*** Plaisir de voyager ***

非日常的な旅で遭遇する色々な体験のお話です。Various enconters in unusual travels.

サンチャゴ巡礼2010 (サンチャゴにて (2) ) Pilgrimage to Santiago 2010 (At Santiago (2) )

2012-05-07 | スペイン巡礼 Pilgrimage in Spain
マザレーロス広場(コンポステラ大学に隣接) Plaza de Mazarelos (Next to Compostela Univ.)


巡礼第19-25日目(2010年5月15-20日) 19th to 25th day (May 15th to 20th, 2010)

サンチャゴ観光 (2)
旧市街(コンポステラ大学付近) Old Town around Compostela University

  前回に続き、旧市街の観光巡りです。

  今回は、旧市街西端のファクセイラス門(Porta Faxeiras)から出発してサンチャゴ大学付近を経由し、東端のカミーノ門(Porta do Camono)に至るルートを歩きます。この道筋には歴史的な教会や修道院が集中しており、中世の雰囲気が漂っている地域です。

  旧市街の西側にはアラメダ公園(Alameda Park)が広がっています。そこから旧市街に入るところにファクセイラス門があり、いつも大勢の人々で賑わっています。


ファクセイラス門 Porta Faxeiras


ファクセイラス門付近 Neighborhood of Porta Faxeiras

  ここから、トラル広場(Plaza del Toral) を通り過ぎ、オルファス通り(Rua das Orfas)を進んでゆくと、マザレーロス広場(Plaza de Mazarelos)(冒頭の写真参照)に突き当たります。この広場の奥に聳える高いタワーの建物は、ラ・コンパーニャ教会(別名大学教会)です。


オルファス通り Orfas Street

  ラ・コンパーニャ教会の隣には、古色蒼然としたサンチャゴ大学地理・歴史学部の建物(18世紀建造)が建っています。


サンチャゴ大学 Santiago University

  大学の向こうには、この町最古の教会と言われるサン・フィス・デ・サラビオ教会が見えて来ます。創建時の建物は10世紀に取り壊されましたが、12世紀に再建され、その当時の扉が残っています。鐘楼は18世紀初期に造られましたが、それはその後のガリシア州における教会にモデルになったとのことです。


サン・フィス・デ・サラビオ教会 San Fiz de Solovio Church

  この教会の隣には、前回紹介したアバストス・マーケットがあります。そのマーケットを通り過ぎると、またもや教会が現れます。17世紀に建てられたサン・アウグスチン教会です。


サン・アウグスチン教会 Church of San Augustin


サン・アウグスチン教会の扉 Entrance door to Church of San Augustin

  ここから坂道を下ってゆくと、巡礼道の入口であるカミーノ門に辿り着きます。ここから旧市街の反対側を眺めると、サント・ドミンゴ・デ・ボナバル修道院(Convent of Santo Domingo de Bonaval)が威風を誇っています。この修道院の建造は13世紀に始まりましたが、ロマネスクからゴシック様式へ移行期を特徴つける代表な建築だそうです。

  この修道院の一部は、ガリシア民俗博物館となっています。


サント・ドミンゴ・デ・ボナバル修道院(1) Convent of Santo Domingo de Bonaval(1)


サント・ドミンゴ・デ・ボナバル修道院(2) Convent of Santo Domingo de Bonaval(2)

    
  今回歩いた界隈は大聖堂の南側の地域ですが、サンチャゴ・デ・コンポステラは、歴史的に宗教の町として栄えたことを物語っています。




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