今日、何する? What will I do today?

過去の記憶に生きるのではなく、未来(明日)の思いに生きるのではなく、今日という現在を生きよう!

Mode subjonctif 接続法 フランス語

2018年03月17日 08時47分32秒 | なんじゃこりゃぁ~~~
先ほどイタリア語の接続法をアップしました。
比較してみて下さい。
面白いですね。

接続法 Mode subjonctif

直接法が事実を事実として提示し、また「法」としての条件法が非現実ないし仮定的・可能的な事実を表現するのに対して、接続法は命題の現実・非現実を問題にせず、それを単に頭の中で考えられた内容として、すなわちひとつの純粋な観念として、また観念としてのみ提出する法であるとみなされる。従って、直接法・接続法の対立は、事実・観念の対立に平行するということになろう。例えば、il ne croit pas que je sois malade.は、「彼は私が病気であるとは思っていない」の意で、「私は病気である」という命題はあくまで一個の観念に留まり、その真偽、あるいは、現実・非現実は問題にされない。これにたいし、Il ne croit pas que je suis malade.可能であり、これは、「彼はそう思っていないけれども実は私は病気なのだ」との意味である。この場合は、「私が病気である」ことが事実として伝えられているのである。
もっとも、接続法の叙法的価値は常にはっきり意識されるとは言い難い。つまり定型化した感のあるil faut que + subj 等の場合、接続法の適用はなかば機械的に行われるわけであり、多くのフランス人は叙法的価値をはっきりと意識していないはずである。

A. 従属節中の接続法
接続法の時制価値は比較的稀薄で、完了・不完了の別を表すだけだが、この区別は解釈上きわめて重要である。
従属節       主節と同時     主節に対して過去
主節       または未来の事象  または未来における完了
直接法現在・未来形(A) 接続法現在形(a)   接続法過去形(a’)
直接法過去・条件法(B) 接続法半過去形(b)   接続法大過去形(b’)

(A)-(a)
直接法現在形 + 接続法現在形
Je ne crois pas qu’il vienne.  彼が来るとは思わない。
直接法現在形 + 接続法過去形
Je ne crois pas qu’il soit venu. かれが来ているとは思わない。
直接法半過去形 + 接続法半過去形
Je ne croyais pas qu’il vint. 彼が来ているとは思っていなかった。
直接法半過去 + 接続法大過去形
Je ne croyais pas qu’il fut venu. 彼がきているとは思わなかった。

◆ 名詞節中の接続法
1】 主節が意志・願望・命令・禁止等を表す場合
主節の動詞
Vouloir, desirer, souhaiter, demander, exiger, prier, pretendre, ordonner, permettre, defendre, eviter, empecher, prendre garde,
あるいは
Il faut, il est necesssaire, il importe
- Son malheure voulut qu’il commencat par gagner
- Le malheure a voulu qu’on ait a rouvrir la caisse
- Le malheure veut que je vois touts les jours
― 彼にとって不幸な事は、彼は最初の掛けで勝ってしまったのだ。
― 運の悪いときは仕方ないもので、その箱をもう一度開けなきぇりゃならなくなったんだよ
― 情けないことに、現に毎日彼と顔を合わせているのです
Tome se mit a parler, d’une voix basse. Il fallait toujours qu’il parlat, sans ca il ne se reconncaissait pas bien dans ses pensees.- ca n’est pas claire, dit-il d’un air ostine. Je veux bien avoir du courage, mais il faudrait au moins que je sache.
トムがしゃべりだした。低い声である。いつだって、彼はしゃべらずにはいられなかったのだ。さもないと、自分の考えていることがよくわからなくなってしまうのだ。「どうもはっきりわからないんだ」彼は執拗な態度で言いつのった。「そりゃもちろん毅然としていたいと思うよ。だが、せめて少しは様子がわからないとな・・・」

Il faut que d’ici deux heures une decision ait ete prise. – Oui, il le faut. – Il faut que d’ici deux heures, nous ayons trouve le moyen de tenir encore trois mois.
今から2時間以後には決定が下されていなければなりません。 そう、その通り。今から2時間後には、あと3カ月持ちこたえられるための手立てを見つけていなければならないのです。

虚辞のneについて
Empecher, eviter, prendre gardeなどのように否定的意志(禁止・妨害・要人等)を表す動詞が主節にあるとき、補足節で虚辞NEが現れることが多い。虚辞のneは否定の意にならないよう訳すのが原則だが、それだけでは処理しきれない場合もある。
J’ai essaye d’empecher que la nouvelle ne se repande.
私はそのニュースが広がるのを防ぐよう努めた。
= 私はそのニュースが広がらないようにすべく努めた。
この知らせが広まるのを防ごうとした
Je n’empeche pas qu’il (ne) fasse ce qu’il voudra.
彼がしたいことをするのを妨げはしない。
Prenez garde qu’on ne vous voie.
人にみられることに気をつけなさい(無理な訳 X)
人に見られないように気をつけなさい。
Empecher について
N’empecher que, il n’empeche que, cela n’empeche pas que等のあとは、直接法が用いられる。
Ca n’empeche pas qu’elle soit desesperee.
それでも絶望せずにはいられなかった。
Ca n’empeche pas qu’en general il n’ait un vrai souci des autres.
それでも大体において彼は、他人のことを本気で心配せずにはいられない。
Cela n’empeche pas qu’il y est alle.
それでも彼はそこに行った。
N’empeche qu’il fait rudement froid.
それにしてもえらく寒いな。
Tu ne le connais pas ! Il n’empeche que je pense a lui.
彼を知らないくせに! それでも彼の事が気になる。
Une fois mort, mon opinion aura peu d’importance. Il n’empeche !
僕が死んでしまえば、僕の意見などかまわんでしょう。そうはいきません。
Ca n’empeche pas qu’il y va. それでも彼はそこに行くさ。
Qu’est-ce qui empeche qu’il (ne) vienne ?
彼が来るのを妨げているのは何ですか?
Elle est tres belle, mais il n’empecche que je ne l’aime pas.
彼女はとても美しいが、それでもやはり私は彼女が好きではない。
Il est tres occupe, mais n’empeche, il doit venir a l’heure.
かれは多忙だが、それでも時間どおりに来るべきだ。
Rien ne m’empeche de faire que j’ai decide.
こうと決めたら私は絶対にやるのだ。
Ses protestations n’ont pas empeche qu’on execute ce projet.
彼の講義はこの計画の遂行を妨げるものではなかった。
2】 主節が疑念・不確実・否定・可能等を表す場合
主節が douter, nier, dementir, contester, il est douteux ( contestable, faux rare), il semble, il est possible (impossible), il se peutの場合
Je ne doute pas qu’il vienne.
私は彼が来ることを疑わない。
Je ne nie pas que le probleme ne soit difficile.
私はその問題が解決困難であることを否定しない。
Je doute qu’il n’ait pas fait son possible.
彼ができる限りのことをしなかったとは信じられない。
Je ne doute pas qu’il n’ait fait son possible.
彼ができる限りの事をしてくれた事を疑わない
➣ 直接法半過去・大過去 接続法大過去の意味について
Le mari me cherchait pour me faire mourire. Il m’avait vu, et il etait impossible que je me fusse enfui. (Apollinaire)
女の亭主は僕を殺そうとして探し回っていました。かれは先ほど僕の姿を見たわけですし、しかも、僕が逃げてしまったなどということはあり得ない事態だったからです。
3】 主語が感情ないし主観的判断を表す場合
主節が次の動詞の場合。
Aimer, craindre, s’etonner, se facher, rdouter, regretter, etre content,(heureux, honteux,etc), avoir peur (honte etc), il est etrange(etonnat, regrettable, etc), il vaut mieux, c’est dommage..
Je crains qu’il ne vienne. 彼が来るのを恐れている、と訳すよりも「彼が来るのではないかと心配だ」と訳す方がベター。
4】 主節が否定・疑問であるとき接続法が要求される場合
ここで問題になるのは、主節が意見・認知を表す動詞、croire, penser, dire, comprendre, consentir, entendre, espere, imaginer, savoir,等、あるいは確実性・外観を表す非人称動詞、il est certain, (sur.,vrai),il me semble, il paraitの場合である。これが肯定形の場合、補足説が原則として直接法になるが、否定形または疑問形の場合はしばしば接続法が採用され、さまざまなニュアンスを与える。
Je dis qu’il vinet. (事実断言) 彼が来ると言っているのです。
Je lui dis qu’il vienne.(命令)彼に来いと言っているのだ。
Combien de fois, durant cette semaine, avait-elle ete tentee de lui crier qu’une telle situation l’humiliait trop ; qu’il choisit de vivre pour sa femme ou pour son ancienne maitresse ; qu’elle voulait partir, rentrer a Paris, aupres des siens !
「この一週間を通じ彼女は何度夫に向ってこう叫びたい衝動に駆られたことか。こんな状態は自分にとってあまりにも屈辱的だ、妻の為に生きるか昔の情婦の為に生きるか選んでくれ、ここを飛び出してパリへ、家族のもとへ帰りたい、と」
Nou ne savions pas que la ville etait si distante.
我々は街がそんなに遠いところにあることを知らなかった。
(我々は知らなかったのだが、実は街はそんなにも遠いところにあったのだ)
Je me persuade difficilement qu’il y ait repos a ne rien faire.
何もしないことが休息になろうなどとは、とても納得しにくい。
Je me sacrifierais avec joi si je savais que ce sacrifice vous soit utile !
もしこの犠牲がお役に立つと分かっているなら、喜んで犠牲になるのですが(si je savais~役に立つとは思っていない)
Je veux croire que + ind
Pensez-vous que + sub

