チームしましま

我が家のカフェ猫たち、その名もチームしましま

嵐の金沢 ②

2018-10-22 16:18:50 | 旅行記

 

嵐の金沢 続きです。

 

新幹線開通時のCMのせいか

金沢と云えば海鮮丼のイメージが付きまとい

海鮮丼と云えば観光客諸君が目指すのが

近江町市場であります。

 

色々ググってみたら地元の方的には

海鮮丼の評判は芳しくなく

海鮮丼を食さんと市場で長時間並ぶ観光客諸君は

【海鮮丼難民】と呼ばれている、とかいないとか…。

まあ、お値段を見る限りでも

房総半島で食べるよりもぐぐっとお高く

というか、どうも金沢はこと食べ物に関して物価が高く

なんだかどうしてもモヤモヤが払拭できなかったため、

 

ワタクシ、観光客の分際で海鮮丼を放棄致しました。

 

そもそもこの市場、市場というもののいわゆる市場ではなく

なんていうの?昔の商店街っぽい感じ?

市場と云うからには早朝‼と張り切って朝6時からやってくる

観光客もぽつぽついるようですが

大抵のお店は9時まで開かないらしいです。

早朝からオープンしているお寿司屋さんは

何軒かあるみたい。

 

一応一通り見て回りましたが

購買意欲はわかず素通りとなりました。

 

市場の傍にあるデパート内の【紀夫カフェ】で

お昼ご飯の代わりにパフェを食べました。

お昼の代わりに?

 

大丈夫、だってこのパフェ

 

 

 

こーんなに大きいんです。

高さ30センチ以上あるんです。

白玉やあんこやわらび餅、

抹茶ゼリーの入った大迫力のパフェは

 

 

食べるのに苦労したのはサイズのせいだけでは無かった とだけ

お伝えしましょう。

 

一度駅まで戻り荷物を持ってバスに乗り

今度こそ予約したホテルに行きました。

もうね、それは丁寧で心のこもった接客をして下さる

スタッフさんばかりで

こちらのホテルで良かったです‼

 

 

 

 

次に行ったのはこちら

鈴木大拙館

哲学者、鈴木大拙の『館』です。

英語表記はミュージアムですが、

う~ん、表すのがちょっと難しい。

 

『勿論大拙先生の貴重な資料の展示もありますけれどにゃ

見たり読んだりすることだけが目的じゃないんですにゃ~よ。

 

この空間を様々な場所や建物や角度から眺めて

色々な事を考えるのですにゃん。

ご案内によると思索するのですにゃーよ。

そして正解はにゃい‼

 

いうなれば京都龍安寺の石庭の様な…

 

口コミでは外国人の見学者が

白い「思索空間」という建物で

物思いにふけっておられたのに

どかどか入って来た日本人のグループがやかましくて

眉をひそめて出ていかれたので

日本人として恥ずかしかった、

にゃんて書かれてしましたにゃ。

 

おかあさんたら、

日頃のおバカさんを封印して

 精いっぱいのインテリジェンスをかき集めて

浮かないように、ご迷惑をおかけしないように

振る舞ってきましたかにゃ?』

 それがですね、

まさにいらしたんですよ、外国人のカップルがね。

そして言葉も交わさずじーっと池を眺めていたのですが

 

そのうちにイチャイチャし始めたので

退散しました

 

とまあ、色々ありますが

こんな素晴らしい施設が300円で見学できるなんて

驚きではありませんか‼

これから紅葉のシーズンを迎え

きっとますます美しい姿を見せてくれることでしょう。

 

建物の外にはお庭があって

 歩いて行くとさっきのお池に出ました。

 という事は

 

見ようと思えば無料でも…

 いや、絶対に全部を味わった方が良いので

300円お支払いして中も見学して頂きたいです。

 

ここは兼六園の傍で博物館や美術館が立ち並び

それぞれが庭園でつながっているような

立地なので

 お庭を通って移動します。

 

