おこわだんこ

先日職場で、おこわだんこの話題が出たら、急に食べたくなった。

おこわだんこを初めて食べたのはもう25～6年前のことだろうか。

外科整形病棟に入院していた患者さんが退院の時、食べてくださいと沢山のおこわだんごを下さった。

聞けば旅館をやっている直ぐ近くの和菓子やさんのものとか。

甘いあんこのだんごがお醤油味の餅米にくるまってる。食べたときの不思議な感じを今も覚えている。

其から年月が経ち、山の戻りに立ち寄ったことも有ったけれど、売りきれていたりでなかなか食べることが出来なかった

週末泊まった温泉宿の直ぐの所にお店が有るのは知っていたので早速チェックイン前に予約しておいた。出来立てが美味しいに決まってる。

チェックアウト後取りに行き、お店でお喋りしておこわだんごの話をしていたところ・・・偶然、あんこを買いに来た旅館の女将が話に加わる。

そして、あのおこわだんごを下さった御主人の奥さんだった。なんとも～

ここにもご縁があった。その節はお世話になったんですねと。。御主人は亡くなられていて京都で修行した息子さんが板前さんとして頑張っていると。

ぜひ家にも泊まりに来て下さい！と言いあんこを買いに来たのに長話していった

明るい女将さんだった。

又、ご縁が有るかもしれない。

しみじみとおこわだんごを食べている。