ご心配をお掛けしてはいかんので、結論をまず申しますと…
重篤ではありませんでした
症状は改善しました
という事で、内容に参ります。
関連があるのか無いのか全く分からずじまいなのですが、
ちーのくんのカイカイが始まったのは5月の連休明けあたりからだったからかと
思います。
5月中旬に受診して消炎症剤の注射、
治りかけに掻いてしまいこじらせて注射+消炎症剤の飲み薬を一週間、
再び治りかけに掻いてこじらせてしまい注射+消炎症剤の飲み薬を2週間
今月に入りやっと落ち着いて傷跡もきれいになり毛も生えて来たのです。
丁度その頃らってくんがメンバー入り。
(らってくんは保護された妊婦ねこさんから保護主さんのおうちで生まれました。
健康チェックも必要な処置もキチンとして頂いております)
ちーのくんはらってくんに一番早く馴染みました。
7月6日、トイレに軟便がありました。
その日は誰のかわかりませんでしたが(多頭飼育の辛いところですね)
軟便は毎日続き、8日にちーのくんのモノ、という事が判明。
食欲も変わらず元気もあり一日一度の軟便だけで下痢はしません。
環境が変わったせいかなと思い様子を見ていましたが
便の端に血が付くようになったので11日にウンチョス持参で受診しました。
便検査は多少乳酸菌のバランスが崩れている程度で異常なし。
お腹も正常に動いており、特に問題は無いそうです。
消炎症剤の影響が考えられない事も無いけれども
可能性はあんまりないかな~って事で、
整腸剤で様子見となりました。
13日、午後3時ごろ、朝食べたフードをあまり消化されない状態で戻しました。
ちーのくん、普段ほとんど吐くことが無いんです。
(と云うかもか姐さんだけが5匹分リバースしている感じ)
やるとしたら変なものを食べちゃった時だけなんですが、
この日は何も入っていませんでした。
14日、午後5時ごろ、今度は黄色い液体を1回吐きました。
15日は午後6時に2回、16日は6時に3回。
毎日戻しているのですが、夜のごはんは普通に食べるし戻すことも無し、
なにより元気で普通に遊ぶしヘソテンで寝るし、
具合の悪い素振りが無かったので様子をみておりました。
16日、6時に黄色い液体、7時に普通にご飯を食べました。
ここまでは今までと同じだったのですが
8時にフードを、その後黄色い液体を3回、
続いて飲んだ水をそのまま全部。
ここで一度水を飲ませるのを止め夜中の12時と1時に少量
水を飲ませましたが、この時は戻しませんでした。
続けて戻した頃は流石に少しぐたっとした顔もしましたが、
やっぱり元気に遊ぶしヘソテンで寝ています。
18日、朝イチでかかりつけの動物病院を受診。
経過を書いたメモを見た先生に
「この子は異物を食べる癖はありますか?」
と聞かれました。
そうなんです、それが一番心配だった事なんです。
何しろカレはちみちみちーの、布をちみちみするのが大好き
大好物は紐。
ワタシが着ている服までちみってしまうウールサッキングマニアなのです。
それだけにちみられそうなモノの管理はかなり神経質、
相当気をつけてはいるのですが何か盲点があったかも知れません。
その時一番疑ったのがコレ
この布、目が粗いのでほつれるんです。
片付けは完璧にしていましたが、もしかしたら気づかないうちに糸がほつれて落ちて
それを食べた…とかそんな事が絶対に無いかと言われたら無いとは言えません。
とにかく、一番考えられるのは異物誤食でありひも状のモノであった場合は
開腹手術で取り出さないと命に係わります。
まずは普通のレントゲン撮影。写るモノは何もありませんでしたが、
小腸の写り方がもしかしたら紐かも知れない、との事でした。
そこでちーのくん、バリウム検査を受けることになりました。
そのままお預かり、お迎えは夕方6時です。
4時過ぎ、検査が終わりました、来院できますか?と電話が掛って来ました。
あ~、やっぱり紐を飲んでいたんだな、同意書を書いてそのまま手術になるんだな、
と哀しい気持ちで病院に向かい、診察室に入ると…。
ちーのくん、キャリーに入って診察台に乗っているではありませんか
バリウム検査の結果、通過障害は無く蠕動もキチンとしていて
何も問題は無し。
異物はありませんでした
結局何が悪いのかは判りませんでしたが、そもそもバリウムも全く戻さなかったそうです。
後は粘膜の炎症が考えられるけれど、それを調べるには内視鏡検査になってしまう。
様子見で良いのでは、と言われたので吐き止めの注射と脱水があったので
点滴をして頂いて帰って来ました。
早くおうちにと時間より前にお電話をくださったのですね。
不機嫌なちーのくん。
『イヤな事一杯されましたにゃ』
『チックンもされましたにゃ』
『しかも2回』
夜はごはんを食べないかな、と思ったけれど、
しばらくウロウロして戻って来て食べ、
またウロウロしてもかちゃんの残りごはんまで食べましたが
戻しませんでした。
お水も大丈夫。
それ以降戻してはいません。
翌日、バリウムが流れているのを確認するため再度レントゲン撮影しましたが
殆ど出ていました。
(出たのは強烈な臭いの白ウンチョスでした)
吐くのが止まったのは注射の効果もありますがバリウムには
粘膜をコーティングする効果があるから、との事。
ウンチョス後、肛門臭が堪らなく気になるちーのくん。
ゴキゲンでゴロゴロしています。
『ちーのくん、らっちゃん寂しかったですにゃん』
しま女は冷たかったものね
『らっちゃん、一杯怒られましたにゃ~よ』
しま女はね~、一緒に寝てくれても目が覚めるとシャーハーフーなんだよね。
やっとゆっくり出来ると思っても…
いつの間にか隣にらってくん。
ちーのくんは優しいね。
検査を受けても何も悪いところは見つかりませんでした。
それでも何も悪いところが無い事がわかりました。
これで具合が悪い状態が続いているならもちろん心配ですが
今は元気ですのでそれで良かったかなと思っています。
そしてこれからはより一層危険が無いように環境を整えないといけないな、と
肝に銘じた数日間でした。
それにしてもこのところの怒涛の動物病院通い、
もはや常連さんです。
次に行くのは年末のワクチンになりますように。