水田も約8Haほど作っている農家なんですが、春先の籾蒔き作業がかなり大変です。
ついで田植えもそこそこ大変で、やっとのんびり出来る今、色々準備しようということで・・・
水田防除用にドローンの導入を本気で考えてみました!
この機体はマゼックスさんで売っている「飛助・液状農薬散布器仕様」です。
似た感じの農薬散布ドローンが結構出回っているのですが、
色々調べてみるとここの機体と散布器がかなりずば抜けて優秀でした。
↓コチラは丸山製作所でつい最近売り出した「MMC940AC スカイマスター」という機体ですが
比較する部分は、「散布器の性能」「飛行安定性」「お値段」etc・・・色々有りますが値段は飛助がおおよそ40万円ぐらいで運用出来るのに対して、スカイマスターは240万ぐらい必要になるみたいです。
事業として運用出来るスカイマスター、対して個人の使用で想定された飛助という明確な区分けは大前提として有るのですがあらかじめ散布する範囲やルートを読み込ませることで、高度なロボット技術を享受出来るのは飛助の方だったりします。
あとはおおよそ互角で、ある作業に関しては飛助にしか出来ない事も有り、自分が導入するなら圧倒的に飛助に軍配が上がりますなぁ。
動画→https://www.youtube.com/watch?v=pa5-szzNOPY
動画でも判るんですが、他の似た機体と比べるとモーター音・ペラの風切り音が異常に静かで、安定性が段違いなのが観てとれます。
これは高価なフライトコントローラーを使用している事が要因だそうで、おっさんにも優しい機体のようです。
欲しいわ~
追記
ちなみに、DJIもこういったドローンを作っていて、日本でも登録されました。Agras MG-1
おそらくフライトコントローラーがDJI A3という世界一との触れ込みの物で、あとマイクロ波レーダーで地上から一定の高さで飛行出来るため、段々畑や傾斜地などでも操縦者の負担が少なく正確に農薬散布できるでしょう。
予想価格は180万程となっており、マルヤマのスカイマスターは苦戦する予感がします。
7月28日追記
某巨大掲示板の農林に書き込んだ記事の抜粋を載せておきます。
今、マゼックスに付いてる液体用のポンプはアマゾンでも扱ってるこれ↓
実際の使用例↓
スカイワークの「 液体農薬散布ドローン SKY1050L」もまったく同じポンプ使ってるようだ↓
安かったから研究用に一個買って、実際どんなポンプなのか試してみることに・・・
丸山の古い背負い動噴をばらして、ホームセンターで売ってる20L水携行タンクを固定して電動背負動噴作って田んぼを歩いてみた↓
吐出圧力は0.85MPaとなってるけど、リミッタースイッチに細工して多分1.0MPa程度まで上がってるみたい
使用するバッテリーはこれ↓
ヤマホの一般的な2頭噴口で2L/分くらいの吐出量で約50分・100Lを噴霧出来た
ちなみにこの自家製電動背負動噴は重さ6kgでエンジン背負動噴11kgよりはかなり軽い↓
一般的な2.5Mpaまで上がる動噴との比較画像↓