「やすらぎの郷」は、超豪華な出演者の競演が楽しいのですが、こちらもある意味、いや、同じくらい面白い。
「バイプレイヤーズ~もし6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」
地元には、テレ東系の放送局がないので、BSでようやく見ることができました。
こちらは、脇役の皆さんが共同生活を行う中でのドラマ。
このメンバーは、脇役好きなはぎおにとっては、本当に「憎いねぇ」と思わざるを得ない配役
遠藤憲一・大杉漣・田口トモロヲ・寺島進・松重豊・光石研・・・
なんですか。このキャスティング。
ゲストにも、脇役で活躍の皆さんが出演で、もうたまらないよね~(滝藤さんはかなりいい味出てました)
ヒットさせようと思ってそんなに盛り込まなくても、「企画」「脚本」「役者の技量」などで、いくらでも面白いものができるんだと(これはほとんど「セット撮影」の「やすらぎ~」にも言えると思う)
あとは、制作する側のテレビ局の決断ですね。(これが一番大きかったりして)
前置きがえらく長くなりましたが・・・
このバイプレーヤーは、強面で、悪役とか、個性的な面々ばかり。
一昔前なら、「顔はわかるけど、名前が・・・」という面々だったのに、すっかり皆さんメジャーになりましたよね。特に、光石さんなんて、ホントに若い頃から見ていた気がします。
これが良いのか悪いのかは判断付きかねますが、こういう方たちにスポットが当たるという事だけでもうれしい限りです。
このメンバーで10年前、制作されてた映画の撮影がとん挫したところから話はスタート。
あるきっかけで男6人が「シェアハウス」で共同生活するという設定が、もう面白くて
脇役の立場、仕事ぶり、芝居にかける思い、そんなものが虚実入り混じったような感覚で、「バイプレイヤー」さんたちの日常を垣間見たような気がします。
ストーリー的には、後半から展開が緩慢になったかな~と思わざるを得ない気もしましたが、それでも、最後まで楽しませていただきました。
もうエンケンさんは、ぜひとも、バリバリのコメディを演じていただきたい
松重さんとのコンビは「売れない強面ベテラン漫才師」みたいな感じでどうでしょう
続編、あるのかな
もし、はぎおが考えるキャスティングだと・・・
渡辺いっけい、羽場裕一、八嶋智人、木下ほうか、六角精児、高杉亘、石倉三郎、石橋蓮司・・・
世代もキャリアも全く違い過ぎて合わないか
というより、絞り切れないなぁ・・・まだまだいい味出してる方、たくさんいますからね。
少し前なら、蟹江さんとか絶対入れたいとこだけど。
話はそれましたが、ある意味可能性を広げたドラマの一つだと思います。
さすがテレ東、「三匹のおっさん」もキャスティングの妙でとても面白いし、あからさまに視聴率を取ろうとせず、内容で勝負して、話題になってるから、上手いですねぇ