伊勢志摩つれづれ

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槙垣のある町・国府

2022-06-21 19:40:09 | 写真と観光・伊勢志摩の風景

国府は太平洋に面した集落 天正年間(1573年 - 1593年)に浄土真宗の布教のために訪れた僧の道念が

南北方向に幅2間半(≒4.5 m)の主要道を敷き これに平行する2本の世古(路地)と直交する16本の世古を整え 各戸は四方を高い槙垣で囲った

この槙垣は 火災 台風 暴風水害 塩害 高波 浜砂の飛散 冬の 北西の季節風など 災害に役立っている

安政東海地震(1854年)で津波に襲われたが 槙垣で

被害は軽微で 死者は無く また 火災では 延焼を防げたらしい 



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2 コメント

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tadaox さん (伊勢志摩つれづれ)
2022-06-22 13:50:34
僧侶は 当時最高の知識人だったのでしょうね
あちこちに 井戸をはじめ 人々に即役立つ いろいろなものが残されています  
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現在でも機能している (tadaox)
2022-06-22 12:17:31
僧の道念さん、幅広い知識をお持ちだったんですね。
空海なども行く先々で土木工学的業績を残していますが、当時の僧侶はそうした役割を担っていたんですね。
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