巡礼第2日目(2009年5月25日) Second day (May 25th, 2009)
ロンセスバージェス → ララソーニャ 27km
Roncesvalles → Lalasoana 27km
(注)大幅に書き直しのため、第2日目の順序が第5日目の後になってしましました。
この日の朝は、一緒にホテルに泊まっていたルネとジルと共に、7時半頃に巡礼に出かける準備を始めました。靴摺れ防止のため、私がバンドエイドを取り出したのを見て、ジルが声をかけてきました。彼はクリーム・チューブを差し出して、これを使うと靴摺れ防止に効果抜群だと言うのです。実際にこのクリームを借用して足の裏に塗ると、その後靴摺れは起きず、マメが出来る事もなく、とても重宝しました。
そのクリーム・チューブには、"SPORTS AKILEINE"、Anti-chafing Cream、"RENFORCER NOKなどと書かれていました。次回の巡礼に備えて、今回の巡礼の帰途、パリの薬局でこのクリームを買い求めました。
靴摺れ防止クリーム SPORTS AKILEINE NOK
SPORTS AKILEIN NOK, anti-chafing cream
さて、8時にホテルを出て、すぐ近くにあるアルベルゲ前の広場に出ました。そこで、赤ん坊を連れた若い夫婦に出会いました。カナダのケベックから来た巡礼者でした。交互に乳母車を押しながら、遥かサンチャゴまで歩いて行くのが目標との事でした。そのバイタリティに感嘆しました。
ケベックから来た赤ん坊連れの若夫婦 Young couple from Quebec with a baby
巡礼道を歩き始めると、すぐに“サンチャゴまで790km”の表示がありました。ロンセスバージェスから1時間ほど歩くと、ブルゲーテに辿りつきました。ここのレストランで、朝食を取りました。
ブルゲーテのレストラン Restaurant at Burguete
ここから約1時間ほど歩くと、エスピナールの教会前を通り過ぎました。エスピナール村を過ぎるとしばし田園風景が続きました。それもつかの間、悪路の泥んこ道となりました。ビスカレッタに向かう暗い森の道を抜けると、自転車のスペイン人二人組に出会いました。
ビスカレッタを通り過ぎて暫らく歩いたところで、お腹が空いて来ましたので、道端で昼食を取りました。辺りには、黄色の野花が咲いていました。
一休みした後エーロ峠を目指しましたが、その途中に巡礼中に命を落とした巡礼者の墓碑がありました。その墓碑を読むと、2002年に64歳で没した日本人の山下さんと書かれていました。しばし、今は亡き先人のご冥福をお祈りして追悼しました。
巡礼中に落命した日本人の墓碑
Memorial of deceased Japanese pilgrim
その後一路、次の経由地であるスピリの村を目指して歩きました。この村で一夜を過ごす巡礼者も多いのですが、我々はララソアーニャまで行く予定でした。ところが困ったことに、ジルが携帯を使って、今夜泊るララソアーナの宿を探そうとしたのですが、どこも満室なのです。仕方がないので、とあるバールに入って、その店の主人に手助けを求めました。このとき、ジルのスペイン語が功を奏し、ララソアーナ郊外のアケレータに、空き部屋のあるホテルを聞き出してくれました。お蔭で無事に、今夜の宿を確保できました。
今夜の宿、アケレータのホテル Today's hotel at Akerreta
1. 2. 3.
4. 5. 6.
