伊勢志摩つれづれ

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自叙伝・長男の誕生(1)

2020-08-09 16:23:14 | 写真と観光・伊勢志摩の風景
(花は ムクゲ)
昭和40年3月 待望の長男が誕生した
人により 早産 遅産があるが
その頃の産科は 出産予定日になると 注射で出産させ       
それが近代産科のような 風潮があった 

生まれた長男は 力強いオギャの声も聞こえないほどで
皮膚が完全では無く 体液で産着はカバカバになり
仮死状態にもなった 前代未聞のアレルギーであった
更に 喘息が加わり 奈落の底に落とされた

特に夜は 喘息が酷く 夏も冬も抱いて
外を1時間ほど歩き回ると 落ち付き
眠ると また起こるの繰り返し
4~5才になると 単車に乗せ 夜風に当たるなど
親も子も地獄の毎日

この子は 生まれて良かったのだろうか?
子を殺すことができても 自分が本当に
自殺できるのだろうかと 父子心中を何回も何回も考えた
もし 自分が死ねなかったとき 生涯罪を償い
家庭は崩壊すると自問自答を繰り返した

小3の時 行政から喘息の病院が見つかり 
6年生になるまで入院
雪の日も寒い日も短パンで朝夕2㎞ほどのランニング 
喘息が酷くとも 歩いて回わらねばならなかった
面会日は 月1度 

6年生の時 病院が廃止になり 自宅へ戻ったが
やや改善されたが 中高生の時は やはり夜中の病院に駆け込んだ
岐阜の大学 大学院の時は 
志摩から岐阜と 津の病院から岐阜へ送り
志摩へ戻ることは数え切らないほど繰り返した
つづく・・・


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