ごく一部を抜粋しています。元ブログをぜひ!お読みください。
起きたことは、事実起きているのです。
そこに(起きたことに)どういう意味をつけるかで、起きたことがあなたの
現実に関わって来るのです。
たとえば、みんなにリンゴをひとつずつ配るとします。
リンゴをもらったというのは事実です。
みんながひとつずつリンゴを持っている・・というだけです。
事実だけでは何も起きません。
リンゴを持っている人がたくさんいるだけです。
そのリンゴをどうするか、どう見るかで人それぞれの現実が変わってきます。
リンゴが好きですぐに食べようとする人もいるでしょう。
そのままかじりつく人もいるし、包丁で皮をむいて芯をとって8つに切って食べる人もいるでしょう。
赤いリンゴじゃなくて、青いリンゴの方が好きなのになぁ~って思う人もいるでしょう。
そのリンゴを絵に描いてから食べようと思う人もいると思います。
リンゴが嫌いだからといって、捨ててしまう人もいます。
あの人がリンゴが好きだから、持っていってあげようと思う人もいるかもしれません。
ジュースにする人もいるかもしれません。
ひとつの同じリンゴであっても、それぞれのストーリーが出来ます。
出来事は出来事にすぎないのです。
どのようなストーリーを持たせるかで、その人の次の行動が決まってきます。
ストーリーが決まれば、そのストーリー通りに動きますので、現実がそうなるのです。
起きたこと(事実)には何もパワーは無いのです。
そこにあなたの思考がストーリーをつくることで現実を動かすパワーが出来るのです。
同じリンゴを手にしても、それぞれ個々の現実はまったく違うものになるということです。
だからいろんな体験をすることが出来て
いろんな人がいろんな経験をするから、とても面白い社会が出来るのです。
正しいリンゴの食べ方、使い方などないのです。
それぞれのリンゴの使い方、食べ方をお互い尊重し、大切にしてください。
せっかくもらったものを食べないなんて失礼じゃないですか、ちゃんと食べなさい・・
などと干渉する必要はないのです。
皮をむいて食べなさい、お皿に入れて食べなさい・・などと指図する権利など誰も
持っていないのです。
起きたことにどういうストーリーをつけるか・・それはあなたの自由であり、
そのストーリーがあなたの現実を動かしていくことを理解してください。