甘えるらってくん オリーブの木のお話付き

 

ぐっすりねんねしているらってくんのおちり枕は

 もかちゃんのおちりでした。

 らってくん、もかちゃんにも甘えんぼです。

 

今度は誰のおちり枕かな？

このサバトラ柄は

 きりちゃんですね。

 らってくん、きりちゃんにも甘えんぼ。

 

でもらっぱり一番なのは

 

 イクメンパパのちーのくんですね。

 ぽや～んとしているらってくんを丁寧に毛づくろい。

 

なのにらっちゃんたら

 

 

 どうして噛むの～

 可哀想なちーのくん、

 

落ち込んじゃったねえ。

 それでもらってくんがねんねするまで

 じっと我慢していたんですよ。

 

超大型台風、凄かったですね。

あ、昨日のじゃ無くて先週の方ね。

次男の学校は土曜日には月曜日の休校が決まっていたので

しましまたちにご飯をやったら

二度寝しよう！と目論んでいたのです。

 

ゴミを出して戻ろうとしたら

多肉を寄せ植えしている鉢が落ちてひっくり返っているのに気が付き、

あらあらととりあえず拾って元の場所に置こうとしたら

 

…

 

…

 

オリーブの木が

  

 倒れていました。

 

 50センチくらいの苗木を買ってきて植えたら

どんどん育ってこんなに大きくなり

あまりの成長ぶりにびっくりだったオリーブの木。

 

幸い道路側には傾いていなかったし、

どうしたらいいか考えがまとまらなかったし、

そもそもまだ風が強く作業が出来そうもなかったので…

 

えへへっ

予定通り二度寝してしまいました

 

お昼近くなって風がおさまって来たので

いよいよ行動開始。

根元を見たら抜けては居なくて傾いているだけだったので

負担を軽くするために枝を落として軽くしてから

真っ直ぐに修正して固定しました。

 

ま、わたしは現場監督さんで

実際に作業したのは息子たちですけれどね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

網戸に居たのはだあれ？

 

ちょっと前の写真です。

『チームしましま的ちょっと前なので、勿論一週間とかそういうレベルではございませんにゃ』

まあ、そういう事だ

 

 

ほら、窓開いてるし

 それは置いておいて

ちーのくんがしきりと何かを気にしているので

 ヤジねこらってくんも来てみたところですよ。

 

何かガサガサ音がするね～。

 ほらほら、ちーのくんたら楽しそう

 

つられてらってくんも音がする方に目をやります。

 でも見つからないの。 

 絶対に何かがいるはずなんだ‼

 

 

 

だってガサガサ音が鳴るんだもんね。

 『一体何が居るんですかにゃ？』

 気になって気になってたまらないらってくん。

 よ～くよ～く見てみたら 

 『

 …

 ん～んと

 

確認の為にもう一度見てみますにゃ』

 しばらくじっと見つめておりましたけれど

 

 

…

 

 

…

 

…

 

『にゃんだアレ！

超キモイですにゃ～‼』 

 ドン引きするらってくん。

 

カナブンの裏側ってね…、

そんなお顔になるかもな～

らってくん そうじゃないですにゃ～とおもう

 

 甘えん坊したいらってくんが待っていたのにもかかわらず

うとうとしちゃったちーのくん。

 ようやく気付いたらってくんが

辛抱たまらず起こしに行きました。

 『ちーのくん、らっちゃん待ってたんですにゃ～よ』

 

さあ、これでようやく甘えん坊出来るかな？って思ったのに

 

…

 

…

 

ど～ん‼ 

 『…

 …

 …

 ちーのくん…

 そうじゃないですにゃ～』

 

 『…ハテ？』

 『らっちゃんはちーのくんにあまえんぼしたかったんですにゃ～』

 

らってくんが訴えているにも関わらずちーのくんたら

 

…

 

…

 

ふざけてみた

 散々待たされたにも拘わらずおふざけするなんて

 

…

 

…

 

『ムッキー』

 まあ、そうなるよね。

 

 『らっちゃんたらずーっと待ってたのに～

ちーのくんなんてこうしてやるにゃ』

 これにはたまらずちーのくんが反撃

 したのではありますが

 

…

 

…

 

