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2016年、世界不況とその混乱、ただし日本は違った展開に(M愛151225)

2015-12-27 | 覚書

マドモアゼル・愛公式サイトさんより

http://www.love-ai.com/diary/diary.cgi

来年起こること       2015年12月25日(FRI)

 

2016年のハイライトは何か、と問われたら、世界不況とその混乱。ただし、日本は違った展開に。というのが私の予測です。

この年の瀬も押し迫ったとき、アメリカは金融政策を変更しました。ほぼゼロ金利だったものを0.25-0.5パーセントにアップしたわけです。

いよいよアメリカがゼロ金利政策から脱出を試みるという世紀の展開、と言ってもよいでしょう。

0.5パーセント、、、なんていうと、何だ大したことないじゃない、、、という印象を持たれる方も多いと思います。

しかしそうではないのです。これまでのゼロ金利、、せいぜい0.1パーセントだった金利が0.5になるということは、金利負担が突然5倍に膨れ上がることなんです。

金利上昇の危機は、このように上がり初めてに顕著です。3パーセントだったものが4パーセントになるよりも、危険度が高くなります。

イエレンは来年はさらに4回金利を上昇させると言ってますので、来年もしかして1パーセントや2パーセントにでももしなったら、金利負担は10倍、20倍となるわけです。

景気がよくて、景気の過剰を冷やすための冷やし玉としての金利上昇なら耐えられるでしょうが、このところの資源価格低迷での金利上昇です。

途上国はどこも資源価格高騰でもってきた面が大きいのです。資源価格がこのまま高止まりする、、、という安心感の中で、先進国の金融勢力は一斉に途上国に資金を投下し、突然の好景気を演出していました。

多くの債権が売られ、そのどれもが、途上国の未来を夢見た内容。こぞって石油開発に関係した債権、資源に関係した債権を金融商品として売りさばいたわけです。

しかし、石油に見られるように、資源価格は暴落。そうした背景の中での金利上昇とは、一体何を意味するのでしょうか。

答えはデフォルトです。来年は途上国でばら撒かれた資金の回収に耐え切れないデフォルトが至るところできっと起こります

中南米はとくに危険で、ブラジル、ペルー コロンビア、アルゼンチン。先進国が貸し付けた債権がデフォルトとなり、回収不可能なものがかなり出てくるのではないでしょうか。

債権回収がダメなら、次に損害を被るのは先進国の銀行です。こちらもアウトになりかねない。その連鎖が2016年のどこかで見られるはずです。

なぜ、アメリカはそうなることがわかっていて金利を上げて資金回収を図ったのでしょうか。

これまでの金融や経済、軍事をめぐる状況が変化したためではないでしょうか。

アメリカは世界の警察官をやめたというのは、今となってはうなづけますが、アメリカはケンタッキーの我が家に戻ろうとしているのだと思います。

小さな国家、つつましい生活、みえをはらない生き方に、急速に変化しだしたと見ています。

それでもトランプ氏が大統領になるようなことにでもなれば、そうはならないかもしれませんが、大きな流れはケンタッキーの我が家に向いていると思われます。

時代の変化を悟って、どこも内向きの政策に変更していくのです。金融ビッグバンや世界を相手にした詐欺まがいの金融政策は終わり実物経済に見合った金融へと急速にシフトしだすことでしょう。

それが、今回の金利上昇の決断そのものだと思うのです。

中国に期待する向きもありますが、私は一度もそう思ったことはありません。あまりに拝金主義が強い点と、急速に発展した社会インフラ。

ビルの山、道路の山、ものすごい近代化。そんなお金が中国のどこにもともとあったのでしょうか。海外からの資金投下があったからに決まっています。

そのほとんどが、中国の輸出が低下した際には、突如不良債権と化す、そういう形の発展だったのです。

自前のお金ではない形での社会インフラの急速な整備は、いったん歯車が逆に回り出したら、もろくも崩れ出すことになるでしょう。

ドル金利がアップし、その金利負担に耐えられない、、、輸出が資源高で好調であればどうにかなるけど、そうではない。

金融勢力がアジアや南米の発展を右肩上がりに計算し、それを根拠に色々な債権を売り出したその付けが来年悲劇を迎えることになるでしょう。

アメリカ金利上昇はそうした流れのスイッチを押したことになるわけです。

世界が総量規制に入ったわけで、借金で運転していた国はやられて生きます。

最後はアメリカ本体もそぎ落とされるようにして弱体化するでしょうが、アメリカにお金を貢いでいた国は日本です。

世界はすべて債務者日本は債権者という構図が突然目だってきて日本の時代のプロセスが開始されていくことになると思うのです。

詳細については、マドモアゼル・愛 希望の2016年を占う、、、を楽しみにお待ちください。来年一月の発売になりそうです。

灘を去る、縁起としての赤の麻製のふんどしパンツ。好評でして、残りわずかになっています。

(中略)

さて、ローソクストープの原理と作り方をお知らせする、、、と前回語りましたので、下記に動画でアップさせていただきました。どうぞご覧ください。

https://www.youtube.com/embed/ru3HBD2ByFs


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