Crois-tu que je n’ai pas souffert, moi aussi ?
僕が苦しまなかったと思う会? と訳すよりも
僕だって苦しんだとは思わないかい?のほうが原文に近い!
Crois-tu que je n’aie pas soufert ?
僕が苦しまなかったとでも思うかい?
接続法を用いた場合は、「自分が苦しんだことを相手が疑っている」というニュアンスが強くなる。
5】 ある種の同格節において
Je n’avais pas pense, dit Rossi soudain joyeux ; c’est vrai, cela peut rendre service a mes parents que je sois ici !
考えてもみなかったな! ロッシは急に嬉しそうになって言った。ほんとだ、これは両親にとって(おとうさんやおかあさんにとって)役に立つかもしれないぞ! 僕がここにいるってことは!
6】 文頭に遊離された名詞節において
Que le bombardement eut cesse avait fait naitre de l’espoir.
砲撃がやんでしまったことが、希望を生じさせた
Mais qu’ils aient pris, tous les trois, un grand amour de la musique, voila ce dont je suis sur...
しかし、彼らが3人とも深く音楽を愛するようになったこと、これは私の確信するところである。。。。

◆ 形容詞節中の接続法
1】 目的・希望を表す形容詞節で
Je cherche une secretaire qui sache taper.
タイプの打てる秘書を探している。
J'ai une secretaire qui sait taper.
タイプの打てる秘書を使っている。
Je cherche quelqu’un qui le fasse.
それをやってくれるような人を探しています。
Je cherceh quelqu’un qui le ferait.
Je cherche quelqu’un qui de fera.

Il le mit en sa poche, et s’en alla vers son ministere en suivant les boulevards, cherchant une boutique de bijoutier qui lui inspirat confiance.
彼はそれをポケットに入れ、大通りに沿って役所の方へと歩きながら、信用のおけそうな宝石商の店を探した。
Et, saperletto, il s’agira binetot de le marier, hein ! la mere, et de trouver une jolie fille, bien eduquee comme lui, qui le rende heureux et qui nous fasse bonneur.
さて、そこでだ、いずれはあれに嫁をとらせるってことになるぞ、なあ母さんや。で、のこと同じくらい教養のある可愛い娘っ子をみつけりゃなるまい、あのこを仕合せにしてくれそうな、おれたちも花が高いような娘をな。
Ce monde, tel qu’il est fait, n’est pas supportable. J’ai donc besoin de la lune, ou du bonheur, ou de l’immortalite, de quelque chose qui soit dement peut-etre, mais qui ne soit pas de ce monde.
この世界は、現にかくある姿に置いて我慢のならぬものだ。だから俺は月が欲しいのだ、あるいは幸福か、それとも不死か、とにかく、おそらく何かキチガイじみたものだろうが、この世のものでないような何か、それが欲しいのだ。
2】 否定・疑問・条件を表す構文中の語を限定する形容詞節で
Y a-t-il quelqu’un qui veuille me faire ce plaisir ?
私にこんなことをして下さるような方はありますか?
Je connais quelqu’un qui voudra bien me faire ce plaisir.
喜んで私にこんなことをしてくれる人なら知っています。
Il y a peu d’hommes qui soient contents de leur sort.
自分の運命に満足しているような人間はめったに居ない。
Il y a peu d’hommes qui sont contents de leur sort.
めったにいないが自分の運命に満足している人間もいる。
Si c’est un homme a qui on puisse se fier, laissez-lui les clefs.
もし信用できるような人なら、鍵をお預けなさい。
Si c’est l’homme dont je vous ai parle, laissez-lui les clefs.
もしお話しておいた男なら、鍵を預けて下さい。
注:接続法を用いた文では、主節の否定・疑問・条件の表現によって、形容詞節で限定される「そのような人間」が実在するかどうか疑われており、そのような人間は観念としてのみあるのに対して、直接法を用いた文では、そのような人間は実在しているのである。
3】 最上級またはそれに準ずる表現のあとで
形容詞節の先行詞に、最上級の形容詞・副詞、またはこれに準ずるle premier, le dernier, le seul, l’unique, le supreme等の語句が用いられている場合、形容詞節の動詞は接続法になるのが普通である。
C’est le livre le plus interessant que j’aie lu.
これまで読んだ限りの最も面白い本です。
C’est le seul dictionnaire que je puisse vous reccomander.
これがお勧めできる唯一の辞書です。


