昨日の状態から、更に削り込みをしていきます。
まずは、スクリーンを取り付けた状態で、前面中心に縦線を入れます。
左右の基準線ですね。
ライトの入る穴を開けるのですが、車体に乗せてみて位置決めをします。
まだまだ大きいです。
スクリーンの後端がハンドルと干渉しないように高さを決めます。
今回のカウルは、正面中心のスクリーンとの境界から50mmの位置が
ライト穴の上限になりました。マーキングします。
ライトリムの直径は230mmです。
なので、マーキングした位置から、半径の115mmに位置する中心線上の点が
ライト穴の中心になるわけですね。
ここを中心とした半径115mmの円を描きます。
太い配線に竹串とマジックペンを巻きつけたコンパスで描いていきます。
荷留のゴムに沿って、曲面に線を描きます。
この基準線上を削ったりするわけではないのですが、中心に集まる線を引いておいて
それに沿った形で削ったりすると、きれいな放射状の造形になるのが、その理由です。
ここは好みの問題ですが、下側が間延びしている感じがしたので
積み上げたスチロールを、一段切り取りました。
あとは、ケガいたライト穴の線に沿って、ノコでゴリゴリくりぬいていきます。
ブラシやヤスリで調整しながら、ライトにはめ込んでみました。
乗車位置から見てみると、ものすごいプロテクションかも?って思える大きさですね。
ヨーロッパには、こんな感じのカスタムが結構ありますね。
ノーマルハンドルなので、どうしてもカウルが縦に大きくなりますが
結構、このノーマルハンドル気に入っているので、これに合わせました。
お次はナックルガードです。
まずはボール紙で、片側を作ってみました。
これを一旦外して、同じものを切り抜きます。
左右装着して
と、まあ付けてみましたが、角がないラウンドタイプの方が、このバイクには似合うような・・・
この辺りは、いろいろ作って検討してみます。
市販品にない形として、このライト周りのサイドビューでしょうか。
ホントは、Ducati 900SS Desmo の、ライトリムが飛び出たイメージが好きなのですが
今回使うスクリーンの大きさからして、ちょっと無理があるようなので
まったく逆の感じにしてみました。
次回は、マスター型の最終整形になります