早起きは三文の徳

何気ない喜びや驚き、発見は日常の中にある

電車のボックス席、久しぶり見た

2024-02-28 17:45:32 | 日記

 きのうの暴風でJRのダイヤが乱れ、普段は乗らない電車に乗った。別に何時何分の電車に乗らなきゃならないとかないので、来たのに乗っているから。

 懐かしさと驚きを感じたのが、その車両が4人掛けボックス席だったことだ。

 昔はみんな、こうだったよね。オレが乗ったのは東京・山手線のターミナル駅。そんなところで出会うとは、ということで驚いた。地方のローカル線ではまだまだ健在なんだろうけど。

 オレも田舎から大学進学のために東京に出るのに、特急代がもったいなく、ローカル線を8時間乗り継いできた。帰省の行き帰りもそうだった。目の前には知らない長靴のおじさんが座って説教じみた話を聞いたこともあったっけ。

 今、乗るのは横並びの座席の電車ばかり。地方に行くにも、さすがに大人になってからは新幹線に乗るので、ボックス席は10年以上乗ってなかったんじゃないかな。

 横座り座席なら多少カラダが触れ合っても違和感なく無言で座るが、ボックス席だと、対面する席の人とはカオが近いし、奥の席が空いていても「そこ座っていいですか?」とは言いにくい時代になったなと思った。ま、いったん座ったらスマホ見てるか寝てるフリしてればいいだけかもしれないけど。

 収容量はどうだろう。やはり、立ちスペースは小さくなるよね。ボックス席の走る路線では立ち客も少ないんだろうが。

 新幹線の座席をゆったりさせた、とかそういうニュースをしばしば目にする中で、ボックス席は新鮮に見えた。オレはずっと立っていたが。


開店100日後に閉店する豚骨ラーメン

2024-02-28 11:17:20 | 日記

 御当地ラーメンというのは、あらゆるところにある。地元観光関係者の売り込みか、ホントによく知られたものかは玉石混交だろうが、函館では、塩ラーメンなんだという。

 函館に行ったときにはイカそうめんの思い出しかなく、残念ながら、ラーメンはいただかなかったが。

 そこに、1月22日、とんこつラーメン店「麺場 濃豚」がオープンした。とんこつはこの地ではではとても珍しいという。でも開店前から長い行列ができる人気店に。

 どこかのチェーン店かと思いきや、切り盛りするのは、言っちゃ悪いが、フツーのおばちゃん。

 写真にあるような理由で開店した。1日150杯限定というのも行列の理由だろう。

 ところが、この店、5月6日に閉店という。入り口にも、こんな看板が。

 店のおばちゃんは、

 と言った後、「とんこつラーメンが受け入れられるか知りたくて始めたことなので、もうそれが分かったから、移転も延長もしません」とサバサバしたものだった。

 こういうお店もあるんだね。美味しそうなお店があったら、一期一会と思って、思い切って入って見るのもいいかなと思った。


蜷川有紀、吉宗に惚れた?

2024-02-28 06:50:19 | 日記

 「暴れん坊将軍」には珍しく、大どんでん返しの悲しいお話だった。ゲスト女優は蜷川有紀。街の女ヤクザ・おぶんだ。数年前に人を刺した若い娘の身代わりとして三宅島に島流しとなったが、江戸に戻って来た。しかし、なぜか命を狙われる。昔取った杵柄でドスを振り回して何人もの男と渡り合う。

 通りがかった吉宗の助太刀もあり、その場をしのぎ、吉宗とはその後、何度かで会い、心を開いていく。

 そのころ、江戸では深川を中心に無宿者や浪人が無差別に大店に押し込み強盗を働いたり、街で暴れたりと治安が乱れていた。吉宗はウラに何かあるとみて、おなじみの2人の御庭番(密偵、忍者)に調べさせると、口入屋の千石屋と表では木綿問屋を名乗る丁字屋がおり、暴れ者を集めて犯罪を繰り返させていた。さらにその糸を引くのは吉宗と対立関係にある尾張藩の江戸家老だった。江戸を無法地帯として吉宗を追い落とし、尾張大納言宗春を将軍に担ごうという悪巧みを持っていた。

 おぶんは、以前からなのか説明はなかったが、丁子屋に世話になっていた。そしてそこの娘・お民(片山由香)を妹のようにかわいがっていた。

 そして、お民に「堅気になるように」と真剣に説くのだった。丁子屋は、自分たちの悪事を知り過ぎているおぶんが邪魔なので、何度も殺そうとする。吉宗と付き合いのできたおぶんは次第に、堅気になる決意を固めていく。

