BSで放送していて、久しぶりに見ました。
「バックドラフト」
80~90年代のハリウッド映画は、はぎおにとっての「黄金期」。
なかでも、この作品は本当に大好きでした
皆さんご存知でしょうが、簡単にあらすじを↓
殉職した父の後を継いで消防士になろうとシカゴに戻って来た弟。だが彼が配属されたのは兄が隊長を務める第17分隊だった。二人は徹底的に反目し合う。が、おりしもシカゴでは奇妙な爆発放火事件が続発。それは“バックドラフト”と呼ばれる逆気流現象を伴うものだった……。(Yahoo!映画より)
当時の特撮技術を駆使して、本当にリアリティのある火災現場が迫力があり、さらに、青春ストーリーあり、恋愛あり、そして、サスペンスあり・・・もう「エンタテインメント」の真骨頂のような作品。
そしてなにより、あの音楽
2- Fighting 17th (Backdraft)
これを聞くと、なんだか血が騒ぎます
まぁ「料理の鉄人」のテーマ曲としておなじみになってしまいましたがこちらが本家。映画にぴったりです
「ファイヤーマン」を天職とし、それ以外は不器用な、血気盛んな兄と、父の死をトラウマにかかえ、性格の合わない兄と反目し合う、少し気の弱い弟。
演じてた、カート・ラッセルと、ウィリアム・ボールドウィンがまたぴったりで。
(お二人ともお元気なのかしら)
そこに関わるのが、火災調査官のロバート・デニーロ。わき役に徹しながら、これがまたカッコ良いのです
そして、兄弟二人の父と同僚だった先輩消防士にスコット・グレン。この人も渋くて素敵でしたねぇ・・・
正直、あの猛烈な炎と、消防士たちの命がけな仕事ぶりと、カッコ良い制服姿と、そしてあの音楽。すべて、はぎおの「ツボ」に刺さりまくり。
特に、ラストの「消防士の行進」のシーン、泣きましたよ
単純ですね
いや、この単純明快さと豪快さが、昔のハリウッド映画の真骨頂だったんじゃないかと。
それから、特撮だと分かってても、まだ「手作り感」が残っていて、それがあの「迫力」を生んだと思ってます。
実は、USJに行くたびに、他のどんな人気のアトラクションには目もくれず、毎回「バックドラフト」に直行!
オープン当時とは違い、ほとんど待たずに入れることはちょっと寂しいですが、あの迫力あるラストシーンを体感できるし、スコット・グレンには会えるし何をおいても大好きなアトラクションです。
CG全盛期の昨今、すっかりハリウッド超大作には興味がなくなってしまいました。
そういえば、あの当時は世界的に景気も良くて、自分も将来の不安なんてこれっぽっちもなかったなぁ・・・そんな昔のことをふと思い出し、郷愁にかられながら(大げさな)楽しませていただきました。
追記:吹替版で見たのですが、確か、自分が見た当時そのままだと思います。
兄は石丸博也さん、弟は関俊彦さん、デニーロが小林清志さんで、グレンさんが納谷六朗さん・・・これもまた懐かしくて。いいキャストだったと思います