一瞬で終了

だって、らってくんが芳しい反応をしなかったから 

『ん～

 らっちゃんはちーのくんに甘えん坊したかったんですにゃ。

ついついガブってしちゃいましたけどにゃ

根底ではにゃかよくくっついてべろんべろんの一つも

されたいのですにゃ～よ。

でもちーのくんたら

 ファイティングポーズ、入っていませんかにゃ？

ほらほらやっぱり

 相当やってやろうと思っていますにゃ。

 

そんなちーのくんのやる気が伝わってきてにゃんだからっちゃんも

 受けてたとうかにゃって気分になってきましたにゃ～よ』

 甘えん坊気分はどこへやら

おポンチボーイズの運命やいかに～

 

続きます。

 

らってくん 隙間時間を有効活用する

 

 

 ちーのくんに甘えん坊したくてらってくんが来ました。

 ちーのくんが気づいてくれるのをじっと待っているのも何なので

 

あんよのお手入れを始めました。

 ぺろりんぺろりん

 『これで良し‼

丁度ちーのくんもそろそろ気が付く頃ですにゃん。

 …

 おそいんでにゃいの？ 

 何故か本日少々お時間が掛かっておりますにゃ。

 う～ん、この隙間時間を利用して

 

ディープケアに取り掛かりましょうかにゃ？

 これで退屈な待ち時間も満ち足りた時間に早変わり

 

流石はらっちゃん、おりこうですにゃ～

 そして時々こうやって

 

ちょっと変わったポーズもやってみる事で

 普段使わぬ筋肉を刺激しますにゃん。

 ギューッと収縮させたら

 

一気に脱力

 おめめも脱力

 これ、結構な高難度の技ですにゃ～よ

 

さあ、気分転換も出来たところでいよいよ最後の仕上げ

 爪をガジガジしてなめらかにいたしますにゃ。

 ガジガジガジガジ

 ガジガジガジガジガジガジ

 

…

 

…

…ねえ、やっぱり

 

おそいんでにゃいの？

 もうらっちゃんのお口、限界ですにゃ～よ』

 

待ちくたびれたらってくん。

 

あのさ、きっと気づいていないのは君だけだと思うけれど

 

ちーのくんなら、ずーっと前に寝ちゃったよ

 

達成感のないらってくん

 

 りんちゃんを追い払った悪い悪いグレーしましまですが

 目的はただただ何かをしているりんちゃんを驚かせてやろうということなので

 ここでようやく箱の存在に気が付きました。

 『りんちゃんたら何をしているかと思ったら

 

これはこれは、非常にねこの好奇心を刺激する箱ですにゃ』

 …そ、そうなの？そういうもの？

 

らってくんは早速調査を開始～。

 しばらくごそごそ調べてたら

 

やっぱり頭からなんだね。

 でもりんちゃんと違うのは

 

『ちょっとサイズ的に問題アリのようですにゃ～よ』

 やや気づくのが早い。

とはいえ調査の段階で気が付き給えよ、とは思いますが

 

 

『箱の高さはこんにゃ感じ、

 フムフムフム、いくら小顔のらっちゃんとはいえ

 些か無理がありますにゃ。

 

頭からが無理となれば別の方法を考えにゃいと』

しばらく箱を眺めたらっちゃんは、 前足を差し込んで追加調査。

 さらに

 もう一度覗き込んで最終確認。

 

フラップにぬりぬりして

 気持ちを整えたら

 

いざ‼

 

…

 

…

 

突入だ～

 勿論全身は無理ですけれど

 

 

この程度なら入れるもんなのね

 で、どうだった？ 

 『う～ん

癒しの空間でもなくしっくりくるわけでもなく

ワクワクがある訳でもなくスリルがあるわけでもにゃし

 

ただただ達成感が得られないだけの残念な箱でしたにゃ』

 

ほらね、その程度のつまらぬ箱なのに、

りんちゃんを蹴散らして追い払う価値なんてありましたか？

無かったでしょう？

 

『う～ん、

 おかあさん、

箱に価値はあらず。

 りんちゃんを追い払うことに価値があるのですにゃ』

 

うん、そうなんでしょうけれどね。

だからキミ、りんちゃんに嫌われるんだからね