今や、アスリートでも芸能人でも、数多くのハーフが活躍しており、国際結婚はそれほど珍しいことではなくなりました。
日本人同士の結婚でも外国人との国際結婚でも、出会いから結婚に至るプロセスは同じですし、双方の家族同士のかかわりも、基本的にはそれほど大きな違いはありません。
しかし、国が違うわけですから、双方の国の法律、制度、婚姻の手続きが異なる上に、宗教の問題や外国人パートナーの在留手続きなど、複雑な問題が関わってきます。
結婚後はどちらの国に住むのか、子供が生まれた場合の国籍や教育はどうするか、保険や年金といった社会保障はどうするか、互いの親の面倒を誰が見るのか、さらには、宗教の改宗の問題等々、国、文化、習慣の違う背景で育った者同士が、同じ屋根の下で生活していく上で解決しなければならない問題は山積しております。
また、場合によっては、離婚する場合もあることを頭に入れて置く必要があります。
このように、国際結婚は、日本人同士の結婚では、考える必要がない複雑な手続きや制度の違いを克服していかなければなりませんので、互いにサポートしていくことが特に大切となりますので、よく話し合い互いに理解し合いながら進めていくことが、特に重要なことなのです。