この支配からの卒業

 

 

イクメンちーのパパ、今日もせっせとらってくんの手入れをしています。

ちーのくん、らっちゃんあごニキビがあるんです。

キレイにしてやってちょうだいな。

 

『お任せあれですにゃ』

せっせとお手入れしてくれるんですけれど

 

らってくんもお返しがしたくなったみたい。

ちっちゃなベロを一生懸命延ばすけれど届きませんね。

 

『いいからいいから、らっちゃんはじっとしていればいいんですにゃ』 

こんなかっこでじっとしていろだなんて、いくらなんでもあんまりなんじゃない？

 

は～ら、やっぱり

 

らっちゃん、キッパリお断り

バイ後ろ右あし。

 

『もう結構ですにゃん』

 更に右前あしも動員しお断りしているのに…

 

『ハイハイハイ、ここもキレイにしておきますにゃ』

ＫＹちーのパパは、その足までもをお手入れするのです。

 

それでも飽き足らぬちーのパパ、

ベロンベロンとお手入れ続行、絶賛エリア拡大中。

 ベロンベロンだけじゃなくて

 

毛をほぐすようにカジカジカミカミ…。

流石はイクメン、お手入れのバリエーションも豊かだねえ。

 

あ、大丈夫、噛んではいませんよ。

前あしをガジガジしているだけです。

 

しか～し

こんな体勢で施術を受け続けるらってくんの身にもなってごらんなさい。

もういい加減我慢ならないと思うのは至極当然。

 

…

 

…ね

ちーのパパ、これはあまりのアホ面だ

 

だがしかし

 

らってくんの抵抗など気にせずにお手入れを続けるイクメンちーのパパ。

今日はいつにも増して愛が溢れている模様

らってくんはどうにか逃げようともがきますけれど…

 

熱心なイクメンからは逃れられないのです。

だって、溢れる愛が止まらないから

ベロンベロン

ベロンベロン。

 

いつまでも舐めまわすちーのパパに、らってくんは我慢の限界…

 

『しつこいですにゃん!!!!』

全力で反抗します

 

…が、

 

父の愛に勝るものなし

いとも簡単に封じられるらってくんの反抗。

 

らっちゃん、めげずにもう一度チャレンジ。 

オザキ並みの反抗心を見せます。

 

もう二度とベロリンされないように 

 ほっぺに右の前あし後ろあしをかけたら…

 

精一杯力を込める

残念、

自分のボディがズレてしまったよ

 

ノーダメージのちーのくんは

再び暖かい胸にちーのくんをしっかりと抱くのですが…

 

断固拒否されているようですね

らってくん、いやだいやだとバタバタ大暴れ

 

『そんにゃにしつこいと、

らっちゃん、盗んだバイクで走りだしますにゃ～よ』

 

すると…

 

なにかのはずみでこんな事に

あれれれ？

 

優しくベロリンされていたら

なんだからっちゃん、甘えたくなっちゃたの

『さあ、らっちゃん、ねんねしましょうにゃ』

 

『らっちゃん、ちーのくんが大好きですにゃん』

逆らい続けあがき続けた　早く自由になりたかった…、はずなのですが

 

そうだよね。らってくんはちーのくんが大好きだもんね。

 

いつものようににゃかよしでねんねしてしまいました。

この支配からの卒業は、まだまだしないんですって

 

　お願い

　本日の内容、チンプンカンプンだったヤングジェネレーションの皆さま、

　お手数ですが「尾崎豊、歌詞」でおググり下さいませ。

お互いがお互いを

 

きりちゃんとりんちゃんです。

見つめあっているようで、実は若干視線はそらしています。

お互いに遊ぼうかな、って思ってはいるんですけれどね…、

 

どうもアプローチがよそよそしいの

遠慮気味に「ちょいちょい」ってされて、お返しも遠慮気味になっちゃって…

 

結果盛り上がらず、ちょっと気まずいのですよ

 