◆ 副詞節中の接続法
1】 状況節
Avant que, jusqu’a ce que, en attendant que
J’irai le voir avant qu’il (ne) parte. 彼が出発する前に会いに行こう。
Accepteriez-voous que je travaille avec vous jusqu’a ce que j’aie trouve le moyen de qutter la ville ?
街を出る手立てが見つかるまで、ご一緒に仕事をさせて下さいますか?
Ne partez pas kusqu’a ce qu’il soit revenu.
彼が帰ってくるまで出掛けないでください。
Je resterai jusqu’a ce qu’il vienne.
彼が来るまでここにいます。
Restez la, en attendant que je revienne.
私が戻ってくるまでここにいて下さい。
2】 理由節
Non (pas) que, ce n’est pas que
3】 目的節
Pour que, afin que, de peur (crainte) que
4】 譲歩節(体立節も含む)
Quoique, bein que, encore que, loin que, tout..que, quel...que, quelque..que, qui que, ou que, si..que, pour..que, soit que..
5】 条件節
A moins que, pourvu que, pour peu que, a (la) condition que, au cas que
6】 比較節
稀にautant que + sub 普通は直接法

7】 結果節
De facon qe, de maniere que, de sorte que, en sorte que,
直接法がくるか、接続法がくるかで意味がことなる。
Il agit de (telle) maniere que chacun est content.
かれはそういうやり方をしているので、皆が満足している。
Agisse de (tell) maniere que chacun soit content.
皆が満足するようにおやりなさい。
Je l’ai installe dans la chambre a cote de la mienne, de sorte que je puisse recevoir des visites sans le derranger.
あの子は僕の隣の部屋に移したよ。青のこの安静を妨げずにお客様を迎えられるようにね。(目的)

Si...que, tellement ...que, tel..que, tant..que, au point que, a ce point que, a tel point que, etc
主節が肯定形ならば、queいかで直接法。 主節が否定形・疑問形の時、あるいはque以下の内容が単なる観念に留まるときは、接続法となる。
Il n’est pas si entete qu’on ne puisse le convaincre.
彼は説得できないほど頑固なわけではない。

B. 独立節中の接続法
Que personne ne sorte! だれも外へでるな!
Qu’il entre ! お通ししろ
Qu(ils se taisent ! 奴らめ、黙るがいい
Ah ! qu’elle ne fut jamais nee !
ああ、この子は生まれなかった方がよかったのに!
Moi, que je vous haisse !
私があなたを憎んでいるなんて!(ことがあるものか?)
Qu’il se soit oubie a ce point !
そこまで我を忘れてしまったとはえん!


Modo Congiuntivo接続法

2018年03月17日 08時27分46秒 | なんじゃこりゃぁ~~~
イタリア語の接続法 Modo congiuntivoというが、フランス語は、Mode subjonctifといいます。
何も、難しいことは無いので、気軽な気持ちでアクセスしましょう。
接続法を(条件についても後ほどアップします)マスターしないと正しい会話ができませんよ。