1.ロンセスバージェスのアルベルゲ Alberque at Roncesvalles
2.サンチャゴ・デ・コ・ポステラまで790kmを示す標識
Signboard indicating 790km to Sabtiago de Compostela
3.エスピナールの教会 Church at Espinal
4.ビスカレッタに向かう森の小道 Path at entrance to forest toward Bizkarreta
5.自転車のスペイン人二人組み(ビスカレッタ手前)Two Spanish cyclists (Just before Bizkarreta)
6.ビスカレッタとエーロ峠の途中で昼食 Our lunch at roadside between Bizkarreta and Alto de Erro
ロンセスバージェス → ララソーニャ 27km
Roncesvalles → Lalasoana 27km
(注)大幅に書き直しのため、第2日目の順序が第5日目の後になってしましました。
この日の朝は、一緒にホテルに泊まっていたルネとジルと共に、7時半頃に巡礼に出かける準備を始めました。靴摺れ防止のため、私がバンドエイドを取り出したのを見て、ジルが声をかけてきました。彼はクリーム・チューブを差し出して、これを使うと靴摺れ防止に効果抜群だと言うのです。実際にこのクリームを借用して足の裏に塗ると、その後靴摺れは起きず、マメが出来る事もなく、とても重宝しました。
そのクリーム・チューブには、"SPORTS AKILEINE"、Anti-chafing Cream、"RENFORCER NOKなどと書かれていました。次回の巡礼に備えて、今回の巡礼の帰途、パリの薬局でこのクリームを買い求めました。
靴摺れ防止クリーム SPORTS AKILEINE NOK
SPORTS AKILEIN NOK, anti-chafing cream
さて、8時にホテルを出て、すぐ近くにあるアルベルゲ前の広場に出ました。そこで、赤ん坊を連れた若い夫婦に出会いました。カナダのケベックから来た巡礼者でした。交互に乳母車を押しながら、遥かサンチャゴまで歩いて行くのが目標との事でした。そのバイタリティに感嘆しました。
ケベックから来た赤ん坊連れの若夫婦 Young couple from Quebec with a baby
巡礼道を歩き始めると、すぐに“サンチャゴまで790km”の表示がありました。ロンセスバージェスから1時間ほど歩くと、ブルゲーテに辿りつきました。ここのレストランで、朝食を取りました。
ブルゲーテのレストラン Restaurant at Burguete
ここから約1時間ほど歩くと、エスピナールの教会前を通り過ぎました。エスピナール村を過ぎるとしばし田園風景が続きました。それもつかの間、悪路の泥んこ道となりました。ビスカレッタに向かう暗い森の道を抜けると、自転車のスペイン人二人組に出会いました。
ビスカレッタを通り過ぎて暫らく歩いたところで、お腹が空いて来ましたので、道端で昼食を取りました。辺りには、黄色の野花が咲いていました。
一休みした後エーロ峠を目指しましたが、その途中に巡礼中に命を落とした巡礼者の墓碑がありました。その墓碑を読むと、2002年に64歳で没した日本人の山下さんと書かれていました。しばし、今は亡き先人のご冥福をお祈りして追悼しました。
巡礼中に落命した日本人の墓碑
Memorial of deceased Japanese pilgrim
その後一路、次の経由地であるスピリの村を目指して歩きました。この村で一夜を過ごす巡礼者も多いのですが、我々はララソアーニャまで行く予定でした。ところが困ったことに、ジルが携帯を使って、今夜泊るララソアーナの宿を探そうとしたのですが、どこも満室なのです。仕方がないので、とあるバールに入って、その店の主人に手助けを求めました。このとき、ジルのスペイン語が功を奏し、ララソアーナ郊外のアケレータに、空き部屋のあるホテルを聞き出してくれました。お蔭で無事に、今夜の宿を確保できました。
今夜の宿、アケレータのホテル Today's hotel at Akerreta
1. 2. 3.
4. 5. 6.
1.ロンセスバージェスのアルベルゲ Alberque at Roncesvalles
2.サンチャゴ・デ・コ・ポステラまで790kmを示す標識
Signboard indicating 790km to Sabtiago de Compostela
3.エスピナールの教会 Church at Espinal
4.ビスカレッタに向かう森の小道 Path at entrance to forest toward Bizkarreta
5.自転車のスペイン人二人組み(ビスカレッタ手前)Two Spanish cyclists (Just before Bizkarreta)
6.ビスカレッタとエーロ峠の途中で昼食 Our lunch at roadside between Bizkarreta and Alto de Erro
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