志摩から 伊勢に出るには 昔 山超えの 逢坂峠を越えなければならなかった
山越えを前に 屋建ての茶屋で ここで一服した
茶屋は跡だけを残しているが オオシマサクラは 今も咲き続ける
樹齢は 400年近くになるという
写真は 3月25日の状況で 今週央には 優雅に満開となるだろう
明日から 4~5日 休載します
志摩から 伊勢に出るには 昔 山超えの 逢坂峠を越えなければならなかった
山越えを前に 屋建ての茶屋で ここで一服した
茶屋は跡だけを残しているが オオシマサクラは 今も咲き続ける
樹齢は 400年近くになるという
写真は 3月25日の状況で 今週央には 優雅に満開となるだろう
明日から 4~5日 休載します
横山の桜は 元来早咲きの陽光桜であるが
今年は さくら全体開花が遅れ 早咲き 遅咲きの桜が
ほぼ 同じころに 追うように咲いてきた
陽光桜は大2次世界大戦のとき 学校の教員だった高岡正明先生が
戦死した生徒の冥福を祈り 戦後各地へ桜を贈ることを思い立ち
強い桜の作出に取り組み 25年の試行錯誤の末
寒さにソメイヨシノ系のアマギヨシノと
暑さに強い寒緋桜を交配させ誕生した桜です
陽光桜と菜花のコラボ
この桜は 50数年前 1人の女性 河原富美さんが
旅行で身延山へ行ったとき 美しい枝垂れ桜と出会い
苗を買って 育てた桜です
初めは 屋敷うちに 植えていたが 数年たつと
樹は大きく成り お寺には 桜の大樹が多いことから
近くの 長傳寺に依頼し 墓地へ移植をしそうです
樹高8m キノコのように広がった枝回りは10mに及び
有志で桜祭りを企画 山原長寿桜と命名し 看板を作り
富美さんには 内緒で この27日
招待し驚かそうとの算段だったが
この日を待たずに 3月初め101歳でよみ(黄泉)へ旅立たれ 残念がっていた
環境の良い長傳寺は 評判が良く
遠来から訪れる人が多い
生家を継いでいると生活ができなく
墓地を持たない派は ますます増え
樹木葬の需要は 多くなるでしょう
私の知り合いも 2人は ここで樹木葬で眠る