本多家のご門跡

 本多家の敷地跡は本多公園として整備されています。

 美しい日本庭園を堪能しながら向かったのは

金沢21世紀美術館。

この頃には雨脚もかなり強くなり

チケット売り場は長蛇の列でしたが

ここが見たくて金沢に来た様なものなので

我慢して並ぼうと思っていたんですよ。

 

でも、ふと見たら

 

一番の目玉のレアンドロのスイミングプールが

 思いのほかこじんまりしており

「内湯?」って思ったら内湯以外に見えなくなり…。

 

ここは無料エリアでプールの中から見るには有料エリアに

入らなければならないのですが

雨のせいで見学者も多く、

きっとプールの底では沢山の人がひしめき合って

上を見上げているんだろうと思うと

入る気が無くなってしまったので

無料エリアのみ見学することにしました。

 

見られないと思っていたウサギちゃんの椅子は

予想外に無料エリアに無造作にあったので

 座って写真も撮れたし

 

屋外は勿論無料。

 建物自体が見ごたえがあるので

 十分楽しめました。

 

有料エリアに入らず時間が余ったので

 行かないつもりだった長町武家屋敷跡に行ってみました。

 街の一角に和風庭園。

 ひがし茶屋街などと違って

町家を守り生活されているお家が多いので

 騒がないでください、という注意が書かれていました。

 

茶屋街とは違う

 重々しさのある造りです。

 

特徴のある塀。

 こちらにもあります。

 なんとこれ、大きな病院の塀です。

 

雨の中を歩くのは大変だけれど

 風情があって美しいです。

 

翌日行く予定のチョコレート屋さんを発見

 うんうん、いい感じ

明日きましょう。

 

この近くに行こうと思っていた回転寿司やさんがあるので

場所を確認しようと思ったら、

なんと、閉店しちゃってて‼

一度ホテルに戻りフロントで美味しいお店を

教えて頂きました。

 

結局ね、金沢駅前の

『もりもり寿司』

行くつもりだったのはもりもり寿司の別の店舗だったんですよ。

だったら初めからこちらを選んでいれば良かったのになあ。

無駄に駅まで2回行くことになりました。

 

金沢は回転寿司のレベルが高いと評判で

 まあ、回転寿司とはいえそんなにお安くは無いのですが

 

美味しいお寿司でした。

 のどぐろも食べました。

 

カウンター席だったのですが、

店長さんが本店か本社かの上司とずっと電話をしていて

明日は営業を切り上げて早く閉店する、という

交渉や

バイトさんに休んで良いよっていう連絡を

延々されているのが聞こえて来て

 

え~、台風そんなに影響ある?

 

金沢の夜、暗雲が立ち込めて参りました。

 

続く

 


嵐の金沢

2018-10-19 16:38:39 | 旅行記

 

 

ぐっすり寝ているらってくんのクッションは

いつものようにおねこよし茶とらで

 

まさに障害を乗り越えてのにゃかよしで

それを黙って受け入れている風なすまし顔のちーのくんですが

 

 実は

余計な一仕事を終えたところです。

 

近日中に…なんて言いながらズルズルしてしまい

このままでは一月経ってしまいそうなので

慌てます。

 

9月末、超大型台風が迫る中金沢に行ってまいりました。

まさかあんなに進路が曲がるなんて思っていなかったし

(予報ではまっすぐ中国に向って抜けるはずだったんですよね)

あらまあ、これは直撃するよってなった頃には

ネットのツアーだったから

キャンセル料金が高くてほぼ全額とかだったので

雨風に打たれるのは覚悟で強行したのです。

結果的に、覚悟をしなきゃいけないのは

雨風では無かったんですけれどー

 

行先が金沢に決まった時

夫は車で行く!と言っていたんですが

一泊しかできないのに車で行っても観光ができない!

