2008年 アメリカ映画
3月の半ばごろ、映画館で見てきました。スペイン訪問中のアメリカ大統領の暗殺(?)事件を、8人の視点から描いたサスペンス・・・かと思っていたら、アクション映画でした。
アクション映画としてなら十分に楽しめると思います・・・が、もっと深い内容を期待していたので、個人的には少々ガッカリ。勝手に「サスペンス」色の強いものだと思い込んでいたのよね…。視点はものすごく面白いけど、掘り下げることなく、キーとなる人々のつながりも説明程度に表面をなぞらえただけの印象。スピード感もあるし、作りも面白いけど、演出がくどいねん!
8人がそれぞれの見地からひとつの事件を目撃するという話なので、ひとつの時間軸を八様に描く必要があるのはわかるのですが、何度も何度も巻き戻し映像を使われてイライラ。一回二回ならいいけど、8回も使われるとねぇ。
それからデニス・クエイドのカーチェイスのシーン、長すぎるわ。そんなに重要なシーンとは思えないけど、アクション映画的視点で見たら必要なんやろな。アクションだから。
登場人物が多いから、もう少し人物同士のつながり(特に映画の中での悪役たち)がもう少し知りたかったわ。
でも、この映画俳優人がものすごく豪華で見ごたえはあります。『ラストキング・オブ・スコットランド』(未見)のフォレスト・ウィッテカーやシガニー・ウィーバーシガニーの場合、出番がほんとに短くて笑ってしまいます。別にこんな大女優を使わなくても…と思ってしまうほど。大統領役にウィリアム・ハート。彼の大統領役、よかったです。腹黒くて何かを企んでそうな、政治界の黒い影がついている感じ。
一番よかったのはシークレット・サービスのデニス・クエイドの同僚役のマシュー・フォックス。ドラマの『LOST』などにも出ているそうですが、私はドラマ見ていないので知りませんでした。その存在感は抜群でした。
最初に出てくるレポーターの女性。大変な事件に遭遇したのはわかるけど、レポートはきちんとしてほしいわ。なんという女優さんか知らないけど、かなり青臭い感じでした。もしそういう演技だったとしたら、その演技力の高さに脱帽。
おすすめ度:☆☆★ (アクション好きな方に。)
3月の半ばごろ、映画館で見てきました。スペイン訪問中のアメリカ大統領の暗殺(?)事件を、8人の視点から描いたサスペンス・・・かと思っていたら、アクション映画でした。
アクション映画としてなら十分に楽しめると思います・・・が、もっと深い内容を期待していたので、個人的には少々ガッカリ。勝手に「サスペンス」色の強いものだと思い込んでいたのよね…。視点はものすごく面白いけど、掘り下げることなく、キーとなる人々のつながりも説明程度に表面をなぞらえただけの印象。スピード感もあるし、作りも面白いけど、演出がくどいねん!
8人がそれぞれの見地からひとつの事件を目撃するという話なので、ひとつの時間軸を八様に描く必要があるのはわかるのですが、何度も何度も巻き戻し映像を使われてイライラ。一回二回ならいいけど、8回も使われるとねぇ。
それからデニス・クエイドのカーチェイスのシーン、長すぎるわ。そんなに重要なシーンとは思えないけど、アクション映画的視点で見たら必要なんやろな。アクションだから。
登場人物が多いから、もう少し人物同士のつながり(特に映画の中での悪役たち)がもう少し知りたかったわ。
でも、この映画俳優人がものすごく豪華で見ごたえはあります。『ラストキング・オブ・スコットランド』(未見)のフォレスト・ウィッテカーやシガニー・ウィーバーシガニーの場合、出番がほんとに短くて笑ってしまいます。別にこんな大女優を使わなくても…と思ってしまうほど。大統領役にウィリアム・ハート。彼の大統領役、よかったです。腹黒くて何かを企んでそうな、政治界の黒い影がついている感じ。
一番よかったのはシークレット・サービスのデニス・クエイドの同僚役のマシュー・フォックス。ドラマの『LOST』などにも出ているそうですが、私はドラマ見ていないので知りませんでした。その存在感は抜群でした。
最初に出てくるレポーターの女性。大変な事件に遭遇したのはわかるけど、レポートはきちんとしてほしいわ。なんという女優さんか知らないけど、かなり青臭い感じでした。もしそういう演技だったとしたら、その演技力の高さに脱帽。
おすすめ度:☆☆★ (アクション好きな方に。)