最近の若手俳優さん、みんな上手いけど、なんというか、「個性的」すぎて。
上手いのだけど、「顔芸」「憑依」が先行な感じがして。
もっと「正統派」がいてもいいのかな?
「正統派二枚目」なんて言葉は絶滅したのかもしれない。
なんてことを書こうと思っていたところ、まさに「正統派二枚目」の代名詞
田村正和さんの訃報
ショックでした。本当に。
ブログ振り返ると、結構初期から正和さんのことを書いていました。
「田村正和氏」「若さま侍捕物帳」「フィクションから学ぶこと(勝海舟)」「古畑任三郎」
古畑はもちろんですが、大人になってから「眠狂四郎」をはじめとする時代劇で良く拝見しました。
表情はもちろん、立ち居振る舞いが美しいんです。どの角度から見ても。
「ザ・二枚目」です。本当に。
実は、若手俳優さんの下書きでこんなことを書いていました。
個性出すのは40代でも50代でもいい。
そう、今強烈なキャラを出してるのは、かつて若い頃正統派やいい人の代名詞だった50代の人たち。
引退してしまいましたが、田村正和さまは、40代くらいで「うちの子にかぎって」や「古畑任三郎」に出るまで、ほとんど寡黙やニヒルな二枚目で通してましたしたよね。
どちらかと言えば、はぎおにとっては子どもの頃は、コメディの正和さんのイメージです。
「うちの子にかぎって」「パパはニュースキャスター」「カミさんの悪口」「パパとなっちゃん」 (パパとなっちゃんが大好きで)そしてコメディタッチの「古畑」・・・コメディありつつ、ホームドラマだったり、ミステリーだったり。
そんな中でも、ふと見せる美しい表情。そこは最後までブレなかったですね。
そう、上手く書けませんが、いろんな役でいろんな表情、芝居を見せながら、いい意味でどれも「田村正和カラー」がブレない。美学を貫いたと言うのでしょうか。結局、その美学に魅了されてしまったのでした。
それと、私生活がミステリアスだったことも、なんだか素敵でした。
いろいろ聞かれても、何となく受け流す感じが大人。
家を出てから(家でも?)「田村正和を演じていた」という印象です。きっとそうでしょうね。
プライベートを知るのも親しみがわきますが、こういう方もいてもいいですよね。ベールに包まれた人生。
もう、徹底的にストイックな、こういう「スター」は現れないかもしれませんね。
そういえば、「阪妻を語る」というテーマだったかで、一般人のご兄弟含めて田村四兄弟で出演された番組を見たことがあります。あの時は、いつもよりもリラックスして、とても和やかに語られてたような。兄弟の仲の良さを垣間見た気がしました。
去年から今年にかけて、一時代を築いた「スター」「個性派俳優」がドンドンいなくなってしまった。
寂しい限りです。
実は、お父様とお兄様が眠る、二尊院を訪ねたことがあります。
京都「夢のロケ地巡り」一人旅 二尊院
時代劇ロケ地巡りが目的で、その他には何も知らずに行ったのですが、とても静かで心洗われる落ち着く場所でした。
正和さんもここで静かに眠りにつかれるのでしょうか。
旅に出られるようになったら、またいつか訪れたいです。
スカパーやBSで、追悼番組が放送されます。
「若さま~」は見ます!スカパーで放送される「ニューヨーク恋物語」を見たくなったので、フジテレビにも再加入しました!
亡くなっても、作品は残ります。
その作品の数々を見ながら、追悼したいと思います。
心よりご冥福をお祈りします。
いや~本当に寂しいです。
飛んだり跳ねたりしている貴重な😁正和さま、また放送されるので、楽しもうと思います!
でも現代ものは意外と見たい作品の放送はなさそうなので、自分のライブラリーから見直そうかな~と。
楽しみながら、懐かしみながら、追悼したいと思います。
もう第一線から退いてはいらっしゃいましたが、
訃報を聞いて本当に淋しいです…。
『若さま侍捕物帳』カッコよかったですよね♪
スカパーやBSでも追悼番組があるのですか!
これはチェックして観なくては!!
情報ありがとうございました。