皆様の語学の手助けになれば幸いです。

接続法
Modo congiuntivo

① So che l’esame e difficile.
試験が難しいのは分かっている。
② Credo che l’esame sia difficile.
試験は難しいと思います。
上記①のように、直接法は、疑う余地のない事実を表現する。これに対し②の接続法は、まだ完全な事実になりきっていない事柄を表す。上記のように試験が難しいのは分かっていると言えば、「試験が難しい」ということは疑う余地のない事実として受け入れられるということになる。他方、「試験は難しいと思います」と言えば、「試験が難しい」というのは単なる個人的予想であって、実際に試験を行ってみると簡単かもしれないという可能性を排除しません。
直接法が動作・状態などを、現実のもの・客観的な事実として表すのに対して、接続法は(希望・想像・疑惑)のような話者が単に頭の中で考えたことを表す。つまり、習慣的叙法といえる。
◆ 接続法には、現在・過去・半過去・大過去の4つの時制があり、そのうち現在と半過去は単純時制で、過去と大過去は複合時制である。
【1】 接続法が従属節で用いられる場合
① 主節の動詞が、意見・判断・想像等を表す場合
② 主節の動詞が、意志・要求・希望などを表す場合
③ 主節の動詞が、疑惑・危惧・否定形による不確実性等を表す場合
④ 主節の動詞が、命令・禁止等を表す場合
⑤ 主節の動詞が、感情を表すものである場合
⑥ 主節の動詞が条件法で表される場合
⑦ 間接疑問分である場合
【2】 主語をなす名詞節(proposizione soggettiva)
① 非人称動詞や非人称構文の後で
② 名詞節が文頭におかれる場合。
【3】 関係節(proposizione relativa)
① 相対最上級またはそれに準ずるものの後で
② 先行詞に対する話者の希望・目的を表す場合
③ 主節中で否定形や疑問形におかれた語を先行詞とする場合
【4】 譲歩・条件・目的・様式・時・否定的原因・除外等を表す接続詞や接続詞句に先立たれている節(英語・フランス語の副詞節に相当するもの)や、譲歩を表す不定形容詞・不定代名詞に導かれる節・仮定・可能を表す比較の対象となる節の中で。
接続法の用法Ⅰ(目的補語節において)
【1】 意見・判断・想像 - 主節の動詞が、pensare, credere,ritenere, essere dell’opinione, giudicare, immaginare, supporre等意見・判断・想像を表す動詞であるときは、接続詞 che に導かれる充足節の中では接続法が用いられる。
Penso che abbiano ragione.
私は彼らが正しいと思う。
Riteniamo che ormai sia troppo tardi.
私たちはもはや遅すぎると考えている。
Sono dell’opinione che tu prenda troppe medicine.
私は君が薬を飲みすぎると思う。
Suppongo che Maria ti abbia dimenticato.
私はマリアが君を忘れてしまったと思う。
Immaginiamo che lui l’abbia detto per scherzo.
私たちは彼が冗談にそれを行ったのだと想像した。
(注)credere, pensare, ritenereなどの動詞の従属節中で直接法がもちいられることがあるが、これは、話者の確信の強さを表すことになる。
Credo che Lei ha ragione.(確信)
私はあなたが正しいと信じている。
Credo che Lei abbia ragione.(意見)
私はあなたが正しいのではないかと思います。
こうした直接法と接続法のニュアンスの違いの為に、直接法を用いると、時として話者の考えがおしつけがましいまでに強く出てしまう場合もある。
Penso che cio non e giusto.
それは正しくない(と思う)よ。
Penso che cio non sia giusto.
それは正しくないのではないかと思うよ。
【注】essere, certo,essere sicuroのような話者の「確信」を表す動詞や、sapereのような「認識」を表す動詞の次では直接法を用いるが、これらの動詞が否定形になれば「不確実」なこととなるので接続法をもちいなければならない。
Sono certo che suo zio abita in Francia, ma non sono sicuro che abiti a Parigi.
彼の叔父さんがフランスに住んでいることは確かなのだが、パリに住んでいるかどうかはよく知らない。(確信がない)
【2】 意志・要求・希望 - 主節の動詞が volere, desiderare, bramare, pregare, chiedere, domandare, esigere, sperare, aspettare, augurarsiなど意志・願望・要求・希望・期待を表す動詞であるときは、従属節の中では接続法が用いられる。
Voglio che voi ve ne andiate subito.
君たちにすぐに立ち去ってもらいたい。
Desidero che tutto venga chiarito.
私は全てが明白になることを望んでいる。
Pregai che la mamma restasse a casa con me.
私は母が私と一緒に家に留まってくれるように頼んだ。
Il padrone di casa esige che io paghi quattro mensili in acticipo.
家主は私が4カ月の家賃を前払いするように要求している。
Speravo tanto che tu venissi per le vacanze.
私は君が休暇を過ごしにきてくれるようにと大いに望んでいたのに。
Mi auguro che tu guarisca presto.
私は君が早くよくなるように祈っています。
【3】 疑惑・危惧・否定形による不確実性 ‐主節の動詞がdubitare, sospettare, temere, avere paura, non essere sicuro (certo), non sapereのように疑惑・危惧・否定を表す動詞、つまり不確実なものを表す動詞であるときは、従属節の中で接続法が用いられる。
Il professore duvitava che tu lo avessi capito.
先生は君が理解したということを疑っている。
Temo che domani piova.
明日雨が降るのではないかしら。
Ho paura che sia troppo tardi.
遅くなりすぎたのではないかと心配です。
Non so se sia arrivato.
彼が着いたかどうか知りません。
Non sono certo che lui sappia questa notizia.
私は彼がこの知らせを知っているのかどうか自信が無い。
【注】主節が否定形でも、従属節が明白な事実を述べているならば直接法を用いなければならない。
Non sapevo che essi erano gia arrivati.
私は彼らが既に到着していたのを知らなかった。
【4】 命令・禁止 - 主節の動詞がordinare, comandare, proibire, vietareなど命令・禁止を表す動詞及び命令法の動詞に先行されているときは、従属節の中では接続法が用いられている。これは、「~するように」、「~しないように」命令または禁止することを意味する。
Il capitano ordino che gli abitanti sgombrassero il paese.
大尉は住民が村を立ち退くように命じた。
La legge proibisce che i minorenni fumino.
法律は未成年者が喫煙することを禁じている。
Di’ all’autista che ritorni fra un’ora.
運転手に1時間したら戻るように言ってくれ。
Fate che la cena sia pronta per le sei.
夕食が6時に準備できているようにしてくれたまえ。
【5】 感情 - 主節が喜び・後悔・残念・驚き・羞恥・心配・不平・苦悩等を表す場合。Avere piacere, sentirse soddisfatto, essere contento (lieto/felice), pentirsi, dolersi, rammaricarsi, avere dispiacere, essere spiacente (dolente), meravigliarsi, stupirsi, sorprendersi, essere meravgliato (stupito, sorpreso), vergognarsi, temere, avere paura, lamentarsi, lagnarsi, sentirsi, deluso, soffrireなどの動詞や動詞句に導かれる従属節の中では接続法が用いられる。
Sono contento che tu mi abbia capito.
私は君が私の言うことを分かってくれて満足だ。
Sono spiacente che siate arrivati in ritardo.
私は君たちが遅くついたことを残念に思います。
Ci stupimmo che essi non ci avessero aspettato.
私たちは彼らが私たちを待っていなかったのに驚いた。
Mi vergogno che mio figlio abbia commesso tale errore.
私は息子がそのような過ちを犯したことを恥ずかしく思います。
Temevo che non smettesse di piovere.
雨が止まないのではないかと心配しました。
Soffro che tu sia cosi disperato.
私は君がこんなに悲嘆にくれているのに心が痛む。
【6】 主節の動詞が条件法で表されている場合は、従属節の中では接続法半過去または大過去が用いられる。
主節の条件法現在は、現在の時点に発った考えを述べ、条件法過去は、過去の時点に考えを述べる。条件法の動詞は、現在時制ならば「(もし~ならば)~でしょうに」、過去時制ならば、「(もし~だったら)~だったでしょうに」のように、ある仮定の条件における結論を表すニュアンスをもつ。このため、従属節は現実のことではなく、想像される、現在・過去の動作や状態を述べることになる。
Desidererei che lui agisse per interesse.
私は彼が利益の為に行動しているのだと望みたいのですが、
Desidererei che lui avesse agito per interesse.
私は彼が利益の為に行動したのだと望みたいのですが、
Avrei desiderato che lui avesse agito per interesse.
私は彼が利益のために行動したのだと望んだでしょうに。
【注】主節に断定保留のために条件法現在が用いられるときは、従属節の中では接続法現在が用いられる。
Direi che tutto vada meglio.
全ては前よりうまくいっていると申し上げておきます。
Penserei che il problema sia stato risoluto.
私はもう問題は片付いたと考えるのですが
【7】 間接疑問節 - 不確実な事を表す間接疑問節のなかではよく接続法が用いられる。
Non so se tu abbia capito tutto.
私は君が全て分かったのかどうか知らない。
Non raccontare a nessuno come ti sia venuta questa idea.
どうやってその考えが浮かんだのか誰にも話すなよ。
Il babbo mi mise la mano sul capo domdandandomi cosa io facessi dietro l’uscio.
父は私がドアの後ろで何をしていたのか尋ねながら私の頭に手を置いた。
Non sapeva neppure da che porta s’uscisse per andare a quel paese.
彼は人がその村に行くのにどの城門から出て行くのかも知らなかった。

接続法の用法 Ⅱ(主語節)
【1】 非人称動詞・非人称構文 - 必用・偶然の事態・疑惑・」可能・感情等を表す非人称動詞や非人称構文・非人称的受動態に続く節においては、接続法を用いる。この場合、あとに続く節は意味上の主語をなしている。
① 必用・相対的必用
Bisognare, occorrere, convenire, importare, essere necessario (conveniente, indispensabile, preferibile, opportuno, importante, naturale, bene, meglio, giusto)等の後
Bisogna che Mario parta subito.
マリオはすぐに出発する必要がある。
Occorre che tu gliene parli.
君は彼にそのことを話す必要がある。
E necessario che voi rifacciate tutto da capo.
君たちは全てを最初からやり直す必要がある。
E meglio che Lei abbandoni quel progetto.
あなたはあの計画をやめた方が良い。
E giusto che quel funzionario corrotto sia stato destituito dal suo incarico.
あの汚職官吏が職務から外されたのは正しい。
Che m’importa che egli acconsenta o no?
彼が同意しようとしまいと私には何の関係があるのだい?
② 偶然の事態・疑惑・可能
Accadere, succedere, avvenire,capitare, potersi dare, essere possibile (impossibile, probabile, raro), sembrare, parere等の後
Avveiene di raro che gli incostanti conseguano dei buoni risultati.
気まぐれ者が良い結果を得るようなことは稀である。
Capita anche che i piu ricchi siano i piu infelici.
一番金持ちのものが一番不幸なことだってあり得る。
Puo darsi che la conferenza non abbia luogo.
もしかすると会議は開かれないかもしれない。
Non e possibile che egli ti abbia detto cosi.
彼が君にそう言ったなんてあり得ないことだ。
E probabile che venga rieletto quel presidente.
多分あの社長が再選されるだろう。
Mi sembra che voglio piovere.
私には雨が降りそうに思えます。
Ci sembrava che tutto andasse bene.
私たちには全てがうまくいくように思えた。
【注】① accadere, avvenire, capitareの後で確実な事であれば直接法も用いられる。
Accade spesso che gli uomini dimenticano (dimentichino) le buone usanze.
人々はしばしば良い習慣を忘れることがある。
【注】② sembrare, parereの後ろの接続詞、cheが省略されることがある。意味の等しい次の文例を比較してみるとよい。
1. Sembra che questo libro sia interessante.
2. Questo libro sembra che sia interessante.
3. Questo libro sembra sia interessante.
(この本は面白そうだ)
1.の分が一番普通であり、2.の分では、questo libroが強調されており、3.の文はあまり普通ではないが、cheを省くことによって文に軽快なニュアンスを与えている。
③ 感情
Dispiacere, rincrescere, dolere, essere un peccato, essere meraviglioso (mirabile, stupendo, sorprendente, straordinario, strano)等の後
Mi dispiace che tu abbia perso quel treno.
君があの列車に乗り遅れたとは気の毒です。
Ci rincresce che Lei non possa trattenersi piu a lungo.
あなたがもっと長くおられないのは私たちにとって残念です。
Mi duole che tua madre sia malata.
君のお母さんがご病気とはお気の毒です。
Che peccato che Lei non abbia potuto sentire quel tenore!
あなたがあのテノールを聞けなかったのは惜しかった。
E straordinario che tu abbia superato quel concorso difficile.
君があの難しい公開試験に合格したことは素晴らしいことだ。
④ 非人称的受動態
Si dice, si narra, si crede, si speraのような形の後で。
Si dice che egli corra un gran pericolo.
彼は非常に大きな危険を冒しているということだ。
Si spera che questo anno ci sia una buona raccolta di grano.
今年は小麦の収穫が良いと期待されている。
【注】si dice, si credeの後の節の内容が確実な時は直接法がも散られる。
Si dice che tu hai rubato.(確実)
君が盗んだということだ。
Si dice che tu abbia rubato.(不確実)
君が盗んだらしいということだ。

