はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

雪組「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」東京・千秋楽 。

2020-03-23 21:11:21 | 記録:宝塚

昨日は、緊張の生中継でしたね。
(その前は、2006年宙組「NEVER SAY GOOD BYE」のサヨナラショーと退団者の挨拶だったかと。公演自体は初ですよね
止めよう、止めようと毎月思いながらズルズル継続していたスカステこの日ほど「止めなくて良かった」と思ったことはありませんでした。
と言いつつ、公演を全て見たわけではないんですけど


リアルタイムは、緊張漂う開演時と挨拶時のみ
生観劇でも、オケのチューニングをBGMに、開演前のお客さんの興奮気味な思い思いの声が聞こえてくるのですが・・・昨日はいろんな意味で緊張感が漂う、静かな客席でした。

 

そして、だいもんの「本日は~」から始まる開幕の挨拶に、割れんばかりの拍手。
こちらまで思わず一緒に手をたたいちゃいましたよ
開幕と同時に、演者も客席も「待ってました」と言わんばかりの熱気に包まれたのを、画面上からも感じました。

 

そして・・・その後は離脱
戻ってきたのは、奏乃組長の挨拶くらいからでした。
いつもはカットされる「退団者からの手紙」が、久しぶりに見られたのは嬉しかったです。たった一度だけ、千秋楽を観劇する機会がありましたが、あの時の感動を思い出しました。これも収録放送でもやってほしいなぁ。

 

退団者の挨拶。3人の娘役さんたち。
特にベテランの、早花さんと舞咲さんは、どれだけ心が落ち着かなかったことか、想像できないほどですが・・・スッキリとした表情で、言葉の一つ一つにじ~んとしました。3人とも本当に宝塚を、雪組を愛していたのだなって。
早花さんには、退団したばかりの紅さん、舞咲さんにはまさこさんがお花を。キャラクターなのか、お二人の登場に、思わず笑みがこぼれたのははぎおだけでしょうか。

 

最後はだいもんのあいさつ。
退団者はもちろん、彼女が一番もやもやした気持ちで休演期間を過ごしていたことでしょう。だからこそ、お芝居・フィナーレともに、(まだ全部見てませんが)千秋楽は、これまでのストレスを発散するかのような、魂のこもった公演だったと思います。
複雑な気持ちと、公演できた喜びを素直に言葉にして、見ているこちら側も泣けてきました。それと共に、退団者への想い、公演できなかった新公の長の期への気遣い、突然5月に組替えが発表され驚いた、潤花ちゃんへの心配り。公演再開決定とともに、いろんなことが走馬灯のように思い出されたんでしょうね。

最後に歌った「フォーエバー・タカラヅカ」で感極まってました。
個人的に「宝塚自画自賛ソング」と呼んでるこの歌。涙して歌うだいもんを見ながら、「良い歌じゃん」って初めて?!思ってしまった。

その涙を退団者から突っ込まれ、最後まで爆笑・笑顔のまま千秋楽の幕を閉じた雪組公演。最後の1時間だけでも、十分満喫しました。公演そのものは、後でじっくり拝見します

 

ちょっと心配だったのは、この日ばかりはカーテンコールの要求は短めにしてあげても良かったのでは。久々の再開、千秋楽の興奮は分かるけど、演者・観客お互いの今後のために・・・



宝塚が最初に公演再開したとき、徹底した対策をとりながらも、「上演自体が悪」という世論から、相当な批判を浴びたと聞いています。
それを受けて、しばらく休演を余儀なくされましたが、再開にあたり、最初よりもさらに相当な覚悟で準備と対応をされた関係者の皆さん。そして、いつか再開できるかわからない状況の中稽古を続けた生徒やスタッフの皆さん。本当にお疲れさまでした。
周囲で感染が広がる本拠地宝塚での再開は、今週金曜。こちらはちょっと心配ですが、劇団と、観劇される皆さんの万全の体制を信じ、無事終わることを心から願っています。何しろ、柚香くんのお披露目公演ですから・・・

 

と書いていたら、月組美園さくらちゃんも退団とか。
珠きち退団発表からだいぶ時間が経っていたので、まさか周囲やいろんなファンから「同調」を求められたわけじゃ・・と心配してます。
トップになってまだ2年。才能がありながら、あまり恵まれた状況ではなかったのかなぁ・・・どうも批判の声しか聞こえなくて、ちょっとかわいそうだった気がします。(そう感じるのははぎおだけでしょうか)
でも、本拠地だけでもあと2公演。大輪の花を咲かせて、スッキリとした気持ちで退団の日を迎えられるといいな・・・


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