2017/11/08(水)
グラナダの朝も冷え込んできた。
朝の通学、身が引き締まりますぅー。
授業4日目、ちょっと内容がハードになってきた。
昨日 私達とレベルが合わないから、クラス2へ旅立って行ったウクライナ人のアリナが、今日は私達のクラス1に戻ってきた。
「クラス1と2のレベルは大差があって、クラス2じゃついて行けなかったわ。」
口をとんがらせ、ウクライナ人のアリナは言った。
アリナは色白で、キュッ上を向いた丸いお鼻が可愛い、ムチムチ・パツパツの23歳。
その鼻っ柱の強そうなお鼻のアリナは、先生の出す質問に誰よりも早く答えてしまい、他の生徒の口を封じる優等生。
今日の授業も国名をお勉強をします。
今日は国プラス、クラスメイトの出身国を大陸別に分類した。
ウクライナのアリナはヨーロッパ。
アメリカのクリスはアメリカ。
日本人の私はアジア。
で、サウジアラビアのフィラスと、パレスチナの2人のモハンマは 。。。。。
あれ? どこ? アフリカ?
違った! 私と同じアジアだった~!
そう学生時代に学んだはずなのに、アラビアンはアジアではない!と勝手に世界地図を歪めていた
年を取ると段々思い込みが激しくなる。
そして次は自己紹介での職業の勉強。
私はウエイトレス。
アリナとクリスは学生。
パレスチナ人のモハンマは2人いますが、メガネのモハンマは歯科医で、ギョロ目のモハンマは経営コンサルタント。
それに サウジアラビアのフィラスも経営コンサルタントをやってたらしい。
私にすれば、「何がコンサルタントやねん?」ってな若僧くん・・・。
経営コンサルタントに歯科医?! ほんまかいな・・・とつぶやく日本人 (ーー;)
そんな若僧たちだけど、全員英語がペラペラ。
休み時間などは生徒の共通語として英語で会話。
授業中 スペイン語が理解できない時は英語で生徒同士助け合う仲良しで、カタコト英語の私は肩身が狭い (*´Д`)
それに能力的にスタートラインは同じだったはずのアジア組(サウジアラビア・パレスチナ&私の4人)だったけど、
4日目にしてなんだか私が出遅れてる気がする
親子程ほどの年齢差。
早くも習得スピードの違いを感じてきた
ヤバイ・・・
学校の帰り道、今日もいつものミニスーパーで調達。
命の水と、サンドウィッチの材料。
今回の目的は語学留学! 苦学生なので外食や買い食いは控えます ^^;
スライスされたハムとチーズとパンを買い、今日からのランチはサンドウィッチで節約だ!
と意気込んだ。
なのに しょっぱなから忍び寄る 誘惑。
買い物を終え帰宅したら、ホストファミリーはランチ中。
「食べるぅ~?」と、聞かれると、
「食べる!」と答えてしまう。
だって殆ど毎日、冷たい物しか食べてないんだも-ん。
予定のサンドウィッチは明日に延期して、ソレ食べますぅ~♪
サメのスープとパン
マズそうでしょー?
でも ウマかった
ニンニクが効いてる温かいスープは、色こそ悪いが味はいい
しかし・・・いかにも鍋の底の残りもん。ちゅー感じなのに、ちゃっかり請求される10€。
「高いんちゃうのぉ~?」って言葉は、美味しいスープと一緒に飲み込みました。
そして夜は夜で、またまた誘われた。
冷凍コロッケと、
ほうれん草のガーリッククリーム。
ほうれん草の洋風煮浸し。とでも言いましょうか?
離乳食の様にクタクタ・ダラダラ・ネロネロ・ズルズルだけど、みじん切りのガーリックをアクセントに ウマイ!
しかも!
これは 無料 だった~!!
お返しに、私の取っておきのミニトマトを提供した。
無料の理由を察するところ、13歳の息子が・・・
カップ麺を食べて、親の作った夕飯を食べなかったから 料理が余ってしまったのだ ^^;
この13歳の息子は偏食か激しく、育ち盛りなのに出された料理を大量に残す。
食べ残した大量の料理は母親が食べるわけでもなく、保存しておくわけでもなく、惜しげもなく全てゴミ箱!
貧乏性の私はそれを見るたび、喉からビロビロと手が出てきて悲しかった。
「勿体ない」の言葉を教えてあげたかったけど、訳すのが面倒なので ただゴミ箱を眺めていた。
ホストファミリーと過ごす楽しいデイナータイムを終え、
12℃の自分の部屋に帰り、
酒のつまみに予習した。
授業中 問題を理解するのに苦労する ^^;
クラスメイトのみんなより、私の解答が遅くなった。
さっさと答えられるよう問題を和訳しておこう。
でも先生の出題はランダムなので、どの問題を和訳すればいいか分からない。
熟年留学はツライなぁ。
[ 熟年留学@スペイン その11に続く ]
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