という事で

 

北陸新幹線かがやきで行きました。

 足元が広々して快適でした。

 金沢に到着して、

先ずは荷物を預けてしまおうと

駅から5分ほどのホテルに向かいました。

ホテルマイステイズプレミア金沢、に行ったのですが

予約が入っていないと言われ

予約券を見せたら予約をしたのは

金沢ニューグランドホテルプレミアで

フロントの女性に予約券を文字通り

突き返されました

 

まあ、気づかない我々が悪かったんですけれどね、

突き返すことは無かろう

 

車で行こうとしていた時にホテル予約だけ取ったのですが

それがこちらのホテルで

新幹線で行くことにして新たに予約した時に

間違えて兼六園の方のエリアのホテルを選んでいたんですね。

 

とりあえず荷物はコインロッカーに預け

気分も新たに観光開始。

 

金沢駅のシンボル、鼓門

 どうして朱色だと思い込んでいたのかなあ?

 

 金沢駅からバスに乗りひがし茶屋街に向かいました。

精算は降りる時だったので車内で50円玉を二枚夫に渡したら

このおっさんたら、幼児ばりになにやらグズグズしやがりまして

いや、百円玉持ってれば渡してるって‼

わたしなんか50円玉と10円玉5枚だよ‼

それだって同じお金だよ‼

50円玉がみっともないってなにそれ?

という『事件』がありましたので

 

ひがし茶屋街を歩きつつ

「うわ~ステキ!とってもステキ!

 

 でも気分が悪くて全然楽しめな~い

等とネチネチ嫌味を言い続けてやりました

(ほぼ午前中一杯言い続けてやりました

ひがし茶屋街は人が多くて写真が撮り辛く

興味があるお店も無かったので

する~っと通り抜け

 

裏手の卯辰山に出ると全く人がいなくなり

 こんなワクワクの坂道を上り

 

脇にそれて階段を昇り

 眺めがよいという宝泉寺に行きましたが

 

 

 

確かに眺めは良かったものの

 これどこ?って眺望だった。

 

雨は結構降っていましたが

風が無いのでそんなに辛くは無かったです。

 

見えているのは子来町緑地というそうです。

 ひがし茶屋街には引き返さずに坂道を上り

 

卯辰山をちょろっと散策しながら

 街に下りて行きました。

 

金沢は戦時中空襲に合わなかったため

古い建物がたくさん残っており

 

古民家カフェが沢山。

 浅野川沿いを歩き

 中の橋を渡り主計町茶屋街に行きました。

 (知らないおじさん)

 

隣は浅野川大橋です。

 ずらりと並んだ町屋。

 

町家の軒下に

 何故か知足のつくばい。

しかも斜めに

 

ひがし茶屋街の町家はカフェや色々なお店になっていたり

置き屋さんを見学出来たり資料館があったりするので

観光客がわんさと集まりますが

 主計町の町家はその多くが町家民泊になっているので

ぐぐっと静かになります。

 

川沿いの表通りから入って行くとほの暗い細い裏通りになり

更に細い路地の先には

暗がり坂。

 かつて旦那衆が人目を避けて茶屋街に遊びに出かけるのに

通った小道だと言われています。

 坂の手前にあるお店の入り口の戸が可愛かったんです。

 金沢ってウサギと関りが深いのかな?

ウサギの図柄をあちこちで見かけました。

 

もうちょっと進んだ所に似たような路地があって

今度の坂は 

 明かり坂。

 

特に名前の無い坂でしたが

金沢市の依頼で

五木寛之氏の小説の中で登場人物が命名しました。

明るいかと聞かれると

 暗がり坂と変わらない気がする。

 

明かり坂のたもとで見つけたのは

 ヨウシュヤマゴボウ。

夫はこれ見る度に

「これだけ旨そうなものをよくぞ食べずに我慢したと

子どもの頃の俺をほめてやりたい」

としみじみ言いますが

 

 

いくら昭和の子どもだったからって

普通食べないよ。

 

ほら、またウサギちゃん。

 主計町を抜けて大通りに出て

 柳宗理デザイン研究所を見学しました。

柳宗理と云えば調理用品と椅子、のイメージだったのですが

建築デザインも多数手がけていて

その作品は建物のみならず橋なんかもあって、

すごく面白かったです。

小さいスペースなんですが見ごたえたっぷりでした。

 

建物を通り抜けると泉鏡花記念館

 外観だけで大満足し眺めて終了。

 

こちらは金沢美術工業大学が運営していて

 子ども向けのワークショップなども行われているそうです。

 

ちょっと先に進むとあるのは蓄音機博物館だったかな?

