今回はポジ作品
色鮮やかな山の斜面。
吉野山かと疑われそうなほど桜が多い。
足元にも小さな春が。
ペンタックス645NⅡ
べルビア100
上北山村にて撮影
現像が上がってきました。今回はネガ作品です。
ペンタックス645NⅡ
コダックエクター100
ドライブウェイから。150-300mm
コバイケイソウ。ドライブウェイ脇のあちこちにあるが、作品となるのは
なかなか無い。45-90mm
帰り道の北山村で撮影。あちこちに満開の藤。150-300mm
2018年志賀高原にて撮影
白樺林の早春。同じ白樺でも芽吹きの早いものとそうでないものがあって、ここは更に
トウヒかツガかはわからないが、常緑樹も入り混じっている。今は白樺の白い樹肌が目
立っているが、夏になれば青々とした葉がすべてを覆い隠してしまうだろう。
何が主役かわからない、このような写真はコンテストには向かない。しかし、それだけ
に、どこをどう切り取るか、腕が試される。風情が伝わるかどうか、である。
ペンタックス645NⅡ
300mm
べルビア100
今年の大台ケ原の紅葉は良くなかったが、ドライブウェイの
カラマツは良かった。
光線状態も昼間にもかかわらず、斜面が幸いして朝夕の遮光
線のような雰囲気を出している。
カラマツは紅葉の中でも、最も遅く色づくので晩秋の雰囲気
が漂っているのだが、逆光に輝くカラマツだけを撮っても、
その雰囲気は出ない。そこでバックに完全に葉を落として白
くなった木々を配した。日陰になった杉林も黒く落ちて、主
役を引き立ててくれた。
ペンタックス645NⅡ
150-300mm
べルビア100
大台が終了の頃、行者還方面に行ってみました。有名な展望台は相変わらずの
人出ですが、私は素通り。
上部は晩秋ですが、山には雲がかかり、雲間からの光が山腹を照らして、ドラマ
チックな風景を見せています。もし紅葉が絢爛たるものなら、コンテスト向きの
作品になったかもしれません。しかしそんなものばかりが芸術でもありません。
フラットな光線状態で、一部分を狙っています。この写真では人をハッとさせる
ようなものはありません。しかしよく見ると、左はほとんど葉が落ち、右はわず
かに紅葉が残っています。まもなく右側も左のようになるのだなと、時の移り変
わりと共に、一抹の寂しさも誘うように感じられます。
ペンタックス645NⅡ
80-160mm
150-300mm
べルビア100