昨年末より、悪性リンパ腫の治療が始まり、短期入院・定期的な抗癌剤投与と
生活環境が大きく変わりました。
その為更新がままならなくなり、記事のその後を書き加えることが出来なかったんですが、
だいたいペース配分?が掴めたのでやっと記事更新できます
PIAAさんより代替え品が1月の中頃届き、点灯確認後に前の商品は返品済み。
病気の治療サイクルが21日周期で、自由に外を出歩けるタイミングが限られているため、
装着していたP9との交換が中々出来ず、どれぐらい変わったのか?確認できないまま来ましたが
ようやく先日交換したので、プレビューします。
代替品としてワンオフで作成されたLEH121の素子取付け部分ですが、見事にセンターに収まってます♪
比較用に交換前の画像も貼っておきます。
素子のサイズが3.5mm×3.5mと極小さい物なので、こうやって寄った写真でかろうじて判る程度のズレですが
装着後の照射範囲が結構目に見える程度には影響が出ます。
ちなみに、この↑写真で言うと右方向に偏っているのですが、更に上方向(焦点に関連)にも偏っています。
装着時には素子がセンターより上に、更に前へ偏った位置に在ることになり、さまざまな不具合が起きてしまう…
まずは以前の壁ドン画像↓
過去記事からそのまま添付ですので、目新しい写真ではありませんが不具合のある状態になります。
左は比較的にまともな状態のバルブだったため、焦点は合ってるし高さも及第点?かな。
で、右がダメダメで高さ・焦点ともずれてました。
この状態で道を走ると
遠くを照らさず、手前のみ明るい感じで、安心して高速を走れませんでした。
で、先ほど撮影した代替品の壁ドンがコチラ↓
大よそ同じ条件で撮影しましたが、要はプロ目の擦れ違い灯のカットオフライン境界線とハイビームの照射範囲の位置関係の変化。
以前に比べすれ違い灯のカットオフラインの上にビームの中心が少し出ています。
で、焦点も多分これ以上は望めないほど合ってる様子。合格です
語弊の無いように一応書いておきますが、車種によってはハイビームと擦れ違い灯をそれぞれ光軸調整出来る構造のものもあります。
単に、うちのブレイドに関しては両方とも一緒に動く構造だったため、不具合の解消がとても困難という事で、
PIAAさんに詳しく事情を説明して特殊な例という事で対処していただきました。
※↓ブレイドの光軸調整の説明図
実際走ってみた感想を言いますと、良くも悪くもそれまで付けていたP9が明るすぎた所為で、
しょぼくなった感じしかしません
しかし、このLEH121の持ち味である「超極薄基板!だから、光りをロスなく路面に照射できる」が、なるほど、こういうことか!と実感できました。
具体的に言えば200~300m先の道路上に居るエゾシカが見えるという感じですかね。
P9だと、光りがワイドに広がり相対的に遠くが暗く感じてましたので、この辺に設計思想の差が有るようです。
こういう感じも良いと思いました。