昨日は図書館で調べ物をして、その後焼き鳥屋Dに行った。
調べ物と言っても、企業名が掲載してある雑誌の表を見て、DMの送付先候補を選んだだけだが。
昼過ぎに歩いて行った。1時間ちょっとかかったかな。
この図書館は市立図書館だが、○○市立図書館などという名前ではなく、○○パークなどと気取っている。
流石に命名権の販売まではしてないが。
ここにはかって市立病院があった。50年近く前、そこで盲腸を切って貰った。
看護婦さんはみな綺麗で、例の看護帽を被っていた。ナースキャップとも言うようだ。
古き良き時代のことです。
ナースキャップはほぼ絶滅したね。
マニュアル車みたいのものか。
病院はそこから歩いて20分くらいの川沿いの土地に移り、この図書館ができた。その前の図書館は、皮の反対側にあった。そこは今は児童館のような利用をされている。らしい。使ったことないので。
昨日の図書館。私は新聞などが置いてあるコーナーの席で資料を広げて作業をしていたが、他の利用者は閲覧、読書、と言った雰囲気。
全員、私より年上。引退生活者であることは歴然としていた。家にいてもやることがないのか、その理由は分からない。昨日は土曜日だけど、引退生活者には週末も平日も関係ない。
私も半分、そんな感じの生活振りだけど。
とはいえ、来年から「新米経営者」のつもりで本業の売り込みをするつもりなので、気分は「現役」だ。
うるさい子供や臭い浮浪者もおらず、静かでいい図書館だった。
私は昔住んでいた首都圏のとある区立図書館は、新聞、雑誌コーナーはホームレスの人達がいつもいて、とにかく臭かった。彼らは特に本や雑誌を読むわけでもない。ただ、そこで存在しているだけだ。
寒い時、暑い時は、これも仕方ないかも。何と言ってもただだから。私もまかりまちがえばホームレスになっていたかもしれないし、将来そうならない絶対的な保証はない。
5時ちょっと前に作業を止めて、川を越えていつも行く焼き鳥屋Dに向かった。
ここは5時開店だが、既に先客が2組ほどいて、私が入る直前に一人のれんをくぐった。私はその人の後カウンター席についた。するとおばさんが一人私の直後に入ってきて、カウンター席に案内された。
結果的にこの三人がそろってカウンター席に同時着席という景色が展開された。これは珍しい。
その後も、間を置かず別の客が何組も入ってきて案内され、更にその後の客は満席ということで断られる始末。
何とも人気店だ。
安くておいしいし、店員もきさくなので、当然といえば当然。
この店を見ていると、店が繁盛するには難しいことはなにもない。安くて、うまくて、店員も丁寧で、居心地がよければ放って置いても客が来るのだ。
昨日とある記事で、飲食店は場所が全て、という記述があったが、そんなことはない。と改めて思った。
実際、私が住んでいる地方都市は、皆さん車で移動するので、店がどこにあるかは全く問題にならない。
むしろ駅前のほうが大した店がない。
いい店はすぐ「見つかり」、あっというまに評判が広ある。
美味しい店は繁盛し、美味しくない店や、横柄な店はあっと言う間になくなる。
素直な商売だと思う。
さて、今日もDMの作成準備で一日を過ごすことになりそうだ。
ただ天気もいいので庭の掃除をしなければ。これがなかなか楽しいので、苦にならない。
私もいい年の取り方をしているようだ。
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これまで家計簿というものをつけたことがない。
いつも支払は私用も仕事用も全て同じVISAカードでしている。
最近は iD を利用している。これはとても便利。アップルウォッチを手首に巻いていれば、財布もカードもいらない。これで支払っても請求は同じVISAカードに来る。
ということで、毎月のVISAの利用履歴を見れば、基本的に支出明細は全て分かる。
これ以外の支出は、個人の銀行口座からの自動引き落としと現金払いだけだ。
会社の経費は全て領収書を添えて税理士事務所に送っているので、把握はされている。自分は滅多に明細を見ないけど。
私用の支出は、実はあまり把握してなかった。
というのもVISAの引落額には会社の経費の分も含まれているので、その金額を見ただけでは、今月、私用にいくら使ったかは分からない。
勿論、その中から会社経費分を引けば分かる。しかしそんな細かい作業はしない。面倒だし、それで何か価値が生まれるわけもないと思っているから。