ずらりと並んだビクター犬。

 

蓄音機に耳を傾けているんですよね。

 10センチくらいのサイズのが何故か実家にあったけれど

こうしてしみじみ見ると可愛らしくて

探して持ってこようと思いました。

 

続きます

 


シドニー旅行記⑫ 最後の散策

2018-10-04 12:10:00 | ちーむしましま

 

 

おすましちーのくん

可愛い顔でとぼけようとしているちーのくん。 

カレは今、ひとかけらの遠慮も無く

 

 

らってくんを踏んでいます。

 ようやくやり返すことを覚えた

ちーのくんの平成最後の夏ー。

 

8月17日その2

 

オーストラリアの鳥ってきれいだなって思うのですが

一種類だけ何だかコ汚い鳥がおりまして

(このコではないですよ)

 白いのに首回りとか微妙なグレーで

なんだかすごく薄汚れて見えるのです。

しかもやたらとゴミ漁りをしているし。

ところがこの鳥は『朱鷺』なんだそうだ‼

日本にいればそれはもうありがたがられる鳥なのに

ちょっと烏的扱いもされていて

何だかお気の毒にもなりました。

でもホテルアイビスっていうのもあったし

きっと愛されている、と信じたい。

 

脆い地層にも強気のシドニーですが

 これは流石に危険を感じている模様。

 

この辺りは唯一

オペラハウス越しにハーバーブリッジを見られて

写真も撮れるポイントなのですが

(他の所は見ることはできても柵越しだったりね~)

 午後はド逆光なので記念撮影をしたい方は

是非朝のうちにどうぞ。

 

この先に【ミセスマクワリーズチェア】という

石のベンチがありまして

マクワリーズ提督が妻の為に

囚人たちに作らせたものだそうです。

 ムクドリのように観光客が群がっておりましたので

遠巻きに眺めておしまいにしました。

 

こんな綺麗な磯もあって

 カニがいるらしいです。

 

態度の悪い囚人を隔離して反省を促す目的で作られた監獄。

頑張れば泳いで渡れそうな気もするけれど

そんな事は無かったのか?

現在はフェリーで渡ることが出来て

ピクニックを楽しむ人で賑わうと書かれていました。

 

いかにもオーストラリアっぽい花。

色は違うけれどカンガルーポーみたい。

 ハーバーブリッジとオペラハウスも見納め。

 あなたたちの事をこんなに好きになるなんて

わたし、思わなかったわ

 

別の鳥さん発見。

 ホントに沢山の種類の鳥に出会うことが出来るんですね。

 

シドニーには美術館が複数あって

無料らしい、という話をちらっと聞きましたが

未確認です。

 王立植物園の入り口の

 狛犬ならぬ

 

 

 

狛巨乳。

 シドニーで一番大きなセントメリー教会です。

 教会内は撮影禁止で写真が無いのですが

ステンドグラスの美しさは圧巻で

素晴らしい教会でした。

 ちょっと入り口が解り辛いのですが

結局ここから入るのかな?って思ったところに

余計な看板があって混乱するだけなので

 素直に進んでいかにも入り口っぽい所が入り口です

 中心部からちょっとだけ外れているので

スルーされがちみたいですが

一見の価値アリアリですから

 是非ご覧いただいたいと思います。

 

ちょいちょい写り込んでいた道路工事現場は

路面電車の工事中です。

 以前走っていた路面電車を要らないよねって廃止して

線路を埋めちゃったけれど

やっぱりあった方が便利だったよねって

現在発掘中。

 

時間があったので夫のお台場、

ダーリングハーバーの見納めに来ました。

喉が渇いたので何か飲もうとお店に入ったら

バイトのお姉さん的な方が全部こなしている割には

なかなかのお値段でした。

 

次男が食べたのは

 

 可もなく不可もないレモンタルト。

 