 そして、小料理屋を開き、新しい人生を始めた。

 しかし、おぶんを何かと支えてきた蕎麦屋のおやっさんを、おぶんへの嫌がらせ的に殺されたおぶんは怒り、ひとりで丁子屋へ乗り込もうと夜道を歩く。待ってましたとばかりに殺し屋どもが襲ってくる。ひとりで立ち回るおぶんだが、急に表情が変わる。後ろから刺されたのだ。刺したのは、なんと妹のようにかわいがっていたお民だった。「丁子屋の娘が堅気になるわけないだろ」そう言って笑った。丁子屋の悪事を仕切っていたのは、実はお民だったのだ。

 駆け付けた吉宗の腕の中で「あなたに会えてよかった」と絞り出すようにつぶやくと目を閉じた。

 吉宗は尾張藩の江戸家老と関係を深めようとしているお民や悪の面々がいる屋敷に乗り込み、成敗開始。お民は逃げようとしたが、すでに死んでいた男につまづき、そいつが上向きに持っていた短刀に自ら刺さり、絶命。尾張の江戸家老は「宗春様には関係ない。自分が勝手にやったことだ」と吉宗に言い残して切腹する。ホントかどうか。

 蜷川有紀、当時30手前だろう。実に美しく、脚本的にもやたらアップ画像が多かった。今は画家や大学の客員教授として活躍、数年前に小説家で現参院議員の猪瀬直樹氏と熟年結婚している。また、ゲストで出て欲しいな。


立ち食いそば

2024-02-27 21:13:32 | 日記

 きょうの「ニュースエブリ」のグルメ企画は「立ち食いそば」。立ち食いそばというと、オレなんかは駅のホームというのを連想してしまうのだが、街に構える店を紹介していた。立ち食いは、すしなどにもあるが、オレは個人的には好きではない。知人とランチに行っても食べるのが遅くて時間を気にする相手に終盤は急かされるくらいだ。オレは昼休みの時間などない職場に長くいたので気にしないが、「13時までには帰社」という信仰心を植え付けられた人々と食事に出掛けるのはきついな。だからたいてい、一人メシ、あるいは公園なんかでのんびりしている。

 と、いうわけで、きょうのテーマの立ち食いそばはあまり興味をそそられない。しかも、食レポの女子はおらず、スタッフの試食もなし。でも、ナレーションは中村雅俊さんだから、ずっと見てしまった。2軒紹介していたが、それぞれに思い入れがあるようだった。

 1軒目は「立ち食いが好きだった」という店主が家族3代続ける店。東京都心の麹町にあり「食材は築地 出汁は京都」とのれんに書いている。30種で1杯400円からという。

 54歳の店主は「西の生まれなので、西の味に近づけたかった」と話した。

 続いては入谷駅近くのお店。昭和26年創業という。こちらは17種類で310円から。「田舎風の味」を売りにしている。

 こちらも親子3代で73年になるという。カレーうどんなんかも人気なんだって。

 でも、オレ的にはおいしいものはゆっくり座って味わいたいね。立ち食いじゃ、いくら都内でも坂田陽子さんら食レポ名人には頼みにくかったのかな?


イカ墨スパの改名

2024-02-27 14:52:26 | 日記

 きのうの夕方ニュース。「ニュースエブリ」のグルメ企画まで、テレ朝の「Jチャンネル」を見る。ちょっとした企画枠何だろうが、長めの面白い話題をやっていた。ファミレス「サイゼリア」の「イカの墨入りスパゲッティ」の色が変わったのだという。今までは真っ黒で、食べ終わると口の中や口の周りが黒くなってしまっていたという。

 それがこのたび、“お色直し”した。ここ最近のことらしい。新しい名前は「イカの墨入りセピアソース」。 

 サイゼリアは取材に「イカ墨パスタ自体を口周りが汚れにくいセピア色にすることで、より食べやすくした」とコメント。苦情が来たのかどうかにはナレーション含めて触れてなかった。もっとも苦情言うくらいなら注文しなければいい話だけどね。

 利用者は「前は完全に真っ黒になったが、新しいものは普通の食事とあまり変わらない」と話していた。

 最後にスタジオに下りたあと、女子アナが「ちなみに『セピア』とは『イカ墨』の意味なんです」とうんちくしていた。

 話は変わるが、ずいぶん安価な設定だね。息子に聞いたが、サイゼリアでは一人前が少ないため、1人何品か注文するのが基本らしい。結局高くつきそうだが、居酒屋スタイルかね。