明日が締切の仕事をする。あまり時間がない。
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10月から日経を止めている。しかし土曜日と日曜日だけは取っている。
ちゃんと昨日と今日、届いた。
昨日は夕刊も届いたので、ちょっとびっくりした。
連載小説は平日分は勿論読んでいないので、飛ばし飛ばし読むことになる。しかし概ねこれで筋が分かるので大丈夫だ。
土曜日は詩人のコラムにいつも目を通す。そこに上げられる詩を読んで、やはり分からん、と独り言を言うのがルチーン。
日曜日はもっと充実している。
阿辻先生の漢字学には必ず目を通す。今朝のテーマは「温故知新」の「温」がなぜ「訪ねる」という意味になるかということだった。
中閉じの日曜別冊も相変わらず素晴らしい。
そこに多和田葉子さんが投稿している。この方は作家だが、ドイツ語でも確か作品を発表している才女だ。
今「才女」という言葉は差別用語になるのかな。なら「才人」だ。
さてその多和田さんが春樹ちゃん一緒にノーベル文学賞の候補にあがっているという記事を日経で読んで驚いた。
それほど評価が高い作家だったのか。
この人はエッセイとか投稿記事は時々目にするので、面白い人だなとは思っていた。
そのノーベル文学賞だが、春樹ちゃんが取る確立は高い。
もし取ったときに、まずそれを受け入れるのか断るのか。そこに関心がある。
もし受賞を受け入れると、日本では文化勲章授与がくっついてくるので、ちょっと面倒なことになる。
春樹ちゃんはパヨクとは言わないけど、明らかにリベラルシンパだ。大江健三郎ほどではないけど、権威とか特に現安倍政権に対する反感は強いと思う。
文化勲章の授与は、今は天皇陛下が直接されるが、少し前までは総理大臣が手渡していた。
今、それはないとしても、授与式には安部総理も当然列席するだろう。
そんな場に春樹ちゃんが出たら、世の中のパヨクは発狂するのでは。特に内田樹ちゃん。
見物だな。
ま、大江健三郎と同じように断ることになるだろうけど。今問題となっている愛知トリエンナーレのことも加わって、一騒動ありそうだ。楽しみだな。