これに加えて、毎月会社から振り込まれる役員報酬というものが、実際の報酬金額に加えて、私が個人として会社に貸したお金の返済分も含まれているので、正確に毎月いくら稼いでいるのかもこれまでよく分からなかった。
勿論税理士事務所は全て把握していて、この報酬部分のみを対象に所得税の計算をしている。
違法なことをしている訳でも、どんぶり勘定の経理をしている訳でもない。
あくまでも自分が自覚的に把握していないというだけのことだ。
しかし、おそらく来月あたりに、一度会社貸付の残額を全額一括して返済してもらうことになるので、後の毎月の入金が純然たる労働の対価となる。
家計という意味で、これが正しい家計収入だ。
ということで、個人としての実際の毎月の支出がいくらになるのか、把握しないといけないな、と思いはじめた。昨日あたりからね。
で、先ほど11月分を洗い出してみた。
すると思った程ではないことが分かり、ちょっとホッとした。
これなら来月以降も、within one's means で生活できそうだ。貯金する余裕もありそうなので、その分は実際にどこか別の口座に積み立てようかと思う。
今、ほぼ残額ゼロにしている信用金庫か、三菱UFJか、あるいはジャパンネット銀行を貯金箱にするか。
ちなみに計算した結果だが、毎月の主出は収入の三分の二程度になりそう。
そうそう。大事なことを忘れていた。
私はレシートは大小構わず全て保存することにしているので、カードだろうが、現金だろうが、裏付け資料(英語でいう supporting documents)は漏れなく揃う。
しかし、希に現金払いで、レシートをくれないところがある。
昨日行った焼き鳥屋がそれだ。勿論言えば領収書を書いてくれるが、流石に会社の経費でもない私用のときに領収書を書いてくれ、とは頼みづらい。
これは別にメモっておいて、月末の計算のときに算入しないと。忘れずにやろう。
ところで飲み屋は結構レシートを出さないところが多いね。なぜだろう。
チェーン店は漏れなくレシートを出す。これは店員のごまかしをなくすために経営陣が強制しているというのも理由だろうが、基本的には税務署の指導というか圧力があると思う。
個人経営の店でも同じ理屈だと思うけど、出さないね。やはりちょっとはごまかしてやろうという気があるのかな。良く分からん。
今、キャッシュレスへの動きがあるので最終的にはどんな小さな店でもカードで支払えるようになるのかもしれない。早くその日が来ないかな。
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備忘のために、VISAの明細に乗らない私用の支払をまとめてみた:
1. カードを受け付けない飲食店(ほぼ地元の居酒屋、焼き鳥屋)
2. 痛風の治療と左膝のリハビリに通っている近所の整形外科
3. ほぼ毎月通っている床屋
4. 毎月通っているコンサルタントの謝礼
カードで支払えるのに現金で払っていたことがこれまであったかもしれないが、これからは意識して、少額でも極力カードで支払うつもり。
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日本のオタクはあらゆるジャンルにいる。(海外のオタクのことはよく分からない)
ジャーナリストも最近は分野を絞った方々がいらっしゃるが、「時計ジャーナリスト」という人がいるとは知らなかった。
今日の日経の日曜別冊の The STYLE に、時計ジャーナリストの岡村佳代さんという方が紹介されている。広告記事だけど。
ここでいう時計は腕時計のことだ。
腕時計といえば、私は30年以上してなかった。先日、アップルウォッチを買って、出かける時ははめている。
普段、事務所で仕事しているときは外しているが。鬱陶しいので。
高級腕時計というのは今、どれほど需要があるのだろう?
機内誌とか、VISAの会員誌でも必ず腕時計の特集広告があるが、首を傾げてしまう。
スーパーカーと同じで、我々庶民が目にすることはないけど、手堅い需要があるのだろうか?
昔、腕時計と同じくらい囃された高級商品にライターがある。
ダンヒルのライターは確かに格好良かった。
会社でもいかにも高級ライターというのをちらちら見せる先輩の社員がいた。
今、タバコを吸う人はほとんど100円ライターだ。ライターで格好をつける時代は完全に去ったということだろう。
アップルウォッチのようなものがどんどん普及すると、いずれ高級腕時計をすると皆が鼻白むという時代が来るかもね。