー・リグビーってもう定番だもんね。

と、脱線しまくりですが、ワンダフル・クリスマスタイムのセットリスト入りはなかなか話題になりました。
売れなかった曲なのに珍しい。と思っていたけど、UKでもクリスマス時期には街でかかりまくり、クリスマスコンピレーションCDの常連なんだろうか。
CDの売上などでセットリストを決めている節もないですかね。
フレイミング・パイから2曲も取り上げてたり、バンド・オン・ザ・ランからは4曲も入ってますからね。どうせならカリコ・スカイズはもう良いのでビューティフル・ナイトやってくれ。
あと、カミング・アップが入らないのは珍しいけど、数少ないソロ曲なんだから外して欲しくないですな(ボーナスディスクには入ってました)。

また脱線しましたが、ワンダフル・クリスマスタイムはウイングスの最後のツアー以来30年ぶりの演奏だそうです。どんどんそういうのをやって欲しいものです。もう20年くらい言ってますが。
とはいえ、93年にレット・ミー・ロール・イットが取り上げられた時はそんなに嬉しくなかったなぁ(まだしつこくやってるし)。
75~76年ツアー期のヒット曲が見事に外されてるのが問題なんだよな~。あの輝いていたころの珠玉のナンバーが。やったのレット・エム・インぐらいか。
そんなんじゃなくて~!。とお嘆きの方も多数おられることかと。
ワンダフル・クリスマスタイムときたら、グッドナイト・トゥナイトだろう(30年ぶりにあの曲を!と聞いた時、実はこっちだと思いました)。
せっかくのセットリスト入りだけど、期間限定だろうからもう2度とやらないかもしれない…。

2002年のライブ後半、バンド・オン・ザ・ラン、メイビー・アイム・アメイズド、レット・エム・イン、マイ・ラブが続けて演奏された時(実際はメイビーの前にビートルズが1曲入ってました)の感動もまた格別でした。これはウイングスコーナーなんだなと。すぐ終わったけど(笑)。


なんだか最後は感想と言うよりはほぼ愚痴ですが、ポールファンはたぶん同じ事言ってると思うので(20年くらい)、こんなもんだと思って下さい。要するに、ウイングスの曲をあと4曲(心のラヴソング、しあわせの予感、あの娘におせっかい、ジュニアーズ・ファーム)でもやってくれれば、誰も文句は言わなくなるかと!(笑)。


最後にライブの告知と一人バンドを貼ろうと思いましたが、こんな長い文読まない人の方が多いと思うので別立てします(笑)。