荘村清志ギターのしらべ

ピープルファクトリーのコンサートが無事に終了。
今年のゲストはギタリスト・荘村清志さんでした。荘村さんと言えば、ギター界の大御所、すごく緊張してお迎えしたのですが、お目にかかった途端、その大きくて温かいお人柄にほわーっと包まれてしまいました。

リハから本番まで本当に穏やかな空気で、ピリピリしたところは全く無く、本当の自然体で、人間が大きいなーとつくづく思いました。やっぱり超一流の方は違います！

コンサートは、本当に心に沁みてくる素敵なギターの音色で、時にやさしく、時に激しくあらためてギターの魅力を堪能しました。ピアノももっともっとああいう和声感を持たないといけないと思いました。和声の変化とともに引き締まる音、ゆるむ音、そういう感覚が直接、弦に触れる奏法のギターと鍵盤→ハンマーと間接的になるピアノの違いで、かなり意識していかないといけませんね。。。

アンコールでは「禁じられた遊び」を弾いて下さいました。あまりにもお馴染みで、たぶん私たちが「エリーゼのために」を弾く時のような、難しい曲ではないんだけどすごく難しい！って感じだと思うのですが、それはそれはしみじみと美しくて本当に涙が出ました。

コンサート終了後、手違いでＣＤが到着せず販売できなかったのに、プログラムへのサイン会を快くご承諾くださって長い長い行列が出来てしまいました。私も列の最後に並んでしっかりサインを頂きました。ちなみに一緒に写っているストラップはピープルの秋の新作（販売中）です。