【2】 主語となる名詞節―cheに先立たれて名詞節が文頭に主語として置かれるときは、その中では常に接続法が用いられる。
Che tu sia pigro e sconveniente.
君が怠け者であることは具合が悪い。
Che vi andiate oggi o domani e lo stesso.
君たちがそこに今日行こうが明日行こうが同じことだ。
Che Omero fosse cieco e noto a tutti.
ホーマーが盲目であったことは皆に知られている。

接続法の用法 Ⅲ (関係節)
【1】 先行詞が相対最上級かそれに準ずる表現(l’unico, il primo, l’ultimo, il soloなど)で修飾されているとき。
Ho visto il piu bel paesaggio che si possa iimaginare.
私は人が想像し得る一番美しい風景を見ました。
E il migliore uomo che io abbia conosciuto.
彼は私がこれまで知った一番良い人です。
E la meno terribile delle avventure che mi siano capitate.
それは私に起こった冒険の中で一番怖くないものです。
E il primo che io abbia sentito parlare in quel modo.
そんな話し方をするのを私が初めて聞いたのは彼が初めてです。
Questa e l’unica via che conduca alla chiesa.
これが教会へ通ずる唯一の道です。
【2】 先行詞に体する話者の希望・目的を表す時。
Stiamo cercando una signorina che sappia il francese.
私たちはフランス語を知っている女の子を探しています。
Chiamo un ragazzo che porti questa lettera al signor Rossi.
この手紙をロッシさんに持って行ってくれるような子供を呼んでくれたまえ。
Mi dia una medicina che sia efficace per il mal di denti.
歯痛に効くような薬を下さい。
Voglio da te una spiegazione che mi lasci soddisfatto.
君から私を納得させるような説明が欲しい。
【注意】先行詞が明確に限定されているときは、先行詞には定冠詞をつけて直接法を用いる。
Vogliamo prendere un treno che parta alle dieci.(不確実)
私たちは10時に出るような列車があればそれに乗りたい。
Vogliamo prendere il treno che parte alle dieci.(確実)
私たちは10時発の列車に乗りたい。
【3】 否定形や疑問形におかれた語を先行詞とし、その不確実性・可能性を表す時。
Non c’e uomo che sia esente da difetti.
欠点を持たないような人間はいない。
Non ho visto nessuno che sia venuto ad aiutarmi.
私を助けに来てくれたような人は誰も見えなかった。
C’e qualcuno che possa andare a comprare un giornale?
誰か新聞を買いにいってくれるような人はいないかね?
C’e una persona che sia contenta della sua sorte?
自分の運命に満足しているような人がいるだろうか?
(そんなひとはいない)

