星の上の馬鹿者

これは放浪記です。いろんなところに行っています。

過去の産物を見返して、サウナに行って

2022-02-04 21:03:27 | 日記

24

 

昨日、初めて自分の日記を読み返しました。どうせつまんねえものなんだから読み直したってしょうがねえんだこんな代物、と今まで後ろを振り返らないスタイルを貫き通していたのですが、ふと気まぐれに、なんの躊躇いもなく読み返してしまったのです。

それも一番目の投稿から順番に、です。こういうのって、勢いで書いてしまったものなんかは冷静な時にうっかり読み返してしまって、ああ恥ずかしいと枕に顔を埋めたくなるものだと思っていたのですが、案外読めてしまってびっくりしています。

なんというか、照れ臭くない文章として捉えることができまして、一体どういうことなのかしらと首を左右に傾けながら、まるでやじろべえみたいに、いやそんなことはしていないのですが・・・。

それに、意外と自分の文章って読みやすいんだなと感じました。どうせ大した個性もない、読み進めるのが苦痛でしかないものだと信じきっていたのが、逆に恥ずかしいです。あれですかね敬語ってやはり柔らかい印象を受けるもので、それがなおさらこのブログの取っ組みやすさに拍車をかけているように思えてなりません。

よかったですタメ口にしなくて。

そんなこんなで本日は金曜日です。5勤務の疲れを癒そうと、仕事終わりに早々心斎橋にある銭湯へといきました。大量に肌に塗りつけるためのニベアとちっちゃなスポーツタオルをファミリマートで買って、いざ店へと向かいます。

銭湯は御堂筋のすぐそばにありまして、華やかなOPAPARCOが堂々としている裏手の方で、爺さん婆さんが経営しているようです。

全体的に昭和な雰囲気を曝け出している受付でお金を払って、私は背中や腕に刺青を施した方々たちに囲まれながら、サウナや水風呂、電気風呂をこれでもかと堪能してまいりました。風呂上がりにはすっかり自律神経が整ってしまいまして、部屋にいる今の私は完全な腑抜け野郎です。

さらには最寄駅の近くの吉野家で、生姜焼き豚丼の大盛りと豚汁にがっついてしまったので、もう寝る以外にすることがあるのなら教えてほしい、と考えた時、ああブログ書かなきゃ・・・となりました。

しかしそれは悲観的な強迫観念に基づく思考ではありません。私はこのブログを書いているとき、というか今までの人生でたくさん文章を書いてきた中で、文章というのは書いている時が一番楽しくて、後で読み返すと嫌悪感しか湧かないものだと、最初から決めつけていたのです。

そのどこで拾ったのかもわからない固定概念に縛り付けられた無自覚の呪いから、今日無事に解き放たれたわけです。

私は今まで書く楽しさに縋ることしかなかったのですが、あとで読み返す楽しさも求めていく、そんなやる気を伴うことになりました。この文章も、今書いているときはまあこんなもんだろ、と軽んじているしかないのですが、この先また私が一ヶ月ごとくらいに読み返して、相変わらずよくわからんこと書いているなと、そんな具合に読むことができたらなと、未来への投資のようなものでございます。

とりあえずデカフェ飲んで寝ます。おやすみなさい。