アイスドリンクはやっぱりアイスクリーム入り。

街の中心部にはエスプレッソ一筋、みたいな

バリスタエプロンをキュッと締めた

プロのバリスタさんが淹れている

雰囲気のあるカフェが沢山ありますが

 ダーリングハーバーは新しく開発された地域なので

そういうカフェはありません。

グロリアジーンズコーヒーという

アメリカ発のスタバ的なチェーン店ならありましたし、

夫などケアンズで

『やっぱりオーストラリアのコーヒーはウマいなあ』

なんて言って大喜びで味わっておりました。

 

不思議な噴水に行ってみましたが

 日陰になってしまっていて

やっぱりよくわからない写真しか撮れませんでした。

水が流れていない部分があって

真ん中まで歩いて行くことができまして

件のミーハーな夫はこういう企画にはもれなく乗りたがるので

大はしゃぎで行ったり来たりしつつ

写真を写せと大騒ぎなので

うざいったらありゃしませんでした。

 

昼間もカモメが沢山遊んでいましたよ。

 不思議な噴水にもお別れをして

ホテルに戻ってバスで空港に向かいました。

まだまだ居たかったという名残惜しさではなく

満喫したなあ、という満足感でいっぱいでした。

 

そりゃあね、

毎日毎日せっせと歩き回りましたから。

小さい街なので地下鉄やバスに乗るよりも

歩いちゃった方が早いやってなっちゃって

ツアーのバスやフェリー以外は全て徒歩で周りました。

そして、それがシドニーの良さを感じる

一番の方法だったのではないかなと思っています。

最終日はカフェで休憩して立ち上がる時に

股関節がわぎわぎしちゃって

直ぐには歩き出せないくらい

ストイックに歩き回っていたのでした。

 

帰りの飛行機は非常口前の座席で楽かもって

よろこんだのですが

 この席でひどい目にあいましてね。

でもそれに関してはインスタに愚痴りまくって

文句も沢山吐き出したので

こちらでは自重致します。

気になる方はブックマークからご覧ください。

一番上のちーのくんたちの写真と同じものを選ぶと

出てきます。

 

夕ご飯はクリームパスタで

深夜起きていた人にはバナナが配られたそうです。

 朝はフルーツとマフィンでした。

 

8月18日早朝5時

羽田空港に到着。

 空がどんよりで日本だなって感じです。

 

こうしてぴんぽんくまのシドニー探訪

無事終了となりました。

シドニー、行ってみたら思っていたよりも何倍も素晴らしい街で

大好きになりました。

また行きたい、絶対に行きたい。

 

シドニー旅行記、おしまい。

 

長らくお付き合いありがとうございました。

 

 

そして、予告

 

台風迫る9月末、

のこのこ旅に出ましたので

近日中に更新します。

 

ねこブログに戻るのはその後ね。

 

 


シドニー旅行記⑪ オペラハウスツアー

2018-10-03 12:10:00 | 旅行記 シドニー編

 

今日のお昼寝は

オチリあいでした。

 

シドニー旅行記

8月17日その1

 

真夏の日本から季節が逆の南半球に来たので

シドニーは真冬かと思ったら

丁度桜が咲くくらいの気候で

紫外線が強いから日中はもっと暖かく感じ

歩くにはベストな気候でした。

 

でも今朝はぐんと冷え込んで

流石のオージー達もダウンコートにマフラーのいでたち。

空気がキーンと冷えています。

 

お世話になったホテルをチェックアウトし

荷物を預けてから

ダーリングハーバーに向かいました。

今日は追加料金無しで参加できる

オペラハウス見学ツアーに参加します。

 

集合場所はダーリングハーバーのフェリーターミナルです。

見づらいですが…

今いるダーリングハーバーが①

②のサーキュラーキーまでフェリーで向かいます。

シドニーの入り組んだ入り江っぷりが

よくわかりますね。

 

‘‘この橋を渡ってまっすぐ行ったなら

フィッシュマーケットがあるから

通りの名前はマーケットストリート”

 (相当な字余り)

 

この橋は可動橋ですが月に一度くらいしか動きません。

毎週土曜日の夜は花火が上がるのだけれど

今日は土曜日なのに

今夜帰国するので見られないのが残念ですね。

 

海洋博物館、かな?