接続法の用法 Ⅳ (副詞節)
譲歩・条件・目的・様式・時・原因・除外・比較等を表す接続詞や、譲歩を表す不定代名詞・不定形容詞に先立たれる節の中では、接続法が用いられる。
【1】 譲歩 
Benche, sebbene, quantunque, nonostante, malgrado, ancorche, dovunque等の接続詞や、per quanto, nononstante che, malgrado che, anche quando (quand’anche), anche se, con tutto che, ammesso che, posto che, concesso che等の接続詞句や、chiunque, checcheなどの不定代名詞や、qualunaueなどの不定形容詞に先立たれた節の中で用いられる。
Benche sia stanco, continua il lavoro.
疲れているにも関わらず、かれは仕事を続けている。
Sebbene avessi sentito che mi chiamava, non volli rispondergli.
彼が私を呼んでいるのが聞こえたけれど、返事をする気になれなかった。
Nonostante piovesse, partirono ugualmente.
雨がふっているにも関わらず、予定通り出発した。
Nonostante che mi avesse detto di si, non e venuto.
彼は「はい」と言ったにも関わらず、やって来なかった。
Per quanto non mi sembri possibile, tentero ugualmente.
いかにも私には不可能なように思えようと、やってみます。
Quand’anche lo potessi, non lo farei.
たとえそれができるとしても、私はやらないでしょう。
Ti scrivero dovunque tu vada.
君がどこに行こうとも手紙を書くよ。
Chiunque mi cerchi, non farlo entrare.
誰が私を捜しに来ようとも、家に入れるな。
Checche tu dica, non mi convincerai.
君がなんと言おうとも、私を納得させることはできまい。
Qualunque cosa voi facciate, sono certo che non vi crederanno.
君たちがどんなことをしようとも、彼らは君たちを信じまい。
Anche se non potessi partecipare, non preoccuparti.
たとえ参加できなくても心配するな。
【2】 条件
Qualora, purche, posto che, nel caso che, a condizione che, a patto che, nell’ipotesi che, nell’eventualita che等の接続詞や接続詞句に先立たれる節の中
Qualora tu voglia vedermi, non hai che da telefonarmi.
            (tu n’as qu’a me telephoner)
もし君が僕に会いたくなったら電話をかけてくれるだけでいいのだよ。
Nel caso che mi sia possibile, verro a trovarti.
可能な場合には君を訪ねるよ。
Potrei dirti di cosa si tratta, a patto pero che tu non ne facccia parola con nessuno.
君が誰にも話さないという条件でなら、何の事だか話してあげてもよい。
Lo aiutero a condizione che se lo meriti.
彼がそれに相応しいならば助けてやろう。
Posto che tu venga entro le cinque, mi troverai a casa.
君が5時までに来るならば、私に家で会えるだろう。
【3】 目的
- Affinche, perche, acciocche(古語)などに先立たれる節
I lavori saranno accelerati affinche l’opera sia compiuta entro l’anno.
作品が年内に完成されるように仕事のピッチが速められるだろう。
Ho coperto il libro perche non si sciupi.
本が汚れないように私はカバーをかけた。
【注】Percheは、原因・理由を表す時は、直接法、目的を表す時は接続法の動詞を従える。
Mi copro perche ho freddo.(理由)寒いので身体を覆う。
Mi copro perche non mi venga il raffreddore.(目的)
風邪をひかないように身体を覆う。
【4】 様式
Comunque, come(se), quasi(che), in qualunque modo, senza cheなどに先立たれた節の中
Comunque si comporti, e sempre antipatico.
どんな態度を取ろうとも彼はいつも感じが悪い。
Mi risponde come se fosse completamente estraneo alla faccenda.
彼はまるで自分が全くそのことの部外者であるかのように私に答える。
Mi portava rancore, quasi l’avessi offeso.
彼はまるで私が彼を侮辱したかのように恨みを抱いていた。
In qualunque mode tu viva, avrai motivo di lagnarti.
君はどのように生きようと不平をいう種を見つけるだろう。
E partito senza che ci salutasse.
彼は私たちにあいさつなしで出発してしまった。
注:come si, come, quasiに導かれる節では、仮定を表すために接続法半過去か大過去を用いる。
【5】 時 prima che, finche, fino a che, sino a che, fin qundoなど主節の動作より後であることを示す接続詞や接続詞句に先立たれた節の中
Non dovete parlare tra di voi perima che finisca la lezione.
授業が終わらないうちはお互いには話してはだめだ。
Non usciro finche tu non sia entrato.
君が入って来るまでは私は外出しません。
注:fincheに先立たれている節が現実の事柄を表しているならば、直接法を用いる。
Ti aspettero finche non verrai.
君が来るまで待っているよ。
Gli volli bene finche mi fu amico.
私の友人であったときは彼を愛していた。
Fincheの節はnonをつけて否定形にしても意味は変わらないが、どちらかというと主節が否定形の時にfincheの節も否定形にすることが多い。
Aspettero finche tu sia tornato.
Aspettero finche tu non sia tornato.
君が帰ってくるまで待っていよう。
【6】 原因
否定的な原因、つまりnon perche, non che, non gia che等の接続詞句に先立たれる節の中で。
Me ne vado, non perche io sia stanco.
私は疲れている為に立ち去るのではない。
Ero venuto qui non gia perche mi avessero avvertito.
私がここに来たのは人々が私に知らせてくれなかったからではない。
【7】 除外
Tranne che, salvo che, soltanto che, ameno che nonなどに先行されている節の中で
Lo troveremo a casa, tranne che non sia gia partito.
まだ彼が出かけていなければ、私たちは彼に家で会えるでしょう。
Tutto andra bene soltanto che tu non lo voglia.
君がそれを望みさえしなければ、全てはうまくいくだろう。
Verro a trovare il nonno salvo che non piova.
雨が降らないならば叔父に会いに行きます。
Passero da lui a meno che non si faccia tardi.
遅くならない限り彼のところに寄って行くよ。
【8】 比較級
比較の対象となる節の内容が仮定・可能を表す時は、接続法を用いることが多い。
Il viaggio fu piu lungo di quanto si pensasse.( di quanto si pensava)
旅行は考えていたよりも長かった。
La serata riusci piu divertente di quel che fosse stato previsto.
( di quel che era stato previsto)
夜会は予想されていたよりももっと楽しいものになることができた。

主節(独立節)における接続法
接続法は本来、従属節において用いられる叙法であるが、主節(独立節)の中でも用いられることがある。
【1】 勧告・勧誘
接続法だけが用いられる。この用法は、命令法と考えてよい。
Viva il nostro partito! 我が党バンザイ
Abbia pazienza! あなた我慢して下さい。
Si presentino e discuteremo.
皆さんご出席ください。そして、議論しましょう。
【2】 願望・祈願
内容によってあらゆる接続法の時制が用いられる。これは願望、祈願を表す動詞、spero, mi auguro, voglioなどの主節の動詞が省略されたり、仮定文の帰結節が省略されたものと考えられるので、接続詞cheやseに先行されることも多い。 感嘆文の形をとる。
Lo voglia il cielo! (可能性) 天がそれを望みますように。
Che non ti venga in mente di offenderlo! (可能性)
君が彼を侮辱するような気にならないように。
Magari facesse bel tempo domani! (万一の仮定)
もし明日天気が良ければなあ!
Almeno dicesse la verita! (現在の現実の反対)
もし彼がせめて本当の事を言ってくれるならば!
Oh, se fosse arrivato un’ora prima! (過去の事実の反対)
おお、もし彼が1時間前に着いていてくれたなら!
Se mi avessero aspettato ancora un po!
彼らがもう少し私を待っていてくれたならばなあ。
【3】 譲歩・条件
これは形式的には独立節であるが、譲歩・条件を表す従属節に近い意味を持ち、接続法動詞の後にpure, tuttavia, anche等が置かれる。これは、anche, seなどの仮定的譲渡の接続詞または接続詞句が省略されているとも考えられる。
Sia pur vero cio, tuttavia stento a crederlo.
たとえそれが本当だとしても、私には信じがたい。
Caschi pure il mondo, non lo faro mai.
どんなことがおころうとも私は絶対にそれをやらない。
Fossi anche un ignorante, non dovresti tratarmi cosi.
【4】 疑問
この疑問は話者の不安・危惧安堵の感情を表し、接続詞cheに先行される。つまり、cheの前にdubito, mi preoccupo, temoなど一人称の動詞が省略されたものと考えればよい。普通は接続法現在と過去が用いられる。
Maria
Non arriva ancora. Che sia malato?
マリアはまだ着かない。病気なのかしら。
Perche Mario non e venuto? Che abbia perso il treno?
何故マリオは来なかったのだ? 列車に乗り遅れたのかしら?
Che io debba far cio? 私がそれをやらなければいけないの?
Che io abbia sbagliato? いったい私は間違えたのかしら?
【5】 仮定の設定をする。(この用法は現在では数学の問題で仮説を立てるときだけ)
Sia a uguale a β。アルファ=ベータと仮定しよう。

