2023年4月23日の日曜日、奈良県御所市大字櫛羅にある千代酒造さんの「春の利き酒会2023」に伺いました。近鉄奈良線御所市の駅に降り立ち、20分ほど西へ歩くと新緑の葛城山が近づいてきます。
ふと、交差点で見上げると信号機の横に櫛羅東の表示が、千代酒造さんへ近づいてきました。
板塀に白い壁、甍の屋根が美しいです。
入り口脇には、石屋の中にお地蔵さんが祀られていました。
日本の山岳信仰である修験道の開祖と言われ、天狗ともいわれる役小角(役行者、役優婆塞)の生まれた地、葛城山の麓、奈良県御所市に千代酒造があります。
千代酒造さんは、日本酒は”米の酒”であると同時に”水の酒”であるという蔵のこだわりがあり、葛城山の恵みである地下水を汲み上げ、仕込み水につかっています。良い酒を造るためには、良い米を使うという願いから1996年酒蔵の周りで自作の山田錦を育て始めたそうです。水と米ともにこの土地の恵みを生かす酒造りを続けることを願っているそうです。
千代酒造さんのお酒の銘柄は、葛城さんの古の呼称である「篠峯」と蔵の地名である「櫛羅」です。今回の利き酒会でたくさんのお酒を試飲しましたが、ようやく今回プレゼントのピンバッジのモデルとなったお酒が現れました。「純米大吟醸 櫛羅 生酛仕込一火原酒」です。
この櫛羅ピンバッジ、ブルーのボトルはラッカーで仕上げ、ラベル部分と肩ラベルの文字まで細緻に再現されています。相当力を入れて作られたピンバッジだと思います、堺社長いいできですねぇ。
お酒も、ピンバッジを肴に、すいすい飲めました!
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