その数日間に及ぶ悪戦苦闘の日々は、一台のジャンクPCとの出会いから始まった。
Power PC Macにそろそろ限界を感じ、Mac miniでもと近所のPC屋へ立寄った。するとお店の片隅にCore2DuoのGateway GT5236Jが並んでいた。HDD無しだがVistaのCDが付いている。しかも安い。ちょっと悩んだが「動けばラッキー」と小脇に抱えて帰宅。早速、Macに増設していたS-ATAのHDDを取付け電源ON。するとマザーボードからビーブ音の嵐。ここから【第1の悪戦苦闘】が始まった。
↑ Gateway GT5236Jと買う決め手になったOS(Vista)のCD
まずメモリーの不良を疑い、あれやこれやと差し替えて4枚のメモリーのうち2枚がエラーの原因のようなので、その2枚を取外すとビーブ音が収まった。しかしBIOS画面が出ない。「マザーボードが逝ってるのかなぁ、グラボを買わないとだめかな、買って損したなぁ」と一度諦めた。でもCPUのフィンやファンがほこりだらけだったので、「電子部品は掃除をすると結構直る」とどこかで聞いたような・・・。マザーボード、電源などとりあえずバラバラにして掃除機で吸いまくった。夜中なのに。試しに組上げて電源を入れてみた。なんとBIOSが起動した。「やったぁ!」次にCDからVistaをインストール。復活した。それと、ドライバーのCDは無かったので「Slim Driver」というフリーソフトを使いました。このソフトはPC内の各ドライバーをチェックし、インストールしてくれます。
「PCあれこれ探索」http://pc.mogeringo.com/archives/10430
そして翌日、オンボードのビデオチップではやはり寂しいのでグラボの中古(Radeon3650)も買った。以前自作PCを組んだ頃のグラボはPCIかAGPだったけどPCI-Exprss
X16になっている。
さて、イジる所がなくなった。そうだWindows 8を入れよう。そこから【第2の悪戦苦闘】が始まった。そもそもこのWindows 8は誰もがそうであるように期間限定価格の1月31日までにダウンロード版を買ったもの。一度はノートPCに入れたものの、DVDマルチドライブは動かなくなるし、よく使うソフトは使えなくなるしで、結局Windows 7 に戻した。この時もリカバリーにとてつもない時間を費やした。「もう、いや!」って感じ。その辺も踏まえて考えたのは、もう1台HDDを増やしてクローンHDD(この時はまだダウンロー版はアップデートしか出来ないと思っていたため)を作りそこにWindows 8を入れようと。そうすれば失敗してもVistaの環境は残るから。早速これまた中古のHDDを買って来て取付けたが認識されない様子。「交換してもらうようかな。」とりあえずググって見るとなんとか「ディスクの管理」からたどって、やっとフォーマットに成功。データ消去ソフトを使ったのか、不明の形式だったため「マイ・コンピュータ」に表示されなかったようだ。
HDDが認識されない対処法の
O'ZZIOのHP http://www.ozzio.jp/html/faq/06092634.html
「Disk Copy」フリー http://www.forest.impress.co.jp/article/2008/08/26/easeusdiskcopy.html
そして「Disk Copy」というソフトを使ってもう1台のHDDに丸ごとコピー。準備が整ったのでいざインストールしようとしたらGatewayのVistaは34bitなのに対し、ダウンロード版のWindows 8は64bitだったため、インストール出来ないとの事。「が~ん。」道は閉ざされたと思ったが、とりあえずググって見た。アップデートしか出来ないと思っていたダウンロード版だがクリーン・インストールも出来るとの事。道が開けた。
しかしそれは【第3の悪戦苦闘】の始まりだった。
インストールを始めるとまもなく「デバイス・ドライバーが見つかりません」の警告が出て先へ進めない。またまたググってみると<o:p></o:p>
1、 OSのダウンロードが不完全だったのでは・・・とか
2、 DVDの焼き具合が悪いのでは・・・とか
3、 DVDドライブを他のもの換えたらOKだった・・・とか<o:p></o:p>
みんな試したけどダメだった。さらにググると、このBlogにたどり着いた。<o:p></o:p>
「おじゃあお木」http://ojaoki.blog.so-net.ne.jp/2009-10-29<o:p></o:p>
結局Intel製のチップセットを使ったマザーボードはこの症状が出るらしく(アップグーレドの場合やS-ATAのドライブなら、この症状は出ないそうだ)デバイス・コントローラのドライバーをダウンロードして指定すると先に進むことが出来た。そしてインストール成功。ところが今度は無線LANが繋がらない。Macで使っていたPlanex社の無線LANアダプタがWindows 8に対応していないようだ。またググる。「GW-USH300をWindows 8で使える方法」というBlogを発見。まさに渡りに船。<o:p></o:p>
「へりくつ気味」http://jiroz.blog99.fc2.com/blog-entry-752.html<o:p></o:p>
あとはOSのライセンス認証だけだ。が、そう甘くないのが今日この頃。
一度、ノートパソコンにインストールしているのでオンラインでのライセンス認証はできず、サポートセンターにTEL。オペレーターのお姉さんに事情を説明してライセンスをもらう。そしてWindows 8すこぶる快調!<o:p></o:p>
この後、【第4の悪戦苦闘】として、「EasyBCD」というソフトでデュアルブート環境に挑戦するもうまくいかず。あげくの果てにWindows 8の方のHDDがアクセス拒否状態になってしまい、やむなくOSを再インストール。今回は同じPCなのでライセンス認証は無し。ただ空しく時間だけが過ぎて行った。再度設定し直したところ、何とか成功。やれやれ。
「EazyBCD」フリー http://mikasaphp.net/easy_bcd.html
そんなこんなで、たくさんの人のBlogに助けられ、いろいろ勉強させてもらっている。さて、今度は何処をイジろうか・・・。
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