さて、ここからは、私の大好きな畑の虫たち。
マクロレンズに持ち替えて、久しぶりに当農園の虫たちに挨拶をしました。視線を下げて、覗き込むと、普段と違った、虫たちの世界が広がります。
ずっと、気にしていたミツバチたち。数は少ないけれど、元気に飛んでいました。
残念ながら、今日はシャッターチャンスがありませんでした。
昨年の異常気象で、巣内の気温や湿度があがったり、ダメージで、満足に子づくりが出来なかったらしいですね。今年は挽回できればいいけれど…。
温暖化で平均気温があがり、北上する昆虫達もいれば、ダメージを受ける昆虫たち。
昆虫も、実は、とっても繊細な生き物なんだなぁ…。
フタホシヒラタアブ
しょっぱな、失礼!いつまでも二人の世界に入り込んでいた、フタホシヒラタアブ。器用に、この体勢のママ、空を自由に飛び回ります。二人のイキぴったり。飛ぶときは、どっちかがリードしているんだろうな…?メス?
キタヒメヒラタアブ
このスマートなのは、キタヒメヒラタアブのオス?アブは、たいてい、オスの目は左右が近く、メスは、間が開いている。あと、メスのお尻はとんがって見えます。
彼もまた、まもなくフィアンセを見つけ交尾を始めてしまいました。フタホシヒラタアブと体位が違うじゃん!!ハネムーン飛行のときは、ちゃんとフタホシヒラタアブみたいな体勢になるようです。
ちなみに、彼らの幼虫は、アブラムシを食べてくれます。だから、とってもありがたい畑の味方なんですね。
一方、近くで見つけた、ヒメバチの仲間の変わった蜂(とっても小さくて6~7mm)ぐらいだったと思います。ヒメバチは寄生蜂で、主に、他の昆虫の幼虫(青虫やけむし)に卵を産みつけます。
でも、ヒラタアブの幼虫に卵を産みつけるヒメバチ、その名もヒラタアブヤドリヒメバチ!
そんなヒメバチが、愛に愛しむヒラタアブのカップルたちのすぐ横で、涼しい顔をして、休んでいます。厳しい世界!人間に産まれて良かった。
ヒラタアブヤドリヒメバチ
ヒラタアブヤドリヒメバチ
ジガバチ
ジガバチも、頼もしい畑の味方。蛾の幼虫を探して連れて行ってくれます。
地面の巣穴に麻痺させた幼虫をせっせと運び、その横に卵を産みます。卵から孵ったジガバチの幼虫はすぐ横で、動けない生き餌をせっせと食べて成長する…。あの映画と一緒です!!
アワダチソウグンバイ
去年もアップした、アワダチソウグンバイ。この虫の小ささは、僕のテクニックでは、ちゃんと撮る事が出来ません!しかし、変なカッコ!!頭には風船付けてるし…。異様なフォルム!みんな並んでお尻を細かくふってダンスしています。
????理解できない不思議な虫です。
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