2006年12月20日(水)
今朝、JRのある駅のホームへの上りエスカレーターでのこと。
エスカレーターの右側を足早に上っていると、左側に立っていた女子高生のスカートのちょうど下のあたりに、後ろからカバンが不自然に突き出していた。何気にみたらそのカバンの先端だけチャックが開き、その開いた中にカメラのレンズがしっかりと上を向いて鎮座しているではないか!!カバンの持ち主はサラリーマン風のおっさん。これは見て見ぬ振りはできない。
そのおっさんの腕をつかんで「ちょっと、これ何してるんすか!?」と言うと、そのおっさんは仰天したような顔をしておれの手を振りほどき、エスカレーターを逆に駆け下りて行った。逃がすわけには行かない。「チカンチカン!!」とおれは大声を上げてエスカレーターを逆に追いかけた。
その人、相当あせったみたいでエスカレータの下で派手に転倒。しかしすぐに起き上がりまた走り出す。おれは声を上げて追いかける。何人かの人がいっしょに追いかけてくれ、途中なんどか捕まえるも、ものすごい勢いで振り切られる。自動改札を突破したところで、ようやく3人がかりで取り押さえて駅員さんに引き渡した。
その男、放心状態のように「やばいやばい」と口走り、駅員室からも逃げようとするが、ここまで来ては逃げられない。
このおっさんのうろたえ切った姿を見ていたら、これでこの人の人生を終わらせてしまったかも… とちょっと気の毒にも思ったが、やっぱり見逃すわけには行かなかった。
おれと同年代とのこと… 「いい年してみっともない、恥ずかしいとは思わないのか」なんて言うつもりは別にない。でもこういうことを本当にやってしまうのはマズイよ、おっさん。こういうことをやるからには、今日のように見つかって捕まえられるリスクを覚悟するべきだ。絶対!
いつかも、ある駅で酔っ払って女性にからんで蹴りまで入れていたおっさんがいて、そいつも追いかけて交番に突き出したことがある。その時も何人もの人が一緒に捕まえてくれた。
普段、電車でお年寄りとかに席を譲らず若いやつが平気で座っている光景を見たりする度に、日本人がいやになってきていたが、今日みたいに手を貸してくれる人がいると知ると日本もまんざらでもないのでは… とも思う。
警察まで同行したがそこで印象に残ったのは「太陽に吼えろ」に出てくるような殺風景な取調べ室、そこに来た刑事さんがまたテレビドラマに出てきそうな人だったこと、それと警察の事務フロアが煙草で煙たかったこと。何だか時代が逆戻りしたような錯覚に陥った。
この事件以来、スカートの近くを通過する他人のカバンが妙に気になるようになった。
今朝、JRのある駅のホームへの上りエスカレーターでのこと。
エスカレーターの右側を足早に上っていると、左側に立っていた女子高生のスカートのちょうど下のあたりに、後ろからカバンが不自然に突き出していた。何気にみたらそのカバンの先端だけチャックが開き、その開いた中にカメラのレンズがしっかりと上を向いて鎮座しているではないか!!カバンの持ち主はサラリーマン風のおっさん。これは見て見ぬ振りはできない。
そのおっさんの腕をつかんで「ちょっと、これ何してるんすか!?」と言うと、そのおっさんは仰天したような顔をしておれの手を振りほどき、エスカレーターを逆に駆け下りて行った。逃がすわけには行かない。「チカンチカン!!」とおれは大声を上げてエスカレーターを逆に追いかけた。
その人、相当あせったみたいでエスカレータの下で派手に転倒。しかしすぐに起き上がりまた走り出す。おれは声を上げて追いかける。何人かの人がいっしょに追いかけてくれ、途中なんどか捕まえるも、ものすごい勢いで振り切られる。自動改札を突破したところで、ようやく3人がかりで取り押さえて駅員さんに引き渡した。
その男、放心状態のように「やばいやばい」と口走り、駅員室からも逃げようとするが、ここまで来ては逃げられない。
このおっさんのうろたえ切った姿を見ていたら、これでこの人の人生を終わらせてしまったかも… とちょっと気の毒にも思ったが、やっぱり見逃すわけには行かなかった。
おれと同年代とのこと… 「いい年してみっともない、恥ずかしいとは思わないのか」なんて言うつもりは別にない。でもこういうことを本当にやってしまうのはマズイよ、おっさん。こういうことをやるからには、今日のように見つかって捕まえられるリスクを覚悟するべきだ。絶対!
いつかも、ある駅で酔っ払って女性にからんで蹴りまで入れていたおっさんがいて、そいつも追いかけて交番に突き出したことがある。その時も何人もの人が一緒に捕まえてくれた。
普段、電車でお年寄りとかに席を譲らず若いやつが平気で座っている光景を見たりする度に、日本人がいやになってきていたが、今日みたいに手を貸してくれる人がいると知ると日本もまんざらでもないのでは… とも思う。
警察まで同行したがそこで印象に残ったのは「太陽に吼えろ」に出てくるような殺風景な取調べ室、そこに来た刑事さんがまたテレビドラマに出てきそうな人だったこと、それと警察の事務フロアが煙草で煙たかったこと。何だか時代が逆戻りしたような錯覚に陥った。
この事件以来、スカートの近くを通過する他人のカバンが妙に気になるようになった。
でも僕だったらなにもできなかったかも。。
pocknさん、勇気ありますね!!
私だったら、怖くてできません。
でも大声を出すのは得意なので、人を呼ぶことはできます。
私もとっさの判断ができるように、日々鍛えたいと思います!!
僕は腕力もないし弱いのに、許せない状況に出くわすと見過ごせないんですよ。
実は盗撮は親告罪で、被害者がいないと起訴できないと警察で知りました。
記録は残るそうですが、奴は釈放されちゃったんでしょうね。残念。。
おまけに僕は警察で捕まえた側として顔写真まで撮られてしまいました。
「これじゃ悪いことできないですね」と言ったら「そういうことはしないって顔ですよ」と言われちまいました。
見た目ですでに善良じゃあ、ちょい悪オヤジにはなれないな~