湘南発♪

音楽などなど。

ワルシャワ音楽院教授のレッスン♪

2012-01-15 23:14:21 | レッスン、ピアノ教室
ショパンコンクールインアジアの審査でご一緒したご縁もあり、ワルシャワ音楽院(ショパン音楽大学)教授のブロニスラヴァ・カヴァラ先生が藤沢までいらして下さる事になり、生徒たちのレッスンをお願いした。朝、ホテルまでお迎えに行き、レッスン会場手前で車を降りたら、ちょうど藤沢教会の真ん前。

するとカヴァラ先生の目がキラリン☆と輝き「カトリックの教会か?」とおっしゃるので「そうです」と答えたら、すごく興奮した口調で早口に何かおっしゃる。通訳の方に伺ったら、ちょうど「日曜日なので礼拝に行きたい!」と朝食時におっしゃっていたとのこと。敬虔なクリスチャンの方はやはり日曜日に礼拝をしないと落ち着かないのでしょうね。

で、ちょうどごミサをやっている教会内にお連れしたら、どっぷりとごミサに浸っていらっしゃる。ん~レッスンの時間ぎりぎりまで先生のお気持ちを尊重しようと時計をにらみながら待つ。さすがに15分前になってしまったので、名残惜しそうな先生を引きはがすように連れ出す。それでも、教会に来られてとても満足!と大変に喜ばれて、良かった~

10時~18時半まで休憩をはさみながらも怒涛のレッスン。
小2~音大卒業生まで実にそれぞれの現状に即した素晴らしいレッスンでした。昨年、ドヴァイヨン先生のレッスンを聴いた時にも思ったけれど、全般に日本人は「拍」にちょっと甘いのね。日本古来の音楽には拍が無いから、これは国民性なのでしょう。でも、西洋の作品を演奏するからには、どないかしやなあかんですね。

聴講の方もたくさんいらっしゃる中でレッスンを受けてくれた生徒さん達、ありがとう!緊張しつつも、みんな良く反応して、私たち指導者もすごく勉強になりました。

せっかくの機会なので私も前夜に「こんにちは(dzien dobry)」「お元気ですか(jak sie masz?)」 「よろしくお願いします(
milo cie poznac)」「ありがとう(dziekuje)」「さようなら(do widzenia)」の5つのポーランド語を覚えて臨みました。初っ端の「こんにちは、お元気ですか」と「ありがとう」は完璧に通じたけど残り二つはとっさに出て来ませんでした(^^;大好きなポーランドの言葉なので、少しずつ勉強してみようかな。。無理かな。。無理だな(笑)

画像はショパンがサロンで演奏しているところ(wikiより)

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2 コメント

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ワルシャワ音楽院のレッスン♪ (maki)
2012-01-21 09:22:03
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
この日は、何だかバタバタして失礼致しました。聴講できななくて残念でした。
今の処、バリバリ弾ける生徒はいませんが、又の機会がありましたら、是非聴講したいです。
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☆makiさま (ししょう)
2012-01-22 16:14:06
こちらこそ、本年もよろしくお願い致します。

やはり、ヨーロッパの先生方のレッスンは目からウロコがぼろぼろです。地元でこういうレッスンを受けられるのは幸せなことです。
私たちも頑張って勉強を続けていきましょうね。
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