なかなか見ごたえがあるようですよ。

 

ハーバーブリッジが見えてきました。

橋の向こうに

パリピ号で行ったルナパークが見えています。

 

橋をくぐると

オペラハウスが見えました。

オペラハウスって

ホントに海に似合いますよね。

30分くらいでサーキュラーキーに到着。

振り向くとハーバーブリッジ。

ここから歩いてオペラハウスに向かいます。

フェリーの名前はアリスちゃんでした。

 

橋の下の緑と黄色のフェリーは

市バスならぬ市フェリーです。

この頃には日差しも強くなってきてポカポカしてきたので

半袖短パンオージー率が高くなるよね~。

 

オペラハウスには数人の日本語館内ツアーガイドさんが

所属されているのですが

出発直前に見たテレビに

物凄く早口でせっかちな日本人ガイドさんが居る、

と紹介されていたのですが

この日のガイドさんは癖のない方でした。

 

1973年に竣工したオペラハウスは

世界で最も建造年代が新しい世界遺産で

貝殻が集まったような印象的な建物は覆いの様なものの下に

複数の建物がある構造をしています。

 

内側から見ても不思議な建物

 建築家との間で色々トラブルがあって

工期は遅れるし予算は膨れ上がるしで

建築家が解任され

 帰国してしまった建築家は一度も完成した姿を見ぬまま亡くなり

 でも今は息子さんが携わるようになり

一件落着したらしいオペラハウス。

すったもんだしながらも

よくぞ立派に完成したものです。

 

そもそも計画通りに事が進まないのは

オーストラリアではよくある事で

シドニーオリンピックに合わせて建設されたトンネルも

絶望的に工期が延びてもう無理だろうと誰もが思ったけれど

そこに手を差し伸べたのが日本のゼネコン、

しっかり間に合わせて完成させたのでした~。

しかも

似たような話は他にもありまして

熊谷組も大林組オーストラリアで大活躍です。

 

一番大きいコンサートホールに向かいます。

 見かけなかった気がしますが

エレベーターもあるのかな?

オペラハウス、かなり階段が多いです。

 コンサートホール入り口

 本当はこの先撮影不可なのですが

 

この日はセッティングが終わっていたので

特別に撮らせて頂けました。

 今夜はハリーポッターの映像を見ながら

演奏を聴くコンサートが開催されるそうです。

 普段はスクリーンの向こう側まで座席がある

ステージを取り囲む造りのホールです。

 館内から見たシドニー湾。

 オペラハウスってつるんとした白い建物に見えますが 

近くで見ると実は全面タイル張り 

 しかも

 

白とクリームの二色。

 白いタイルとクリーム色のタイルは

違う釉薬を使っていて

白いほうがピカピカなので光をより反射するのです。

 

そのせいもあってこの場所は

 クラクラ来るくらい暑い‼

 

朝はあんなにひんやりしていたのに。

 

ツアーはここで終了なのですが

あまりの暑さに名残惜しさも無く

皆さん一目散に去って行きました。

 

これから帰国だから

お昼のお店を探したり注文したりするのも

時間がもったいないと思ったので

ランチ付きのプランにしてもらったのに

 敷地内とはいえお店に自分で移動して

注文も自分でするそうで

なんだい、単なるミールクーポンじゃないのよ、と

これに関しては結構不満。

 

お店はオペラハウスの下にあるオペラバーです。

メニューは

ステーキ

フィッシュ&チップス

パスタ

ピザの中から選ぶのですが

全員ステーキにしました。

勿論レアで頼んだけれど

 

 

 

安定のこんがり焼き

 飲み物は別料金でした。

 

これにてオペラハウスとはお別れ

 実は今まで全く興味がわかなくて

行ってみたいとも見てみたいとも思っていなかった

オペラハウスですが

中も外も見ごたえがあって素晴らしかった

 

来てよかったとおもいました。

 

オペラハウスは岬の先端にあるのですが

今度は公園になっている隣の岬の先端まで歩きます。

 

この辺りジョギングする人がやたらと多くて

 え?今日休日だっけ?って思うくらい走っていました。

 

続きます。

 

 

 

 

 

続きます