あらあら、きりちゃんたら、耐えかねてお顔の向きを反対にかえちゃった。

困っているようですね

 

さてきりちゃん、これからどうしよう？

りんちゃんは期待しているみたいですよ。

 

『りつこ、ニャンレスはあんまり好きじゃありませんにゃん』

『りんこも好きって訳じゃないかもですにゃん』

 

…

 

再び気まずくなって

向かい合わせを止めちゃいましたね。

 

気まずさマックス

一緒に居るのがいよいよ辛いんですが…

 きりちゃんもりんちゃんも移動しませんねぇ。

 

『りんこ、ホントは出窓にでも行って気楽にぐでっとしたいんですにゃん。

でもそんにゃ事したら…

 

残されたきりちゃんは、不愉快にゃんじゃないかにゃ～？』 

モジモジしながらガマンしているりんちゃんですよ。

 

そしてきりちゃんも…

 

『あ～、もかちゃんたらソファで寝てますにゃん。

くっついてりつこママを降臨させてもかちゃんをベロンベロンしたいですにゃ～。

でもりつこだけが行っちゃうのって、ヤナ感じですよニャ～ん』

 

『ん～、ここにちーのくんが来たら、

りんこ、あくまでも自然に入れ替わりを装って出窓に行けますにゃ～。

なんなららっちゃんでも良いですにゃん。

おう～、う～う～う～うお～、位の唸りを挙げながら怒ったふりで退場すれば

きりちゃんも致し方ないって思いますにゃ。

でも期待値が高い時ほど、チャンスには恵まれにゃいモノなんですにゃ～』

 

そう云うものですよ。

でも、どちらかが先に移動したって残った方はホッとするだけなのにね。

 

あんまり見かけないこの組み合わせ。

何故かお互いとっても気を遣いあうのでありました。

 

 

らってと雪の女王

 

新聞紙回収袋でお昼寝しているらってくんです。

もじょもじょ動いたなと思ったら…

 

ホラ、やっぱり起きた 

しばらくボーっとしていたんですけれど…

 

…

 

らってくん、突然びっくりモード発動

 

『見てませんにゃ、見てませんにゃん』

必死に何かを見なかったことにしようとしています。

 

でもやっぱり気になって

 

もう一度見ちゃったんだ

目に飛び込んできたのは…

 

…

 

冷たい瞳で子ねこを凝視している巨りんこ 

ジロリ

 

ギロリ

なんと冷たい瞳なんでしょう。

まるで雪の女王のようだわ

 

もうらってくんは身じろぎひとつ出来ません。

らってくん、大ピンチ

 

かと思いきや…

 

おやおやおや

らってくんが見ていたのはかがみに映ったりんちゃんでしたよ。

しかもりんちゃんはらってくんの存在なんて全然気が付いていない模様。

そもそも鏡の存在にも気が付いていない模様。

 

ヌルリンとこすって

こっちにもこすって 

開けて～って言ってみるそうです。

レリゴーはどうしたレリゴーは

 

そっちには誰もいないしそっちに行ったらややこしい所にもぐるつもりなのはまるっとお見通し、

おかあさん、絶対に開けませんからね。

 

『にゃんだかわからにゃいけれど、らっちゃん、怒られないみたいですにゃん』

「雪の女王」のトリックは見破れなかったけれどらってくん、ひとまず安心。

いかにもホッとしましたっておかおですものね。

 

 

 

ボクは絶対に戻って来るよ

 

眠る子ねこらってくん 

枕にしているのはちーのくんの

 

ちーのくんの…

ふとももでした～。

今日はぎりぎりおちりを回避～

ぐっすりねんねのにゃかよしボーイズの向こうには

 

唸り女王も熟睡中です。

お昼寝の時は平気でくっついているんですよねぇ。

ああ、早く「りんちゃんの唸り、止まりました～」の

ご報告がしたいものです

 

