Tuku-Chao!

(つくっちゃお!)
無農薬無肥料の自然栽培!
東京からクルマで30分。
川越で楽しむ
ワイルド・ベジガーデン!

ワイルド・ベジガーデンにようこそ。

2010-03-20 14:36:50 | 無農薬無肥料栽培にこだわる理由
この畑は農薬を一切使用していません。
肥料は、土壌改良、Phコントロールのために緑肥(主に抜いた雑草)、おがくず燻灰、苦土石灰のみ。あとは、ひたすら耕す!虫と格闘する!雑草を抜く!

今までは、色んな有機肥料を使って「大きくナ~レ!立派にナ~レ!」と栽培していたのですが、あるレストランで、ハーブの栽培農家の方の話を聞きました。
「有機栽培だって、必ずしも安全じゃない!」「へたな有機栽培だったら、化成肥料で育てた野菜の方がまだましだ」とおっしゃっていました。

彼が問題にしていたのは、窒素化合物!
土壌に窒素分が過剰に蓄積すると、特に葉もの野菜は、立派に、大きく育ちます。しかし、その葉は、窒素化合物(亜硝酸窒素)を異常に蓄えており、健康を害する危険、油で炒めると発がん性物質を作ってしまう危険性があるそうです。現在日本では、まだ規制されていない。EUでは既に規制値が制定されています。

特に、ほうれん草や小松菜が蓄積しやすいそうです!
僕の好物の野菜!コマツナ!いっぱい作って食べちゃいました。しかも家族みんなに油で炒めてたべさせちゃった!(え~ッ、今日もコマツナ!って位…)

わざわざ自分で汗して、体に良くない野菜を作っていた事がとってもショックでした。

じゃあ、趣味で栽培する理想の野菜ってどんな野菜?

そもそも、なんで野菜を育てるために肥料が必要なんだろう??

色々考えました。

だって、雑草って肥料なくてもあんなに元気にはびこるし、病気にもならない(殆ど)

肥料を使うメリットって…?成長が早くなったり、肉厚で立派に育ったり…。

そりゃ、販売しなきゃいけない農家の方達の野菜にとっては必要不可欠。
これって、よく考えると売る目的では、重要なポイントかも知れませんが、
自分で育てるのであれば、いらないじゃん!!
「見栄え、大きさ、早い成長」より、なるべく自然な状態で、ゆっくり育てる。

一回の料理に1株で済んでいたのが2株にふえるだけ。

調べてみたら、無農薬、無肥料栽培で頑張っていらっしゃる農家も最近随分増えてきているみたいですね!

そんなわけで、我が、「ワイルドベジガーデン」は、日々(週末のみですが)虫と仲良く、雑草と戦いながら、自称「世界で一番贅沢な野菜」をコンセプトに野菜づくりを楽しんでおります。

くいしんぼうのサラダ

2010-03-20 11:04:01 | Tuku-Chao!(料理)


最近、メスクランサラダという名前をちらほら耳にする。??どんなサラダなんだろうとずっと気になっていた。調べてみると若くて柔らかなレタスやハーブで作ったサラダの事だそうだ。エンダイブ、リーフチコリにタンデオン、ルッコラなどが主役のサラダ。

はるか昔の思いで…!学生の頃(19歳?)、旅行先のローマで、ツアコンのおじさんに勧められて注文したグリーンサラダ…。(こっちではグリーンサラダと言えばみんなこれが出ると言っていた)
その辺の野原で取ってきた様な野草のはっぱ、オリーブオイルと塩胡椒のシンプルな味付けながら、ごまの香り、ピリッとスパイシーな味、ナッツの香り、色々な味にビックリした思い出がある。それ以来、中野のアパートに戻ってから、ハーブを窓辺で栽培し始め、それから30年。ずっと仕事の合間に趣味の園芸生活、現在に至っています。
記念すべきハーブとの出会いでした。



そして今回のサラダ野菜の収穫!はるか昔の記憶の味にあと足らないのは、タンデオンとルッコラ、フェンネルかな?でも十分にメスクランサラダです。

肥料も農薬も使っていないのだから…。自然なままの春の贅沢サラダです。



少し、ビターな味の葉っぱ、みずみずしくさわやかな食感の葉っぱ、うっすら甘みを感じる葉っぱ、後口がメロンみたいな香りが残る葉っぱ。目で、香りで、味で一枚一枚楽しみながら食べられます。

まだ、若葉で一枚一枚の葉が小さいので、フランスパンにのせてもきれい!
ほのかな苦みと、チーズ、とても良くあいます。おすすめです!!