2日目は平和記念公園と広島城へ
ちょうどこの日から平和記念公園ではフラワーフェスティバルが開催されたので、人出が多くなることを見込み、こちらから
路面電車を降りると原爆ドームがすぐ目の前で、その姿に圧倒され、何とも形容しがたい気持ちに襲われます。
画面左にある橋が『相生橋』。
原爆投下時に目標となった橋だそうです。
建物は保存のため修復も行われているので、まるでそのままではないでしょうが、瓦礫もそのままになっていました。
献花台から見た原爆ドーム
今回広島に行きたいと言ったのは母だったのですが、ずっと以前から「日本人として一度は言っておきたい」と言っていたものがようやく実現した旅行でした。
GWとフェスティバルも重なり、人は多かったのでしょうが、資料館も人がたくさんでした。
一人でも多くの人が足を運べるようにでしょうか、観覧券はたったの50円。
遺留品や焼け野原になった街の写真、被害にあった方の写真と共に、”黒い雨”の染みが残る壁や、爆風で割れたガラスが突き刺さった箪笥や壁も展示されていました。
また、熱線の強烈さを物語るものとして、解けてしまったガラス瓶や食器類、黒焦げになったご飯の入ったお弁当箱なども展示されていました。
これはまったく個人的な考えなのですが、おそらく戦争というものはなくならないのだと思います。
大量殺人が可能な兵器が生まれる前から争いというものはあり、殺し合いはあったのですから。
でも、それがもたらすものが何なのか、そのために未来を奪われた人と、大切な人を失った人が一生味わわなければいけない苦しみ・悲しみを考え続けなければいけないのだと思います。
平和記念公園のバラ
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