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絵じゃないかおじさんぐるーぷ
<ドン作雑文集より>
平成初めの頃です。
どちらかのエネルギーの力が、
ほんの少しばかり強かった所為でしょう。
定点が、弱いエネルギーの方へ、
わずかに移動したのであります。
それでもなお飽きもせず、
時間をかけ多量のエネルギーを
両側から注いでおりますと、
その線分がシミが拡がるように、
丸い2次元の円に変わってきました。
その線分が、何かの手違いで
回転したようであります。
そのように変わっていく姿を見ていると、
彼女には、期待や楽しみの心が
芽生えてきたそうです。
つづく