主節の動詞と従属節中の接続法動詞との時の関係
【1】 主節の動詞が直接法現在のとき
① 同時性を表すならば、接続法現在
Non so se Maria venga al cinema.
私はマリアが映画館に来るかどうか知らない。
② 主節の動詞より以前に完了した事柄を表すならば
a) すぐ前に起こったことや現在と何らかの関係を持つこと、過去のある一時点の行為を表す時は、接続法過去を用いる。
Non so se Maria sia venuta al cinema.
私はマリアが映画館に来たかどうか知らない。
b) 主節の動詞よりずっと以前の習慣的行為や過去の状態で、独立説ならば直接法半過去が用いられるような時は、接続法半過去を用いる。
Non so se Maria venisse a questo cinema cinque anni fa.
私はマリアが5年前にこの映画館に通っていたかどうかは知らない。
Non mi pare che gli antichi vivessero piu di noi.
私は昔の人達が我々より長生きしていたとは思えない。
Penso che tu avessi torto nella discussione di ieri.
私は昨日の議論では君が間違っていたと思っています。
注:マリアが5年前に一度この映画館に来たことがあるかどうかは知らない。
Non so se Maria sia venuto a questo cinema cinque anni fa.
③ 未来を表す時は、接続法現在か、直接法単純未来を用いる。
a) 接続法には未来が無いので接続法現在が未来の働きもするわけだが、接続法を用いると可能性・不確実性などのニュアンスが強くなる。
Temo che faccia cattivo tempo domani.
私は明日天気が悪いのではないかと心配しています。
Puo darsi che Mario venga al cinema stasera.
マリオは今晩映画に来るかも知れません。
b) 直接法単純未来は接続法現在より現実性のニュアンスが強い。
Credo che tu verrai questa sera.
私は君が今晩来るものと信じています。
Non penso che l’aero arrivera in ritardo.
飛行機が延着するとは思いません。
c) 接続法現在に未来の意味を持たせる為に、未来を表す副詞をつけたり、(stare per + 不定詞)「~するところである」や(dovere + 不定詞)「~するに違いない」の構文を用いることもある。
Credo che Maria venga piu tardi.
マリアはもっと遅くなってくると思います。
Credo che Maria stia per venire.
マリアは来るころだと思います。
Credo che Maria debba venire.
マリアは来るに違いないと思います。
④ 従属節が非現実な過程を表す時は接続法半過去が用いられる。
Piange come se fosse un bambino.
彼はまるで子供のように泣いている。
Le voglio bene quasi fosse mia sorella.
私は彼女をまるで自分の妹のように愛している。
【2】 主節の動詞が直接法単純未来の時
① 同時性を表すならば直接法単純未来か接続法現在を用いる。
Credero che tu andrai (vada) a scuola.
私は君が学校へ行くものと信じるだろう。
Essi supporranno che io non verro (venga)
彼らは私が来ないと想像するでしょう。
② 主節の動詞より以前に完了したことを表すには接続法過去か直接法先立未来を用いる。
Credero che tu sia andato a scuola.
私は君が学校へ行ったと思うだろう。
Essi supporranno che io non sia venuto (saro venuto)
彼らは私が来なかったと想像するでしょう。
③ 主節の動詞より更に未来に起こるであろうと思われる事柄を表す時は直接法単純未来が用いられる。接続法現在が用いられることはめったにない。
Credera che tu andrai a scuola l’anno prossimo.
彼は君が来年学校に行くと思うだろう。
Essi supporranno che io non verro piu tardi.
彼らは私がそれより遅くなったら来ないと想像するでしょう。
④ 未来における非現実的な過程を表す時は接続法半過去が用いられる。
Piangera come se fosse un bambino.
彼はまるで子供のように泣くだろう。
【3】 主節の動詞が直接法過去形(近過去・半過去・遠過去・体過去)の時
① 同時性を表すならば、接続法半過去(口語では直接法半過去)が用いられる。
Ho creduto che tu venissi al cinema.
Credevo che tu venissi al cinema.
Credetti che tu venissi al cinema.
Avevo creduto che tu venissi al cinema..
(口語では venivi al cinema)
私は君が映画に来るものと信じていました。
② 主節の動詞より以前に完了した事を表すならば、接続法大過去を用いる。
Ho creduto che tu avessi gia comperato quel libro.
Credevo che tu avessi gia comperato quel libro.
Credetti che tu avessi gia comperato quel libro.
Avevo creduto che tu avessi gia comperato quel libro.
私は君が既にあの本を買ってしまったとばかり信じていました。
Ho temuto che Maria fosse venuto.
Temevo che Maria fosse venuto.
Avevo temuto che Maria fosse venuto.
私はマリアが来てしまったのではないかと心配した。
③ 主節の動詞より後でおこるであろうことを表すには、(過去未来)を表す条件法過去が最も普通である。
Ho credo (又はCredevo / Credetti / Avevo creduto )
che Maria sarebbe venuto.(条件法過去)
che Maria venisse. (接続法半過去)
che Maria veniva. (直接法半過去)
私はマリアが来るだろうと信じた。(信じていた)
Che Maria stesse per venire.
私はマリアが来るところだと信じた。(信じていた)
Che Maria dovesse venire.
私はマリアが来るに違いないと信じた。(信じていた)
④ 従属節が非現実な仮定を表す時は、接続法半過去。
Piangeva come se fosse un bambino.
彼はまるで子供のように泣いていた。
【4】 主節の動詞が条件法の時
① 主節の動詞が条件法現在ならば、
a) 同時性を表すのは、接続法半過去
Vorrei che tu andassi a scuola.
僕は君が学校へ行くように望んでいるのだが。
b) 主節の動詞より以前の事柄を表すのは、接続法半過去
Vorrei che tu fossi andato a scuola.
僕は君が学校へ行ったことを望んでいるのだが。
c) 未来に起こりえるようなことを表すのは、接続法半過去
Vorrei che tu andassi a scuola domani.
私は君が明日学校へ行くように望んでいるのだが。
Vorrei che tu stessi per andare a scuola.
僕は君がこれから学校へ行こうとしているのを望んでいるのだが。
② 主節の動詞が条件法過去ならば、
a) 同時性を表すのは、接続法半過去(時に接続法大過去)
Avrei pensato che essi agissero per interesse.
私は彼らが利益の為に行動しているのだと考えただろうに。
b) 主節の動詞より以前の事柄を表すのは、接続法大過去
Avrei pensato che essi avessero agito per interesse.
僕は彼らが利益の為に行動していたのだと考えただろうに。

Supongo che Gino lavori molto. Gはよく働いていると思います。
Supongo che Gino abbia lavorato molto.
Gはよく働いたと思います。
Immagino che Dina partira(parta) domani.
Dは明日出発すると思います。
Crede (credeva) di essere spiritoso.
かれは自分が機知に富んでいると思っている(思っていた)
Immaginare(想像する)、credere思う pensare考える supporre推測する dubitare疑う negare否定する non sapere知らない
Immagino che sappiate gia le novita.
皆さんはもうその知らせをご存じだと思います。
Credo che tu abbia ragione. 私は君が正しいと思う。
Non so se siano gia ritornate.
彼女らがもう戻ってきたのかどうか私は知りません。
Credo che tu hai ragione. 私は君が正しいと信じている。
Voglio che lo spediate subito.
私は君たちにすぐそれを送ってもらいたい。
Voglio spedirlo subito.
私はすぐにそれを送りたい。
注:volere + 不定詞 主語が同じならOK

Spero che stiamo tutti bene.
皆さんが元気でいらしゃればいいと思います。
Temo che non venga nessuno.
誰も来ないのではと心配です。
Sono contento che tu sia guarito completamente.
君がすっかり回復したようでうれしい。
Bisognera che ci si alzi presto la mattina.
朝早く起きる必要があるでしょう。
Non e che io non voglia farlo.
私はそれをしたくないというわけではありません。
Sembra che Mario conosca mio fratello.
Mは私の兄を知っているようにみえます。
Puo darsi che tu abbia sbagliato.
もしかして君は間違っていたのかもしれない。
(puo darsi「~かもしれない」)
Mi dispiace che loro abbiano cambiato idea.
彼らが考えを変えてしまったのは残念だ。

