何のやる気だって言われると、なんというか、困ったことにすべてにおいてなのだ。まあ、とにかく明日は久しぶりに船橋まで出かけて、義理の母(継母)と、妹亡き後、今やたった一人の実の兄弟になってしまった弟と3人で、我が家の今後についての相談だ。といってもほぼ結論は出ているから事務手続きがほとんどだが。
妹めは最後のあいさつ代わりに夢枕に出てきたのが最後で、結局その夢がやたらにリアリティのある夢だったために即刻警察に行方不明者捜索願いを出したわけだが残念ながら間に合わなかったから、もはや今回の話し合いにはいない。船橋は死んだ実母の実家や、叔父叔母の家や、父母の墓があるのだが、土地鑑もないために、道に迷うと歩いている人もいない田舎道で途方に暮れる経験をして以来、父母には申し訳ないのだがほとんど行かなくなってしまった。父方の下総中山も田舎町だけれど、母方の土地よりははるかにちゃんとした町なのだ。若くて元気だった母がお盆に子供を連れて実家まで歩いて帰るのだが、私たち子供がトボトボ歩いているのに野良道を歩き慣れていた母は素晴らしく早足でどんどん先に歩いて行ったものだった。なつかしい思い出だ。
妹は今両親と一緒に母方の実家の墓のすぐそばの、父の建てた我が家の墓に入っている。でもこのままでいくと、遠からず我が家の墓は無縁墓になる可能性大だ。情けないがなにしろどうしようもない。母方の従姉の言っていたことが正しかったらしいが、いまさらどうしようもない。死んだ父とまるでおなじ失敗だが愚痴ってもどうなるものでもない。なんとも情けない気分だ。ライフ神父様でさえあきれていたっけ。会社の同僚も言っていた。自分の失敗の原因は、人を信じすぎる、お人よしの性格らしいが、でももって生まれた性格はたぶん死ぬまでそんなにかわるわけがない。長女なのに、ちゃんと下の面倒を見なくてはならないのに、何たる情けない凸凹長女だ。頭痛がしてくるばかりだ。
妹めは最後のあいさつ代わりに夢枕に出てきたのが最後で、結局その夢がやたらにリアリティのある夢だったために即刻警察に行方不明者捜索願いを出したわけだが残念ながら間に合わなかったから、もはや今回の話し合いにはいない。船橋は死んだ実母の実家や、叔父叔母の家や、父母の墓があるのだが、土地鑑もないために、道に迷うと歩いている人もいない田舎道で途方に暮れる経験をして以来、父母には申し訳ないのだがほとんど行かなくなってしまった。父方の下総中山も田舎町だけれど、母方の土地よりははるかにちゃんとした町なのだ。若くて元気だった母がお盆に子供を連れて実家まで歩いて帰るのだが、私たち子供がトボトボ歩いているのに野良道を歩き慣れていた母は素晴らしく早足でどんどん先に歩いて行ったものだった。なつかしい思い出だ。
妹は今両親と一緒に母方の実家の墓のすぐそばの、父の建てた我が家の墓に入っている。でもこのままでいくと、遠からず我が家の墓は無縁墓になる可能性大だ。情けないがなにしろどうしようもない。母方の従姉の言っていたことが正しかったらしいが、いまさらどうしようもない。死んだ父とまるでおなじ失敗だが愚痴ってもどうなるものでもない。なんとも情けない気分だ。ライフ神父様でさえあきれていたっけ。会社の同僚も言っていた。自分の失敗の原因は、人を信じすぎる、お人よしの性格らしいが、でももって生まれた性格はたぶん死ぬまでそんなにかわるわけがない。長女なのに、ちゃんと下の面倒を見なくてはならないのに、何たる情けない凸凹長女だ。頭痛がしてくるばかりだ。