さて、このようにちーのくん大好きオーラを醸し出すらってくんですが… 

今現在気持ちよくおかおをうずめて寝ているのは

ちーのくんの色じゃないね。

 

この尻枕の正体は…

あら珍しい、きりちゃんのおちりでしたよ。

きりちゃんて見た目はそうでもないんですが、実は結構むちむちさんなんです。 

まるで求肥のような弾力

らってくん、気持ち良くてもうちーのくんには戻れないかもよ～、って案じるおかあさんですが…

 

不動のにゃかよしフォーエバー

心配ご無用

まあまあ、らっちゃんたら、甘えちゃって

 

最近のらってくん、どうも足が縮むのです。

寒いのかしら？

 

冷たいおはなを暖めようとして

すっかりおかおが隠れてしまいました。

 

こちら側ではにゃかよし姐さんペア。

このお二方、どっちかが目を覚ましてベロンベロンを始めると

大体揉め始めてポカスカ殴り合いになるので面倒ですが

開始までの期間限定での微笑ましい姿です。

 

そして、例のアウトローは

 

単独行動中。

 かまってかまってとゴロンゴロンおねだりしているのでありました。

 

幸せなねこたちとお気の毒なねこ

 

お昼寝しているちーのくんのところにきりちゃんが来ました。

何かを思案中。

お伺いを立てるようにこちらをチラリ。

ダメです、止めときなさい。

 

しかし…。

きりちゃんは判っているのです。

『そうは言ってもおかあさんはこのくらいの事でりつこを叱ったりしませんにゃ』

 

だから欲望のままに行動するのだ

柔らかい脇腹に乗るのです。そりゃもう満足そう。

では、角度を変えてみましょう。

 

…

 

いつか見た景色だわ

そして大満足なきりちゃんの向こうにも

 

幸せ一杯の子ねこがいますね。

 ゴロゴロ言いながらフミふみしているのは

ちーのくんのオマタだよ

 

こんなカワイイ後ろあしをしつつ…

グーパーグーパしているのは

 

ちーのくんのオマタ

そして動きが止まりました。

らってくん、夢の国に出発進行。

 

オマタにおかおを寄せたままね

 せっかく気持ちよくお昼寝していたちーのくん、とってもお気の毒でした。

 

昨日の夕ご飯、つまんだおやつで胃もたれしちゃったので先にお風呂に入ったんです。

息子たち二人で食べていたんですけれど…。

お風呂から出て来たら「大変だったんだ～」と言う息子たち。

 

らってくんがテーブルに乗ったと思ったらその瞬間に次男のお皿の鶏肉を咥えて逃げて行ったんですと。

う～う～唸りながらソファの下に潜り鶏肉を食べようとしていて…。

どうにか長男が捕まえると、らっちゃん、鶏肉を咥えたお口を両方の前あしで必死に押さえたんですって。

 

なにそれ

想像しただけでめちゃめちゃカワイイんですけれど～

…、あ、イカンイカン

 

最終的に捉えられた宇宙人状態にされたらってくん、お肉をポロリと落としてしまい回収されちゃったんですが

お口のまわり、煮汁でベタベタにしていたそうです。

シーフードパスタを食べていた時も突然飛び乗って来て電光石火のごとくイカを咥えて逃げて行き、

取り上げようとしたわたしと格闘になって、トマトソースでお互いにまっかっかになって、

血まみれの惨事みたいだったこともありました。

 

ちーのくんやりんちゃんも、ウチに来た頃はヒトの食べ物が気になっていたんですが、

しつこくテーブルに乗ったらケージに…、ってしているうちに

殆ど関心を示さないようになっんです。

らってくんもそういう風に、と思うんですがこのボクちゃんには難しいのかも

すんすんすんの「す」もなく、いきなり咥えて走って行くんですからね。

 

連休はお休みします。

寒くなるようですね。体調崩さぬようご注意下さいね。