最近上げた記事↓
【緊急時に役立つ折りたたみ発射器】FBL特供、1秒で変形する折りたたみデバイス。軍工級素材で強度20倍、使用寿命100年! ←について考える回
のその後のお話。
遂にリアルな方のおもちゃ銃が届きました
梱包は相変わらずの中華クォリティーで、手品道具?魔術なんたらと書いた送り状が貼ってありました。
なんか無茶苦茶軽い・・・プラなのか?と期待半分、ガッカリ感半分で3重のプチプチシートを毟っていくと
ガーン! ・・小さなこれが箱無しで出てきました。
小さすぎるだろオマエッ! でも金属製か~
ちなみに大きさが良く判る普通サイズの銃と並べてみた画像
※上はHk45で下はDESERT EAGLE
これね、折り畳んでみたらこうなっちゃいましたよ
DEのグリップとピッタリ同じっすわ
多分、この総金属モデルの方は少なくとも日本のブロガーやチューバーで取り上げた方は居ないようなので
チョコッと深堀してみます。
まずはシリンダーの取り外し&弾の形状の図
赤い・・・
3倍速く見えました。どうしてかは知りませんが
1:薬莢内のバネを弾を押し込みチャージングして、奥まで押すとカチッとラッチが利いて固定される。
2:発射時は撃針(藁)がセンターの赤いプライマリープラグ状の部分を押し込み、ラッチが解放され弾が飛び出る。
※ 判りやすく言えば「黒ひげ危機一髪」と同じです。
以上、基本的なメカニズムはyoutube等で大々的に宣伝してたプラスチックのおもちゃと同じだと思われますが、弾丸の形状・薬莢の質感が違うようです。
さて、性能とやらを見せてもらう事にしましょう。
弾丸部分の重量は約0.2gでしたので、数値を合わせて初速計測
安定はしていないものの、おおよそ20m/sってところでしょうか?
注目のジュールは?サバゲーの基準を超えないのかっ!
おー・・・0.03Jouleっすわ。まあね、しってた
しかし、これでも銃は銃なので幼子に銃口管理とか銃の恐ろしさとかその他もろもろを教える良い教材となるでしょう!
いっぽう、本体側の構造に目を向けると、
材質は亜鉛合金ダイカストに銅メッキ→クロームメッキのようですよ♪塗装じゃなくてよかった~
パーテーションラインは大方削って有りましたが、引き金とハンマーのすべり止め部分はメチャばり残りだったので、ダイヤ砥石で修正。
しかしこれをやるとメッキ層が剥げてしまう為、あまり拘らない方が良い部分でしょうね。
で、メカニズムに目を向けると・・・実銃とは多分全く違った動きをすると思われるこの部分
ハンマーをコッキングする度、シリンダーが時計回りに回転するのは実銃も同じですがその回転をどうシリンダーに伝えるか?
このモデルでは銃側のシリンダー受けに飛び出した5角形の軸が、シリンダー側の5角形の穴にぴったり嵌って回してました。
ちょっとビックリです。
実銃(標準的な)リボルバーだと、以下のような構造です。
コルトのSAAの時代から今日に至るまで大体こんな感じ。
リボルバーの中にはハンドというシリンダーを回転させるパーツや、その回転しているシリンダーを定位置でストップさせるためのシリンダーストップ(ボルト)というパーツがあります。
これはカートリッジの装填された重いシリンダーの力が思いっきりかかる部分なので磨耗したり壊れてしまうことはあります。
※月刊アームズマガジンより抜粋
おもちゃなので、説明文で言うところの水色の部品シリンダーストップは存在しません。
なのでコッキング中でもシリンダーは結構遊びが有り、気分的にモヤモヤ( ^ω^)・・・
まあおもちゃなので割り切って考えときましょ