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絵じゃないかおじさんぐるーぷ
真っ赤な炎が吹き上げます。それと同時に、何か黒い固まりが渦をまいて暴れ始めたようでした。チターンは30m、キヨヒメは10数mの長さがあります。私は、サヤカのエンジンをかけ前照燈を点けてやりました。後は、彼女が、空中を飛んで勝手に行動してくれます。私たちには、昼間のような世界を現出させ、第3者には、景色も音も消してしまうようです。これで、どんなに騒いだとしても、第3者には何も分かりはしないでしょうから、思う存分戦えるのであります。
チターンと黒龍とは、互角の空中戦を演じていましたので、キヨヒメは、観戦して様子を見守っているようでした。彼女は、少しは飛べるのですが、長時間飛行は無理です。火炎放射器のような火吹きが、最大の武器です。チターンの戦いぶりは、今日初めて見せてもらいます。空を飛べることは、知っていたのですが、どんな能力があるのか、よく知りません。
つづく
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