
能代市二ツ井荷上場から藤里町へ向かう道路。その途中にある高岩神社は、『清水寺』に似た造りの神社だそうです。
以前、TSさんが訪問した記事を見て興味を持っていましたが、小正月に行われている男若水裸参りが今年は3月上旬に行ったようで、「これなら熊の心配もないだろう。今こそ行ってみるしかない!」と、向かうことにしました。
片道徒歩で35分、3,100mの距離を上りっぱなしというのもキツイと思いますが、歩いていくことにしました。


道中の看板はこれだけ。やっと500mです。残り2.5kmとか遠いよ~。安の滝に向かうような距離だ。

たぶん一つ一つに名前がついているのかもしれませんが、残雪で分かりません。

wikiによると、鎌倉時代末期から室町時代初期に作られたと推定されている石塔があるようです。材質は男鹿半島西海岸の加茂の流紋岩だとか。男鹿半島の石はその頃から有名だったのですね。

道中、二本の大きな杉の木がありました。

TSさんの記事から得た情報では、これは七廻り杉というそうです。息を止めて7回回ると願いが叶うそうです。上ってきて息切れしてたら無理ですね(笑)

巨石の中には、いかにも人工的な穴があったり。古くは霊山として信仰の対象であったそうで、その名残なのかもしれません。

やっとの思いで鳥居前まで到着。結構広めの駐車スペース(といっても数台分)がありましたけれど、道中の風景も楽しみの一つです。羽黒山を石段上って社殿まで行くか、バスで一気に行くかの違いみたいなものです。

ホントに清水の舞台みたいだ!そういえば竹生島にも似た造りがありましたね。

周囲にも巨石の数々。

岩をぶった切ったかのような切れ目とか。

石碑をみると太平山信仰のようです。

不思議な凹みがいっぱいあった洞窟みたいな岩。裸参りのときに火を焚いたような跡がありました。



神社なのに、半鐘。お寺みたいですね。
いずれは小正月行事に合わせて訪問してみたいと思います。