宇宙とつながること

タイトル、知らない人が見たらかなりびっくりしますよね。

先日書いたレイキの話ともつながるんですが。
レイキの伝授を受けたあとに、幼稚園の友人にそのことを話したのですが、その人はライヤーという楽器を習っていて（ライヤーは「千と千尋の神隠し」で木村弓さんが弾いていた楽器です）、そのときの話をしてくれました。
先生とのレッスンのとき、まず最初に手を上ににあげて宇宙のエネルギーを受け取ってから、ポロロ～ンと弾くのだそうですが、ほんとに何もしないときと音が全然！違うのだそうです（・・・とここまで書いて、たぶん読んで自分だと心当たりがある方。勝手に書いてごめんね）。

そして、同時に思い出したのが、『ねっこぼっこ』という絵本の訳者あとがきに書いてあった話です。

「私たちの身近なところで感じとれる季節の変化には、太陽や星の運行の法則が映し出されています。自然界の現象が大きな宇宙の動きとつながっている、と考えると、私たちの心もゆったりと広がります。」

この文を読んだとき、そうか、今自分が感じている自然は宇宙の動きとつながっているんだと思い知らされたといいますか・・・、自分もその中にいるんだなあと。
だから宇宙とつながることって、特別なことでも不思議なことでもないのかなとも思いました。
つながる意識は普段はもっていませんが、その中に自分はいて、つながろうと思ったら、様々な方法でつながることができるものなのでしょうね。レイキや音楽や他のさまざまな方法で。
宇宙とつながることで、自分の持っている力がよりよく発揮できるものなのかもしれません。

話は変わりますが、母ががんだとわかっても、私はしばらくの間全然実感が湧かなくて、そして母の苦悩を本当の意味でわかることができませんでした。

そのあと、私も自分の体が気になったのですぐ婦人科検診を受けたのですが、子宮は問題なさそうだけれど、右の卵巣が腫れているので、念のため腫瘍マーカーの検査をしましょうといわれ、採血をすることになりました。
もしかしたら便かもしれないけれど、卵巣のう腫の可能性もあるので、１週間後に再検査を・・・と言われ、正直ショックでした。
それで、自分も病気かもしれない、という状態になって、やっと母の気持ちがわかったのでした。死ぬかもしれない病気が自分の体に見つかってきっともっと怖かったのだろうな、と。

でも、このとき、私も母の気持ちに沿うことができてよかったなあとも思えたんです。親子でもなかなか自分のことのように置き換えられないものだなあ・・・と。

母も一時期パニックになってしまいましたが、周りの友人に助けられて、もう普段の母に戻っています。
母も病気になり、周りの人がこんないい人ばかりだったとわかったと言っています。そして、同じく病気のお友達がいるので、自分も何かできることがあったら助けてあげようと思ったそうです。

レイキの先生も、病気はその人の気づきのきっかけになるものでもある、とおっしゃっていました。
母にとっては、もう充分働いたから身体を休めることと、周りの人に支えられていることに気づくきっかけになったのだと思います。

そして、私も、再検査では初回６センチの大きさだったのが４センチに小さくなり、腫瘍マーカーの数値にも問題はなかったので、また３ヵ月後に診てみましょう、ということになりました。たぶん、ストレスがたまっていたからではないのかなあと自分では思うのですが。