E il libro piu divertente che io abbio mai letto.
それは私がかつて読んだことのある最も面白い本です。
E l’unica persona che possa darci un consiglio.
それは私たちに忠告を与えてくれることのできる唯一の人です。
Sto cercando quelcuno che sappia adoperare il computer.
私はコンピュータを扱うことができるような人を探している。

Supoonevo che Gino lavorasse molto.
Gはよく働くと私は思っていました。
Supponevo che Gino avesse lavorato molto.
Gはよく働いたと私は思っていました。
Immaginavo che Ada sarebbe partita(partisse) subito.
私はAがすぐに出発するものと思っていました。
Non so se Luigi fosse a Napoli quando c’e stato il terremoto.
地震があったときLがナポリにいたかどうか私はしりません。
Penso che lui godesse di buona salute da bambino.
彼は子供のころは健康に恵まれていたと私は思います。

Ho pensato che fosse una mera invenzione, ma non lo era.
それは単なる作り話だと私は思っていたが、そうではなかった。
Immaginavo che lui avesse gia terminato gli studi.
彼はすでに勉学を修めたものと私は思っていた。
Pregai che lo lasciasse da noi ancora un poco.
私は彼をもう少し私たちのもとに置いてくれるよう頼んだ。
Vorrei che ti comportassi sempre cosi.
君がいつもそのようにふるまってくれるといいのだが。
Poteva darsi che fassero usciti.
ひょっとして彼は出かけたのかもしれなかった。
E stato il discorso piu noioso che io avessi mai sentito.
それはかつて私が耳にした最も退屈なスピーチだった。
Non c’era nessuno che mi aiutasse.
私を助けてくれるような人は誰もいなかった。

Gli raccontai tutto affinche mi desse un consiglio.
彼が何か忠告してくれるよう私は彼に全てを話した。

注意:目的を示す「perche+接続法」に対して、「perche+直接法」は下記の例のように、普通理由を示すので注意。
Dice questo perche voi capiate la situazione.
あなた方が状況を理解するように彼はこのことを言う。
Dice questo perche voi non capite la situazione.
あなた方が状況を理解しないので彼はこのことを言う。

Se「もし~ならば」purche, a condizione che, a patto che 「~という条件で」 a meno che (non)「もし~でないなら」
Faremo due passi purche non piova.
雨が降りさえしなければ、私たちは散歩に出るでしょう。
Ti prestero il denaro a condizione che tu me lo resituisca entro il mese.
今月中に返してくれるという条件で君にお金を貸してあげよう。
Lo assumero a meno che voi non siate contrari.
あなた方が反対でないなら、私は彼を採用しよう。

譲歩:benche, nonostante (che), anche se 「たとえ~にせよ」「~にもかかわらず」
Benche sia giovane, Luigi ha molta esperienza.
若いにも関わらず、Lは経験が豊富だ。
Nonostante piovesse a diretto, giunsero tutti in tempo.
大雨が降っていたにも関わらず、全員が遅れずに到着した。

譲歩 不定代名詞「chiunque」「だれであれ」、不定形容詞「qualunque」「いかなる~であれ」
Chiunque venga, non ho intenzione di riceverlo.
誰が来ようと、私は会うつもりはない。
Qualunque cosa io dicessi, era inutile.
私がどんなことを言おうと、無駄でした。
時 prima che 「~する前に」 finche 「~するまで」
I soldati partirono prima che facesse buio.
兵士たちは暗くなる前に出発した。
Aspetto qui finche non mi chiamiate.
あなたたちが呼んでくれるまで私はここで待っています。
Finche c’e (ci sia) vita, c’e speranza.
生命がある限り、希望がある。
様態 senza che 「~することなしに」 come se「あたかも~のように」
I nemici ci circondarono senza che ce ne accorgessimo.
われわれの気付かないうちに敵が我々を包囲してしまった。
Si salutano come se fossero vecchi amici.
彼らは古くからの友人のように挨拶を交わす。
Purche sia vero! それが本当ならいいのに!
Se, magari 「もし~なら(よかったのに)、almeno「せめて」
Magari avessimo il denaro! 私たちにお金があったらよかったのに!
Se tu m’avessi ascoltato!
君は僕の言うことに耳を傾けていたら良かったのに!
Fosse venuta almeno Maria!
せめてマリアが来てくれたらよかったのに。
Che questa sia l’ultima volta.
これが最後になるように(して下さい!)
Che nessuno mi disturbi!
誰も私の邪魔をしないように(して下さい)!

話し手の懸念を表す文
Nessuno vuole cominciare. Che debba farlo io?
誰も始めようとしない。私が始めなくてはならないということか?


条件文
ある事柄を条件として仮定し、その条件のもとで起こり得る事柄(帰結)を表す文を条件文と呼びます。条件文は、条件となる事柄を示す条件節(普通seに導かれる)と、帰結としての事柄を示す帰結節から構成されるのが普通です。条件文は、その内容・性質に応じて、次の2種類に大別される。
1. 現実的な条件文
実現の可能性が極めて高い事柄や習慣的事柄を示す条件文、あるいは現実の事実を前提にした条件文で、一般に直接法の時制が用いられる。
Se lo chiamo, vene (verra) subito.
私が彼を呼べば、彼は直ぐにやって来ます。(くるでしょう)
Se lo chiamavo, veniva subito.
私が彼を呼べば、彼はすぐにやって来るのだった。
Se tu hai detto cosi, hai sbagliato.
君がそんな風に言ったのなら、君は間違ったのだ。
2. 実現不確かな家庭や非現実的な仮定に基づく条件文
【1】 実現不確かな仮定や現在の事実に反する仮定に基づく条件文では、一般に次のような構文が用いられる。
Se+接続法半過去(条件節)、 条件法現在(帰結節)
Se tu partissi subito, arriveresti in tempo.
君は今直ぐ出発すれば、遅れずに到着するだろう(君が今すぐしゅっぱつするかどうかわからない、あるいは今すぐ出発しないことがわかっている)
Se fossi ricco, mi comprerei una villa.
もし私が金持ちだったら、別荘を買うのに(金持ちでないので買えない)

【2】 過去の事実に反する仮定に基づく条件文では一般に次のような構文が用いられる。

Se + 接続法大過去(条件節)、条件法過去(帰結節)
Se tu fossi partito subito, saresti arrivato in tempo.
君はすぐに出発していれば、遅れずに到着していただろうに(すぐに出発しなかったので遅れた)
Se avessi studiato di piu, avrei superato gli esami.
もしもっと勉強していれば、私は試験に合格していただろうに(勉強不足だったので合格できなかった)
口語的な表現として、se + 直接法半過去(条件節)、直接法半過去(帰結節)という構文もある。
Se partivi subito, arrivavi in tempo.
君は直ぐに出発していれば、遅れずに到着していただろうに。
Se ieri avessimo lavorato, oggi potremmo riposarci.